audio-technica
HOME イベント・ニュース 業務用音響機器
Enent/News プレスリリース Back

DEEP PURPLEの栄光に触発され、
ATマイクがオーケストラに“魔法”をかけた!

—3.25. DEEP PURPLE東京公演—
 


ディープパープル DEEP PURPLE

 ロック界の巨星の一つであるDEEP PURPLEが、2000年春から約一年ぶりで来日し、3月24日から29日にかけて、東京、仙台、札幌の3都市で公演を行ないました。今回の公演の目玉は、新日本フィル・セレクト・オーケストラほかの国内オーケストラとの共演であることで、これは1999年にロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで行なわれて話題となったロンドン・シンフォニーとの “with ORCHESTRA”公演を再現するものでもあるということでした。
 ロックバンドとオーケストラの共演という試みには、SRの面で多くの課題と困難がともないますが、オーディオテクニカは、この公演で使用されたマイクロフォンをトータルにサポートし、この記念すべき公演の成功に貢献することができました。

 東京公演2日目の3月25日、会場の東京国際フォーラムAホールには幅広い年齢層のファンがつめかけ、午後5時、華麗なショーの幕が開きました。
 今回の公演では、ボーカルがイアン・ギラン一人ではなくレインボウの ボーカリストでもあったロニー・ジェイムズ・ディオも参加していますが、リッチー・ブラックモアに代わって1993年からメンバーになったギターの スティーヴ・モースのほかは、全員バンドが頂点にあった70年代前半の オリジナルメンバーのままで、オーケストラの指揮もロイヤル・アルバート・ ホール・コンサートと同じポール・マンPaul Mannによるものでした。

コンサートは、バンド主体の第1部と、バンドとオーケストラが対話し、融合するジョン・ロード(key)作曲の“CONCERTO”(協奏曲)による 第2部に分けられていましたが、オーケストラは第1部からほとんど休み なしで、ポール・マンのエネルギッシュな指揮の下、最初から最後まで、DEEP PURPLEとの素晴らしいアンサンブルを聴かせてくれました。
 第1部では、まずロニーが“Love is All”を歌いながら客席の間を歩いて場内を大いに涌かせると、7曲目の“Well Dressed Guitar”ではスティーヴ・モースがアドリブをたっぷり盛り込んだギター・ソロでファンを魅了し、続いて“Wring That Neck”ではイアン・ペイスが「完璧」としか言いようのないドラム・ソロを見せてくれるという聴きどころいっぱいのステージで、まさに“巨星”ならではの風格を感じさせるものでした。
 しかし、この日の圧巻は、やはり第2部でしょう。SRの面でも、第1部ではやや音量のバランスが悪く、オーケストラがやや聴こえにくい場面もありましたが、第2部ではそれも払拭され、オーケストラの一つひとつの楽器がまさに“手にとるように”浮かび上がって聴こえ、DEEP PURPLEとの変幻自在なアンサンブルの見事さは、まるで魔法を見るようでした。

 実際、今回のDEEP PURPLE日本公演のためにオーディオテクニカが用意したマイクは、AT4050/CM5、ATM15a、ATM35など約150本。それが、DEEP PURPLEはもちろん、オーケストラのメンバー一人ひとりのポジションにも入念にセッティングされました。SR全体の統括は専属エンジニアのモーリー・マクミランMoray McMillin氏が担当しましたが、オーケストラのSRはMSIジャパンの最勝寺氏が担当し、その仕事ぶりについては、マクミラン氏も「オーケストラの音がとてもナチュラルで、エクセレントだ」と絶賛していました。
 今回のようなコンサートが成功するには、バンドとオーケストラ双方の力量が高いレベルでバランスすることを始め、非常に様々な条件をクリアする必要がありますが、今回のDEEP PURPLE日本公演が、マイクの役割の大きさとその可能性について、また、とりわけオーケストラのSRについて、新たな一頁を開くものであったことは間違いないでしょう。(T)

HOME イベント・ニュース 業務用音響機器