menu_arr
menu
menu_arr
menu_sp
Features
realistic innovation
7N-Class D.U.C.C.
7N-Class D.U.C.C.
「7N-Class D.U.C.C.※1」とは、特殊レベルで品質管理された原料・製法で製造される世界最高水準の7Nクラス高純度銅を使用した、ハイエンドオーディオケーブル専用の高純度銅導体です。 従来のオーディオケーブルに使用されていた高純度(6N)導体は、結晶粒が粗大化※2されており、音質に悪影響を及ぼすと言われている伝送路上の結晶粒界(結晶と結晶の境界面)が少ないという特長がありました。 その後、導体の結晶配向性※3に着目した研究が行われた結果、オーディオ用として最適な結晶配向が得られる製造プロセスが確立されました。「純度」「結晶の大きさ」に加え、「結晶の配向性」も最適化し、従来の高純度導体と同等の結晶サイズを持ちながら、結晶の方向が最適に制御された高純度銅導体が誕生しました。
AT-RX280A、AT-RX280S、AT-RX5500A、AT-RX5500Sに搭載しています。
※1 Dia Ultra Crystallized Copper の略。
※2 銅の純度を極限まで高め、熱処理によって結晶粒を一般的な純銅の数十倍以上の大きさに成長させること。
※3 物体内で、結晶がランダムではなくある方位に優先的に向くこと。
「 D.U.C.C.」は三菱マテリアル株式会社の登録商標です。
7N-Class D.U.C.C.
ガラス繊維入りPBT充填中空ホットピン(PAT.)
ガラス繊維入りPBT充填中空ホットピン(PAT.)
ホットピンの不要振動を抑え音質を向上
AT-RX5500A AT-RX280A に搭載しています。
エアスペースインシュレーションシステム
AIR SPACE INSULATION SYSTEM
エアスペースインシュレーションシステム
電流がケーブルを流れることによって発生する微少な振動。これがクリアな音を濁す大きな原因の一つであることに着目し、ケーブルとしては世界初となる制振ハネナイト構造を採用したレグザットケーブル。その静かで力強い音色によってカーオーディオの新たな世界を切り拓いた、従来のインシュレーションシステムが更に“深化”しました。
オーディオテクニカが新開発した「AIR SPACE INSULATION SYSTEM」は、3種の制振材、ハイブラー、ハネナイト、ポリエステルエラストマーを螺旋状に組み合わせることにより、空気層絶縁を確保。誘電損失を低減、固有振動の抑制にも効果を発揮し、いかなるケーブルの追随をも許さない別次元なサウンドを実現しました。
このシステムはAT-RX280Aに搭載しています。
「AIR SPACE INSULATION SYSTEM」は株式会社オーディオテクニカの商標または登録商標です。
インシュレーションシステム
INSULATION SYSTEM
様々な振動の影響を受けるカーオーディオ環境はその振動によって本来のものとかけ離れた濁った音質を聴いている可能性があります。 下図のように「ハイブラー」や「ハネナイト」は振動を積極的に減衰させることができる素材です。 これらにマグネシウムウィスカーとチタン入りレオストマー、さらにポリエステルエラストマーを組み合わせたクイントインシュレーションシステム。プラグには制振性に優れた真鍮リングを採用し鳴き止め効果や剛性を向上させ、これによってケーブルが受ける様々な振動を減衰、濁りのないクリアな音質を実現しました。
「ハイブラー」は(株)クラレの制振性熱可塑エラストマーの登録商標です。
「レオストマー」はリケンテクノス(株)のコンパウンド登録商標です。
インシュレーションシステム
適用製品
クイントインシュレーションシステム
Hybrar ハイブラー
Hanenite ハネナイト
Mg-Whisker マグネシウムウィスカー
Ti-Leostomer チタン入りレオストマー
Poly-Elastomer ポリエステルエラストマー
AT-RX280A
クワトロインシュレーションシステム
Hybrar ハイブラー
Hanenite ハネナイト
Mg-Whisker マグネシウムウィスカー
Ti-Leostomer チタン入りレオストマー
AT-RX25
トリプルインシュレーションシステム
Hybrar ハイブラー
Mg-Whisker マグネシウムウィスカー
Ti-Leostomer チタン入りレオストマー
AT-RX280S
AT-RX12
AT-RX03
AT-RX004
AT-RX07
AT-RX008
AT-RX014
クワトロハイブリッド導体
7N-Class D.U.C.C. 6N-OFC PC-Triple C OFC それぞれの特徴を生かして独自のブレンドで音源を忠実に再現しました。
AT-RX280A、AT-RX280S、RX004、RX008、RX014 に搭載しています。
クイントハイブリッドコーティング
Quint Hybrid Coating
クイントハイブリッドコーティング
真鍮製の素材に4種のメッキ(銅下・ニッケル・パラニッケル・金フラッシュ)コーティングを施し、最後にルテニウムメッキを施工した異種五層のメッキです。艶やかな音質とワイドレンジで量感のある低音を奏でます。
パラニッケルは、ルテニウムを施す際に密着度を向上させるため、パラジウムとニッケルメッキを混合させたものの呼称です。
機能解説
PC-TripleC
PC-TriC
PC-TripleCは、通常の4N-OFC(以下OFC)から、さらに数ミクロン単位の極微の異物を除去した特殊なOFCを、FCM株式会社が開発した定角移送鍛造方式で連続結晶無酸素銅へと製造するものです。この特殊なOFCは屈曲性や強度の高さからオーディオケーブルとして適しており、結晶粒界の不純物が極小であるため、微小信号までの伝送が可能です。さらに、ケーブル用導体として極細線までの伸線が可能です。通常のOFCは単結晶素材ではなく信号の流れを遮る縦方向の結晶粒界を持つため、導通特性で単結晶素材に及ばないのが唯一の欠点でした。FCMではOFCを一定の角度と方向を持たせ、素材の50%(Sq比)まで小圧力で数万回連続鍛造(定角連続移送鍛造法)することで、縦方向に存在した結晶及び結晶粒界を長手方向に連結された結晶構造と結晶粒界へと変化させることに成功しました。さらに、鍛造することで導体内部の空礎を消滅させ、導通特性や音響特性を向上させます。
※株式会社プロモーションワークス「製品技術解説」より出典
※「PC-Triple C」はFCM株式会社および株式会社放送文化通信社の商標または登録商標です。
pcOCC
pcOCC
PCOCC(単結晶状高純度無酸素銅)は金型を加熱しながら鋳造されるため、銅の結晶が連続的に大きく成長してすき間をつくりません。結晶のすき間を理論上ゼロにし、不純物を極限まで排除。すき間がないので不純物がたまらず電流がスムーズに流れ、革命的ともいえる音質の向上が実現しました。
6n-OFC
6n-OFC
「6N」とは銅純度99.99997%のこと。ケーブルの基本は導体の結晶構造と純度にあり、両方を改善することが低損失、高忠実度のポイントと考えています。
HiFC(高機能純銅)
HiFC
銅に極微量のチタンを添加することで、高純度銅6N(純度約99.9999%)相当の軟化特性など種々の特長を持ち、連続鋳造圧延が可能な次世代の純銅です。
※HiFCは株式会社プロテリアルの登録商標です。
OFC(無酸素銅)
OFC
TPC(タフピッチ銅)に混入している酸素などの不純物を除去した素材で、99. 995%の高純度銅。ちょっと高級なケーブルによく使われています。TPCよりも明るく切れのよい音質・画質傾向です。
金クラッド6N-OFC
AuC 6n-OFC
金クラッドOFC
AuC-OFC
6N-OFC、OFCに金メッキ加工を施した後、金の密着度を上げるため塑性加工して金を加圧接合した線材です。通常のメッキコート線よりも電気の流れがスムーズになるため、なめらかな音質となります。
ルテニウム
Ru
地殻に0.001ppm(0.0000001%)程度しか含まれていない硬い銀白色の金属。腐食を受けにくく比重の大きさが特徴。音圧が上がり音が明るく、低音域から高音域までバランスの良い音質になります。
マグネシウムウィスカー
Mg-Whisker
ケーブルも振動します。この無駄な振動を打ち消す事が正確な伝送への第一歩です。単に振動を抑制させようとするとむやみに質量だけが増してしまい非常に使いにくいケーブルとなってしまいます。そこでオーディオテクニカは「新素材:マグネシウムウィスカー」に着目しました。この素材は質量が軽い上に高硬度/高強度の特長を持っています。マグネシウムの微細なウィスカー(ヒゲ状の単結晶繊維)をPVCシースや絶縁材に添加する事により機械特性を飛躍的に向上させ振動を根本的に抑制しています。これにより明確な定位と明瞭な音場を得ることが可能となりました。
マグネシウムウィスカー
ハイブラー
Hybrar
ハネナイト
Hanenite
ゴム弾性があり高い制振性能を示す「ハイブラー」。衝撃を受けてもほとんど反発せず振動吸収性に優れた素材「ハネナイト」。この制振に優れたそれぞれの素材をケーブルにインシュレーターとして内蔵することで、振動を積極的に減衰させて、静かで音像ハッキリとした力強い音色を実現します。また、それぞれの素材を組み合わせる事により、幅広い範囲の制振効果が得られます。
※「ハイブラー」は(株)クラレの制振性熱可塑性エラストマーの登録商標です。
レオストマー
Leostomer
導体を包むシースについても研究を進め、ノイズの少ないチタンシースや、理想の絶縁体である空気に迫る「レオストマー」材を開発しています。レオストマーはゴムのような弾力性で導体の振動を抑えながらしっかりサポートし、しなやかで扱いやすいケーブルを実現した独自の素材です。
※レオストマー®はリケンテクノス(株)のコンパウンド登録商標です。
チタン入りレオストマー
Ti-Leostomer
弾力性のある素材であるレオストマーが導体の振動を押さえ、さらに振動伝播速度が異なるチタンを配合することで、一対の導体や周りに逆方向の磁場ができることから生じる渦電流損失やノイズも積極的に減衰。ケーブルのしなやかな扱いやすさは変わらずに、さらなる高音質へ力を与えるハイクオリティーな素材です。
ポリエステルエラストマー
Poly-Elastomer
強度の強い素材で、車載ケーブルに必須の耐熱安定性に優れています。また、耐衝撃性も備えており、消音特性を獲得できることから音質改善にも効果を発揮します。
up