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LOUD PARK 12 EVENT REPORT SLAYER/HELLOWEEN揃い踏み!さいたまスーパーアリーナ初の3ステージ開催!日本最大のヘヴィ・メタル/ラウド・ロック系フェスを今年audio-technicaがサポート!

パンク・ロック系の「PUNKSPRING」、R&B/ヒップホップ系の「Springroove」など、2006年にスタートした「ジャンル限定型音楽フェスティバル」の中でも、参加者との間でひときわ強い信頼関係を築いてきたのが、今や日本最大のヘヴィ・メタル/ハード・ロック/ラウド・ロック系の祭典として熱い支持を集めている秋のロック・フェス=「LOUD PARK」。2006年・2009年に続き3度目のヘッドライナー出演となるSLAYER、そしてこの「LOUD PARK 12」が日本のロック・フェス初登場の場となるHELLOWEENをはじめ今年も実現した最高のラインナップがオーディエンスを終日沸かせていたのに加え、これまで2006年・2009年の幕張メッセ開催時のみ行われてきた3ステージ制を初めてさいたまスーパーアリーナでも採用したことも、より濃密で熱狂的な祝祭空間を生み出すことに貢献していた。10月27日(土)・さいたまスーパーアリーナに登場したアーティストは以下の通り。

2002年から「SUMMERSONIC」オフィシャル・スポンサーとして全面協力しているaudio-technicaは、「PUNKSPRING」「Springroove」といったジャンル限定型音楽フェスにも、そしてもちろんこの「LOUD PARK」にも、2006年の第1回開催からスポンサードを行い、その進化と成長をずっとサポートしてきた。HR/HMレジェンドの不動のパワーと、「その先」の時代を担う精鋭たちの闘志とが、轟々たる音の嵐となって巨大な会場に吹き荒れた「LOUD PARK 12」の響宴の模様を、ここにレポートしていくことにする。

新たな会場レイアウトが生んだ、「フェス」としてのさらなる熱気

昨年と同じく1日のみの開催ながら、前回を大きく上回る約1万6000人のオーディエンスが集結したさいたまスーパーアリーナ。この日を待ち詫びたメタル・ファンが開場と同時にオフィシャル・グッズ売り場に長蛇の列を作り、あっという間に広大な会場内を熱気で満たしていく。

スタンド席に囲まれたスタンディング・アリーナには2つのメイン・ステージ。2つのステージがアリーナの両端で向かい合うようにそびえ立っていた昨年の形から、一昨年同様の、2つのメイン・ステージ「ULTIMATE STAGE」(ステージ向かって左)「BIG ROCK STAGE」(向かって右)が左右に隣り合う形に戻されて設置されている。そして、今年はもう1つ、可動式スタンドの裏のイベント・スペース=「コミュニティ・アリーナ」に、第3のステージ=「EXTREME STAGE」を新設。「3つ目のステージ」が加わることで、アリーナと「EXTREME STAGE」の間を行き来する人の流れが生まれ、「フェス」としての高揚感をいやが上にも盛り上げている。

2大ヘッドライナー=SLAYER&HELLOWEEN! レジェンドが放つ「今」の輝き

「貫禄」という言葉すら跳ね返すほどの壮絶なヘッドライン・アクトを見せたのが、スラッシュ・メタル四天王の一翼を成すロック・レジェンド=SLAYER! 「ULTIMATE STAGE」に4人が堂々と登場、最新アルバム『World Painted Blood(血塗ラレタ世界)』のタイトル・ナンバー「World Painted Blood」のエネルギッシュなアンサンブルとスラッシュ・ビートでフロアを震わせると、「ジュンビ、ハ、イイカ!」というトム・アラヤ(B・Vo)のコールから「War Ensenble」へ、さらに1983年の1stアルバム『Show No Mercy』収録の「Die By The Sword」……と畳み掛けていく。歓喜のあまりアリーナに特大のサークル・モッシュ描き出すオーディエンスに、「Are you excited?」と呼びかけるトム。会場中から「うおおおっ!」と沸き上がる雄叫びに、81年の結成以来世界中から畏怖と尊敬の念を集めてきたメタル・ゴッドの顔に思わず笑みがこぼれる。SLAYERと日本のメタル・ファンの絆が、この「LOUD PARK」という場所でより深く強く結ばれた決定的瞬間だった。本編最後の「Angel Of Death」といい、アンコールでの「Raining Blood」といい、まさにSLAYER決定版と言うべきステージを展開してくれた。

SLAYER/HELLOWEEN

一方、「BIG ROCK STAGE」のトリを務めたのは、ジャーマン・メタルの古豪=HELLOWEEN!「Are You Metal?」のエネルギッシュなサウンドで満場のオーディエンスに挑みかかると、最新アルバム『7 Sinners』の「Where The Sinners Go」、そしてアンディ・デリス(Vo)の「フロム・ニュー・アルバム!」というコールとともに「Burning Sun」(日本限定EP曲としてリリースされている)など、「メロディック・パワー・メタルの開祖」の最新モードを惜しげもなく披露していく。その一方で、名曲「Eagle Fly Free」や「I'm Alive」といった『Keeper Of The Seven Keys Part 2(守護神伝-第2章-)』の曲なども盛り込んだ、実に意欲的なアクトだった。「Power」では会場丸ごと高らかなシンガロングへと導き、「I Want Out」で熱いコール&レスポンスを生み出したHELLOWEEN。昨年にはHELLOWEENの元メンバー=カイ・ハンセン&マイケル・キスクを擁するUNISONICも「I Want Out」を披露したりもしているが、やはりマイケル・ヴァイカート(G)/マーカス・グロスコフ(B)らを擁するHELLOWEEN「本家」がここ「LOUD PARK」のステージに立ったことに、ファンは強く感慨を抱いたことだろう。

世界中のメタル/ラウド系の精鋭が3つのステージに集結

硬質で獰猛なオルタナティブ・メタルの音像と「ずいぶん静かだな!」というアンダース(Vo)の煽りでフロアを熱く揺さぶったスウェーデンの豪傑:IN FLAMES。流麗なシンセ・サウンドとヘヴィなサウンドのコントラストが荘厳な音空間を描き出したSONATA ARCTICA。極限までソリッドに研ぎ澄まされたUSハード・ロック進化形を見せつけたBUCKCHERRY。「MONKEY BUSINESS」など、かつて在籍したSKID ROWのナンバーも披露しながら、圧巻のシャウトで会場を震わせたSEBASTIAN BACH。イギリスが生んだ恍惚のメロディック・スピード・メタル=DRAGONFORCE。ブラジルからメロディック・パワー・メタル正統派の風を吹かせたHIBRIA。アリーナ震撼級の強烈な歌声を聴かせた、「LOUD PARK 12」唯一の女性ヴォーカル=リジーを擁するHALESTORM。シンフォニックなサウンドを響かせたノルウェーのプログレッシブ・メタル・バンド=CIRCUS MAXIMUS。昨年まで「LOUD PARK」皆勤賞だったARCH ENEMYのMICHAEL AMOTT(ARCH ENEMYの出演のない年はSPIRITUAL BEGGARSとして登場)に代わってオン・ステージした、弟のCHRISTPHER AMOTT……2大ヘッドライナー以外にも、メイン・アリーナの「ULTIMATE STAGE」「BIG ROCK STAGE」には強豪アーティストが勢揃いして、轟音の祭典を沸点越えの熱狂へと導いていく。

IN FLAMES/BUCKCHERRY/SEBASTIANBACH

一方、第3のステージ=「EXTREME STAGE」では、スウェーデン発ブラック・メタル=NAGLFARのアクトを皮切りに、窓から降り注ぐ外光すら塗り潰す勢いのヘヴィ・ロック・アクトが展開されていた。結成30年に及ぶ魂のジャパニーズ・メタルでオーディエンスを熱狂へと導いたOUTRAGE。まさに死神そのもののメイクと楽曲で異空間を描き出したノルウェー発ブラック・メタル・バンド:1349。ブレーキ壊れた暴走デス・メタルぶりを見せつけたカナダのCRYPTOPSY。京のグロウルやスクリーム、研ぎ澄まされたハード・エッジなサウンドが「異形の美」とでも言うべき世界を構築していた日本の精鋭=DIR EN GREY。そして、「EXTREME STAGE」のフィナーレを飾ったのは、フィンランドが誇るメロディック・デス・メタルの雄=CHILDREN OF BODOM! 出番的には「BIG ROCK STAGE」のHELLOWEENの真裏ながら、「Hate Me」をはじめ激しく悲壮で美しいアンサンブルで多くのオーディエンスを熱く盛り上げていた。

こうして、7年目の「LOUD PARK」も大成功に終わった。若手世代のメタル・リバイバル・ムーブメントも落ち着きを見せている2012年、メタル/ラウド系の「源泉」と「核心」を突き詰めるようなラインナップを実現することで、その音楽的アイデンティティを日本のロック・ファンに向けて改めて提示することに成功していた「LOUD PARK 12」。メタル/ラウド系の歴史とともに「LOUD PARK」が歩んでいることを、この場にいた誰もが実感したに違いないーーと思える1日だった。

audio-technicaは今後もスポンサードという形を通して、「LOUD PARK」のみならず日本のロック・フェス、音楽カルチャーのさらなる発展をサポートしていきたいと考えています。

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