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ATH-AWX7000

満ちる空気に、
真実が宿る。

木曽檜を纏った、
密閉型フラッグシップの結晶。

True Closed-back Acoustic
( TCbA )

密閉空間に生まれる“空気のバネ”の力を自在に操ることで、よりダイナミクスの大きい、自然な音の再生を可能にしました。密閉型が本来得意とする低域のエネルギーとダイナミックレンジの広さを存分に伸ばしながら、苦手とされてきた中高域の濁りをダイナミック型ドライバーの根本原因から解決。この“密閉型のあるべき姿”を突き詰めたヘッドホンを、私たちは「トゥルークローズドバックアコースティック」と新たに定義し、『ATH-AWX7000』でその第一号を具現化しました。

ATH-AWX7000のハウジング正面

True Closed-back Acoustic
( TCbA )

空気の力を、
味方につける

密閉型ヘッドホンは、振動板の前後にある空気が押し返す力=空気のバネを利用して、音を鼓膜へ効率的に届けます。一般的な密閉型は、この空気のバネに振動板が押し負けて変形し、入力信号どおりに動き切れず、中高音域の濁りや音のこもりを生んでいました。『ATH-AWX7000』は、新開発HMD(Hybrid Matrix Diaphragm)によって強度と正確性を高めた振動板が空気のバネに押し負けることなく、ヘッドホン内部から外耳道までの空気を一体で駆動。ダイナミックレンジの広さという密閉型本来の美点を、余すことなく引き出します。

分割振動の動作概念図 空気のバネに振動板が押し負けて変形しながら駆動。
分割振動の概念を示すアニメーション 分割振動の概念を示すアニメーション

True Closed-back Acoustic
( TCbA )

鼓膜まで伝わる、
正確な振幅

中心部と外周部を異なる素材の薄膜で構成し接合する、異素材複合振動板の改良技術。高分子フィルムと金属ドームの接着範囲をボイスコイル周りから外周部側へ拡大することで、大入力時に素材が切り替わる部位に生じる応力を分散します。HXDTによる高精度な成型・組立技術との組み合わせにより、接合部の形状を完全に一致させ、振動板全体が一体となって振動する構造を実現。入力の大小を問わず変形の少ない振動板は、あらゆる音量域で音の立ち上がりとダイナミクスを大きく向上させます。

新開発HMDの動作概念図 空気のバネに押し負けない振動板が、外耳道までの空気を一体で駆動。
新開発HMDの動きを示すアニメーション 分割振動の概念を示すアニメーション
ATH-AWX7000

True Closed-back Acoustic
( TCbA )

圧倒的なダイナミクス

従来の密閉型では届きにくかった表現力。複雑に重なり合う音の中でも、ひとつひとつの音が互いを邪魔することなく、正確に描き出されます。共振による歪みを抑え込むことで、明瞭な音の分離と広いダイナミックレンジを両立し、原音により忠実な音像を実現。聴き慣れた音源の中にも、新たな気づきをもたらすほどの繊細な再現力を備えています。

比類なきドライバー設計

新開発 HMD

Hybrid Matrix Diaphragm

中心部と外周部を異なる素材の薄膜で構成し接合する、異素材複合振動板の改良技術。高分子フィルムと金属ドームの接着範囲を外周部側へ拡大することで、大入力時に生じる応力を分散します。振動板全体が一体となって振動する構造を実現し、あらゆる音量域で音の立ち上がりとダイナミクスを向上させます。

HMDの断面構造図。高分子フィルム、接着範囲、金属ドームを示す概念図

比類なきドライバー設計

HXDT

High-Concentricity X
Dynamic Transducer

バッフル、磁気回路、ボイスコイル、ダイアフラムを同軸上に配置し、従来比10分の1の製造誤差を実現したドライバー製造技術。開放型『ATH-ADX7000』と共通のこの技術が、密閉型においても正確な振動板の動きを支えています。

HXDTのドライバー分解図。バッフルダンパー、Hybrid Matrix Diaphragm、磁石、ボイスコイルを示す

比類なきドライバー設計

音の純度を高める
「無方向性電磁鋼板」磁気回路

磁気の流れがどの方向にも均一になるよう設計された、日本発祥の特殊技術による無方向性電磁鋼板を採用。磁気回路内のエネルギーロスを抑え、密閉空間の中でも音の透明感を際立たせます。

無方向性電磁鋼板を採用した磁気回路の断面図。Hybrid Matrix Diaphragm、無方向性電磁鋼板磁気回路、ボイスコイルを示す
越前漆で仕上げた木曽檜のハウジング
越前漆で仕上げた木曽檜のハウジング

匠の技が宿る、
木曽檜と越前漆

30年の木ヘリテージ

木曽檜のハウジングを切削する工程
木曽檜のハウジングを切削する工程

日本を代表する
銘木、木曽檜。

木曽檜は、耐久性、外観、香り、歴史のいずれにおいても日本を代表する銘木です。冷涼な木曽で育つ檜は成長が遅く、木材として成熟するまでに樹齢300年もの年月を要します。厳重に管理された木曽檜の国有林から、神社仏閣の建築材料にも用いられる特別な材料を譲り受け、ハウジングに仕立てています。

越前漆で仕上げたATH-AWX7000の左右ハウジング
越前漆で仕上げたATH-AWX7000の左右ハウジング

職人が筆で仕上げる
越前漆。

1500年以上の歴史を持つ越前漆を採用。木材本来の色と木目の美しさを際立たせ、時を経るごとに味わいを増していく経年変化を楽しめる仕上げです。職人の筆による仕上げならではのタッチや塗膜の微妙な差異が、一台ごとに異なる表情を生み出します。

和鹿革を使用したヘッドバンドを仕上げる工程
和鹿革を使用したヘッドバンドを仕上げる工程

肌当たりの良い
和鹿革イヤパッド/
ヘッドバンド

日本では4世紀末頃から祭祀の道具や装束に用いられ、千年以上にわたり人々の暮らしに寄り添ってきた和鹿革。その歴史が育んだしっとりとした触感が、極上の肌触りと程よい密閉感を実現します。この密閉感が、TCbAの核心である空気のバネの精度を支えます。汗が付着しても匂いが付きにくく、衛生的にご使用いただけます。

手袋をはめた手でハウジングを組み立てる工程
手袋をはめた手でハウジングを組み立てる工程

MADE IN JAPAN

オーディオテクニカは、日本に生まれ、日本でものづくりを続けてきたメーカーです。企画・開発・設計から製造まで、すべて日本国内自社「成瀬工場」にて、熟練したエンジニアと職人の手によって丁寧に仕上げています。

木曽檜、越前漆、和鹿革といった日本固有の素材と、HXDT・HMDに宿る精密な製造技術。それを両輪とする職人魂(クラフトマンシップ)こそが、本製品の核です。

そのすべてをひとつのヘッドホンに結びつけた本製品は、日本のものづくりが到達したひとつの答えです。

ATH-AWX7000

タッチノイズに配慮した、
編み込みケーブル2本。

Hi-Fiオーディオ機器に対応する、バランスケーブル(2.5m/6N-OFC/XLR端子、ノイトリック社製コネクター採用)と、アンバランスケーブル(3.0m/6N-OFC/φ6.3mmステレオ標準プラグ)の2本を付属。保管・持ち運びに配慮した、堅牢かつコンパクトな収納・キャリングケースも付属します。

安定した信号伝送を実現する、
A2DCコネクター。

オーディオ品質と耐久性に優れた専用設計のA2DC(Audio Designed Detachable Coaxial)コネクターを採用。音切れやノイズを排除するコネクター先端設計により、あらゆる動きに対しても安定した信号を伝送。長期間ご愛用いただける耐久性を備えています。

付属品のケーブルポーチとハードケース

SPEC

ATH-AWX7000 仕様
型式 密閉ダイナミック型
ドライバー Φ58mm
出力音圧レベル 97dB/mW
再生周波数帯域 5~50,000Hz
最大入力 1,000mW
インピーダンス 48Ω
入力端子 A2DC コネクタジャック
質量(コード除く) 約353g
付属品 ・コード(3.0m / 6N-OFC/φ6.3mm標準金メッキプラグ) 
・バランスケーブル(2.5m / 6N-OFC / XLR-M コネクター(4ピン)) ・ハードケース ・ケーブルポーチ