audio-technica

「アナログってなんだろう?」

イベントレポート
2022年3月12日(土)にワークショップ「アナログってなんだろう?」を実施しました。子どもたちと一緒に工作や実験を行い、音について学び、考える機会を作ることで「音を通して心豊かな人生」を提供することを目的としたワークショップです。
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3回目の実施となった今回も、コロナ禍のためオンラインでの開催となりました。
(→ 過去のイベント内容はこちら
レポートでは当日の様子をご紹介します。
みなさんにお届けした映像は札幌市のカナモトホールよりライブ配信しました。
14時より本日1回目のワークショップがスタートです!
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「みなさん、モニターの前で事前にお送りした工作キットの準備はできましたか?」
今回の進行役、札幌市立大学の学生さんの声がけからイベント始まりました。最初は緊張していたようです。
「今日は、皆さんとともに楽しい時間にしていきたいと思います!」
会場ではオーディオテクニカの製品も大活躍。
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北海道新聞のこども記者たちも、会場に駆けつけてくれました。
(みんなちょっと緊張してる?)
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まずは学生からみなさんへ、音についてのレクチャーから。
・レコードって知っていますか?
・みなさんはいつもどう音楽を聴いていますか?
・デジタルとアナログの音の違いってわかりますか?
などなど。
学生のみなさんが準備した黒板を通じて説明をしていきます。
「今日はレコードプレーヤーを工作して、アナログの音を聴いてみましょう!」
いよいよ工作開始です。
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会場のこども新聞記者たちも、学生と一緒に工作スタート。
別のテーブルでは、みなさんに進行がわかるように中継しました。
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(うまくできるかな?)
間違えないように、学生もPCモニターを確認しながら進めていきます。
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できました!・・・果たして音は出るのでしょうか?
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ゆっくり回してみましょう。耳を近づけて・・・
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「音が聴こえた!けど小さくてよく聴き取れない・・・。」
音が聴こえてきたところで、音にくわしい当社の市橋が登場!
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市橋「オーディオテクニカの市橋と申します。今日はみなさんといろいろ実験してみたいと思います。どうぞよろしくお願いします。」
(市橋もちょっと緊張していますかね?)
いやいや、楽しそうですね(笑)
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市橋「それでは最初に、音の変化に関する実験です。アルミ箔からパラフィン紙に交換して、音の違いを試してみましょう!」
慎重にマスキングテープをはがして、、、。
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パラフィン紙を貼っていきます。
完成!
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(どんな音になるのかな・・・?)
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(アルミ箔で聴こえた音よりはっきり聴こえた気がする・・・!)
市橋「ポイントは指ではじくと音が出るような素材を貼ってみることです。ほかにもおうちにあるもので、是非いろいろと実験してみてください。音は空気の振動で耳に伝わります。なので、空気に振動が上手く伝わる場所でこのプレーヤーを使うと、さらに音が大きくなるかもしれません。例えば、水の入ってないお風呂のふたの上とかも実験してみると面白そうですよ。」
市橋「先ほど段ボールを見つけたので、穴を開けた状態にしてみました。箱の上に置くと音が大きくなるかの実験をしてみましょう。」
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マイクを近づけて、音を拾って聴いてみましょう。
机の上で回すよりも音が大きく聴こえる気がします。
お家でいろいろな場所を探してみるのも面白そうですね!
市橋「今日はみなさんと一緒に作ったレコードプレーヤーと同じ仕組みで音楽を聴くことができる蓄音機をお持ちしました。蓄音機は140年ほど前に発明された音を蓄えることができる機械なんです。ここでちょっと面白い実験として、この蓄音機のレコードに紙をあてて音を出してみましょう。」

紙で音が出るんですか!?・・・!

不思議なことに聴こえましたね(!)
市橋「これを紙技と言うんです」
会場「・・・。」笑
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本日のレコードは普通のレコードプレーヤーでも音を楽しめますのでお持ちの方は是非お試しください。
短い時間でしたが、今回のワークショップが「音」について考えていただくきっかけとなりましたら幸いです。是非次回も、お会いできる日を楽しみにしています。ご参加有難うございました!

アナログってなんだろう?
3月12日(土)
第1回 14時~15時
第2回 16時~17時
会場 カナモトホール(札幌市)
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学生のみなさんがワークショップ用に準備した黒板です。
今日使ったレコードは普通のレコードプレーヤーでも聴くことが出来ます。
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