会社案内
技術本部
RF開発課
マネージャー
内藤善彦
1999年入社
狭帯域で31本のマイクが同時に使える
新世代ワイヤレスシステム、6000シリーズ世界初の挑戦
2006年のトリノ冬季オリンピックで、それまで日本ではほとんど知られていなかったひとつの競技が脚光を浴びました。女子のカーリングです。この時、日本代表チーム一人ひとりの活躍を息づかいまでリアルに伝えたのが、当社のワイヤレスマイクシステムでした。
音声をケーブルによらず電波で送受信するワイヤレスマイクは、スポーツをはじめとする各種フィールド収音や動きの多いステージ音楽などに最適です。たとえば当社はオリンピックのほか、世界最高の音楽イベントであるグラミー賞の授賞式でも毎回マイクサポートをおこなっていますが、そのボーカル収音に使われているのはワイヤレスマイクです。
ワイヤレスマイクは電波を利用しますので、どこでも自由に使えるわけではありません。国により異なる規格にしたがい、他の電波との干渉を生じないように、しかもできるだけ高効率に電波を活用する必要があります。
6000シリーズは、日本の新しい電波法に基づいて国内で使用し、かつてない収音性能を得るためのワイヤレスマイクシステム。これまでの5000シリーズに代る業務用途のフラグシップモデルです。ワイヤレスマイク専用に割り当てられた710MHz ~ 714MHzのわずかな電波帯域で、最大31本のマイクを同時に使用することができます。2016年6月現在、競合他社はありません。世界唯一です。そのカギは、可変圧縮コンパンダーと呼ぶ信号処理技術にあって、これは当社の特許になっています。通常の技術ではだいたい6本同時が限度のところを、5倍以上に拡大したというわけです。コンパンダーには音質の劣化がともないます。圧縮率を高めるほど悪影響が大きくなるのですが、独自の手法でこの問題をクリアーしたことがポイントです。マイク本体は、用途に応じて多くの種類を用意しました。ハンドヘルドタイプは、ユーザー自身が音の好みに合わせて簡単にヘッドユニットを交換できます。またベルトパックトランスミッターを小型軽量化して使いやすさを向上させました。いっぽう、ステージの他に設備用やカラオケ、講義室など、用途しだいで求められる仕様が異なるのがワイヤレスマイクです。それらにキメこまかく対処しながら、新しい技術開発に挑戦し続けたいと思います。
ワイヤレスシステムの新領域、6000シリーズ
●ワイヤレスシステムの新領域、6000シリーズ
ステージやフィールド収音など、サウンドプロの厳しいニーズに対応。最大31本の同時使用と、特許技術による高音質を実現した新世代ワイヤレスマイクシステムです。
マイクロホン - 6000シリーズ | ヘッドホン - ATH-A2000Z | カートリッジ - AT33Sa