会社案内
ATH-ADX5000 エアーダイナミックヘッドホン
まるでライブステージの雰囲気がそのまま広がるように雄大でナチュラルな臨場感。あるいは高性能なヘッドホンならではの克明さと繊細感にあふれたディテール表現。ATH-ADX5000は、相反するふたつの条件をクリアーし、かつてないプライベートサウンドの世界を切り拓くためにつくりあげられたオープンエアー型ヘッドホンです。大口径58mmのドライバーユニットをはじめ、すべてに技術のかぎりを尽くした新世代のトップエンドモデル。思わず息をのむ音の素晴らしさ、オーバーオールな完成度の高さは、ステレオサウンドグランプリ2017やCES 2018 Innovation Awardそのほか、数多い受賞歴からもイメージしていただけることでしょう。
ひとりだけの天、特別な志。

アナログカートリッジの生産数が日ましに多くなり、世界一の専門メーカーへの道をひた走っていた当時。1969年のある日のことでした。米国の取引先から一通のオファーが届きました。VM型カートリッジと同じように高品質なヘッドホンができないだろうか。会社は右肩上がりの成長期でしたので、ふつうなら断るところだったかもしれません。けれど当時のトップの松下秀雄が躊躇なく決断します。「やりましょう」
これがヘッドホン事業のはじまりです。基礎開発のための調査や計測器、設備の準備から始める必要がありました。つまりはゼロからのスタートです。プロトタイプができたのは1971年。
それからさらに3年後の1974年になって、ようやく商品が完成しました。AT-700シリーズ、AT701/702/703の計3モデルです。どれも、当時はまだめずらしかった高分子素材の軽い精密な振動板を使った高級機でした。
その頃ヘッドホンといえば、たいていはステレオセットのおまけ程度に考えられていた時代です。オーディオテクニカが志した高級機に対するニーズはごくかぎられたもので、ヘッドホン事業がビジネスとしてひとり立ちするのは、AT-700シリーズからさらに3年後。ATHシリーズを発売してからのことでした。肌身に直接つけて使うヘッドホンには、ふつうのオーディオ機器とまったく違う種類のノウハウが必要です。
当初の8年間で私たちは何よりもそのことをしっかりと学び、高い志を実際の商品に結びつける特別な技術を体得していきました。 ゼロからスタートしておよそ半世紀。大きく育った私たちのヘッドホンは、日本のトップブランドになりました。
ATH-W5000 ダイナミックヘッドホン
最高水準の音質と味わい深い天然木の感触で愛されつづけるウッドハウジングWシリーズのフラグシップモデルが本機です。天然木のなかでもとりわけ緻密で硬く、すぐれた音響特性をもつことから、楽器にも古来使われてきた縞黒檀の無垢材を精密切削加工。独特の木目模様が織りなす自然な制振効果と澄んだ響きの美しさによって、ヘッドホンの既成概念を打ち破る格調高いパフォーマンスクォリティを獲得しています。W5000専用設計の53mm径ドライバーには、パーメンジュールヨークやボビン巻きのOFC8Nボイスコイル等の厳選素材を駆使。またイヤパッドにスペイン産ラムスキン材を採用するなど、すべてに妥協のない設計が、孤高ともいえる風格と信頼性に結実したロングセラー製品です。
ATH-DSR9BT ワイヤレスヘッドホン
世界初の独自技術を駆使。Bluetoothで送られてきたワイヤレス音声を、ピュアなデジタル信号のままダイレクトに"トゥルー・モーション"D/Aドライバーへ送り込む、新時代の高音質ヘッドホンです。アナログ変換にともなう音質劣化を極限まで排除した先進設計が、伝統あつい音響技術とあいまって、ワイヤレスヘッドホンのクォリティをあざやかに革新します。またUSBによるパソコンとの有線接続にも対応。96kHz/24bitのハイレゾ音源が再生できます。本機は2017年CESのInnovation AwardとReview. comのEditor’s Choice Awardをダブル受賞しました。
ATH-M50x プロフェショナルモニターヘッドホン
世界各国の録音スタジオでモニターに使われて絶大な信頼を集め、DJやトラックメイカーからも愛されている密閉型の高音質・高信頼ヘッドホン。それがMシリーズです。わけても2014年に発売されたATH-M50xは、高解像度なワイドレンジ& フラットモニターの中核。大幅に広がる再生帯域など、業務環境のあわただしい変化を力強く受け止め、今も揺るぎない定評を守りつづけています。付属の着脱コードは活用シーンに応じて選べる3種類。コンシューマー用途にも推奨される理由のひとつです。
ATH-CKR100 インナーイヤーヘッドホン
サウンドリアリティシリーズのトップエンドモデル。「世界が輝きだす音」をコンセプトに開発された新世代のカナル型ヘッドホンです。磨き込まれた伸びやかなワイドレンジレスポンスと、繊細なニュアンスまでしっかり再現する高解像度。ハイレゾ時代にふさわしいフレッシュサウンドは、きわめて正確な対称性をもつ2つの13mm径デュアルフェーズプッシュプルドライバーによって実現されたもの。ハウジングには高剛性チタン材を採用しています。
ATH-E70 インナーイヤーヘッドホン
オンステージモニターからスタジオでのミキシングやオーサリング作業まで。すべてのサウンドプロのために鋭意開発されたインイヤーモニターです。低中高3基の広帯域ドライバーをはじめとして、モニタリング用に特化した高音質設計と優れた遮音性能、耐久性の高い精密機構等により、シビアな環境でも断然すぐれたクォリティと信頼をお届けします。
真実よい音へ、ワイヤレスも腕の見せどころ。

オーディオテクニカは1962年に誕生しました。当時、音楽を聴きながらの生活といえば、そのほとんどが家の中にかぎられていました。今はもう、もちろんそうではありません。いつでもどこでも音楽と一緒でいられるように、かつては想像もできなかったほど多数の、そして多種多様なタイプのヘッドホンが求められています。デジタル技術の発達にともなってオーディオ機器はコンパクトになり、お気に入りのヘッドホンで楽しむポータブルオーディオがむしろあたりまえな時代を築いたのです。こんにちのオーディオライフはもう手のひらサイズ。スマートフォンが中心といえるくらいです。
それにつれて近年、ワイヤレスヘッドホンのニーズが急速に高まってきました。スマートフォンはほぼすべてBluetooth方式のワイヤレス接続に対応しています。なかにはイヤホンジャックを省略したワイヤレスリスニング専用タイプもあります。このような流れをみると、今後ヘッドホンのワイヤレス化が加速度的に進むのは当然といえるかもしれません。
ワイヤレスヘッドホンは、たしかに使いやすく便利です。けれど入力コードをなくしたぶん、音がよくなるわけではありません。デジタルで圧縮された電波信号を受けるために、むしろ複雑な問題が加わります。ヘッドホンの設計者にとって大切なのは、それらの課題を注意深くクリアーしながらワイヤードヘッドホンにも対抗できる音質を得ること。そこが腕の見せどころになります。
音の専門メーカーとして長年ヘッドホンづくりにたずさわってきたオーディオテクニカは、ワイヤードでもワイヤレスでも目指すべきところは同じ。世界最高水準の音質だと考えています。入力コードの有無でおそらく2極化していくヘッドホンに対して、どちらにもベストクォリティを求め、それぞれにオリジナルな技術を傾注することで真実よい音を徹底追求しつづけます。。
Bluetoothのワイヤレスタイプでは、インナーイヤーサイズまで小型化したD/Aドライバーでデジタル信号をダイレクトにアナログ変換するATH-DSR5BTが最新の注目作です。ワイヤードの大型モデルについても、話題のエアーダイナミック型ATH-ADX5000をはじめ、モニター業務用の密閉型ロングセラーATH-M50xその他、各種の定番シリーズ製品を用意。さまざまな高音質ニーズにお応えしています。