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2016年1月12日 本社新社屋竣工
集中と交流、人工と自然、記憶と未来――この社屋には、オーディオテクニカのさまざまなメッセージを集約しました。単に人びとが集まって物をつくるだけで終わらない、新しい会社のカタチです。








世界の名蓄音機コレクション
音楽再生の原点はレコード、そして蓄音機。創業者松下秀雄が収集した歴史的名機のコレクションを、温故知新の文化遺産として大切に保存しています。
この時代、この敷地に、オーディオテクニカのONLY ONE建築。

東京都町田市の本社新社屋が、予定どおり竣工しました。1965年に新宿区から移転して以来、社業の発展とともに増改築を重ねた建物をすべて撤去。グローバルな企業展開を加速するオーディオテクニカのランドマークとして、おなじ敷地内に新しく建設された3棟の社屋です。ちょっと不思議なカタチをした地上5階建ての中央棟に、本社機能全般と技術関連施設を収容しています。

奥行の長い中央棟は事務管理ゾーンと研究開発ゾーンに分かれ、「光庭」のある交流ゾーンを通って自由に往来することができます。明るい交流ゾーンのエントランスホールに並んでいる蓄音機は、創業者松下秀雄が世界各国で収集した貴重なコレクションの一部です。

敷地全体のなだらかな傾斜を利用して、前後のフロアには段差を設けています。基準階をもたずに、それぞれ役割が異なるふたつのゾーンをスロープと階段でむすんだユニークなスキップフロア構造です。左右に配置した付属棟には設備ヤードや食堂などがあります。

外観も内容もONLY ONEをめざした本社新社屋。設計/施工は早稲田大学赤坂喜顕研究室と竹中工務店に依頼しました。2001年のテクニカハウス(東京都文京区)、2010年のオーディオテクニカフクイ(福井県越前市)社屋とおなじスタッフです。それらの経験・実績がなければ、このような本社社屋の創造は実現できなかったことでしょう。新たなオーディオテクニカのエネルギーが、ここからまた生み出されます。




写真提供 小川泰祐