奥浜レイラさん Special Interview

フェスラバー奥浜レイラが聴き比べるライブやフェスの“ベスポジサウンド”

ZEDDからDirty Projectorsまで聴き比べ!
―― 今回聴き比べるのはオーディオテクニカの「LS」シリーズ。「ATH-LS400」、「ATH-LS300」、「ATH-LS200」、「ATH-LS70」、「ATH-LS50」という5つのタイプが用意されています。 オーディオテクニカさんにそれぞれの特徴などご説明いただきましょう。
「ATH-LS400」、「ATH-LS300」、「ATH-LS200」には、”バランスド・アーマチュア(BA)型”という、アーティストがステージ上で音声や楽器の音を聴く際に使用されるイヤモニと同じ駆動方式のドライバーユニットが入っています。「ATH-LS70」と「ATH-LS50」は”ダイナミック型”といって、市場の多くのヘッドホン、イヤホン、スピーカーなどがこの駆動方式を採用しており、多用途な音作りが出来るドライバーユニットです。 一般的なイヤホンの多くはダイナミック型ですが、コンシューマーリスニング用としてBA型も人気です。
BA型は、「繊細な表現」「解像度の高さ」などに特徴があり、一方のダイナミック型はより「力強い低域」「自然な空間表現」が特徴です。 駆動方式は異なる二つですが、音づくりのコンセプトは共通。「ライブやフェスのベストポジションで聴いているかのような音」を目指しています。
なるほど、あのライブ会場PA前の三角地帯、ですね!
ええ、まさに(笑)。 いずれも聴いていて楽しくなる “ライブチューニング”というような色づけのしっかりしたメリハリのある音作りになっているので、聴いていても疲れないですし「ずっと聴いていたい」と思っていただけるような音になっているんじゃないかと思います。 価格帯も非常に幅広いのですが、各シリーズで音の好みも変わってきますので、比較してお気に入りのものを見つけていただければと。
それぞれにオススメのジャンルなどはありますか?
好みにもよりますが、電子音がはっきり聴こえるような楽曲の場合はそれぞれの音の分離感があると迫力が出るのでBAドライバーを4つ搭載(低域2発、中域と高域が各1発)している最上位機種の「ATH-LS400」がおすすめです。 また、どの機種も装着感を高めるために耳の中にフィットする形にして、低域を逃さないようになっています。
―― ではさっそく付けてみましょう。装着してみていかがですか?
ぐっと耳の中に収まって、かなりフィットしますね。 これってまさにライブステージでアーティストが使用するイヤモニのよう! まずは私のスマホのストリーミングで、Carole Kingのアコースティックなものをいくつか流して聴いてみましたけど…「ATH-LS50」の時点でもう耳元だけでなく、頭の中の空間でしっかり音が鳴っている感じがします。 流しているのはアナログ感のある音なんだけれど、輪郭がくっきりしている。 え、この「ATH-LS50」の段階でこれだったら、このあと一体どうなっちゃうんだろう?!
―― 今まで使っていたものと比べるとどうですか?
なんだか私、今まで耳の外側で聴いてたんだな、ってちょっと思いました。そもそもスマートフォンから出ている音がこんなに良いのか、とすでにびっくりしています。 次にダンス系ってことでJUSTICEの「Alakazam!」を聴いてみますね。(しばし堪能…)

シンセサイザーの高域の音の嫌味のなさがすごい! そして迫力のある低域… 最近のダンス系の音楽って80’s流行りなこともあって上のほうの音が聴こえるものが多い。 JUSTICEも、低音がっつりというよりきっとこのカラフルな高域を聴かせたかったのねと、これで聴いてすごくよくわかりました。

逆に、次は低音がっつりのZEDDとかにしてみましょうか。 ハイレゾ音源で「Addicted to a memory feat.Bahali」を聴かせていただきます。(しばし堪能…)

ちょっとニヤニヤしちゃいます…これだけ密閉されてると、もっと集中して耳元に来るのかと思っていたら、違いました。 すごく音の良い映画館のような、周りから音が回って耳に入ってくる環境のよう。 耳へダイレクトに、ではなく音の周りに“空間”がある感じがするんです。 これは絶対、ずっと聴いていて嫌にならないし、自分の周りを“音楽が包んでくれている感じ”がする…。 これで、自分のスマートフォンで同じ曲を聴き比べてみてもよいですか?(しばし堪能…)
うわ、楽しい! 空間の面で、ハイレゾ音源よりも自分に近づいた感じはしますけど、周りに世界があって鳴る感じはそのまま。 私は、意外とZEDDのような音だったら、このスマートフォンの音源で聴くほうが踊りたくなる感じが強いかもしれない! くっきりはっきり、近い感じがします。