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夏川りみ∞ un RIMI ted ∞ツアー

チーフ・エンジニア橋本哲也氏(Zero db)インタビュー

 
 





“AT4051aは、
エアー感が素晴らしくて、
すごく気持がいいマイクです”


☆お忙しいところ、ありがとうございます。早速ですが、今回の ツアーの途中からATW-T98をお使いいただいているということですので、他社のワイヤレスとの違いや特 にどんな点がいいと感じていらっしゃるのかをお聞かせいただければと思います。


橋本〔以下、H〕 : まず、歌い方もあるんですが、夏川りみさんの声はものすご くダイナミックレンジが広いということと、よいか悪いかは別として、3k(Hz) あたりと6k(Hz)あたりにかなりのピークがあるんです。それで、それが倍音と して聴こえる場合と、PAを通すとどうしても「痛く」聴こえてしまう場合とか、 いろいろあったんですね。ですから、これまで他社のワイヤレスをいくつか使っ てみたんですが、そのへんの処理の仕方というか、音が入ってきた段階で、「ど うしましょう?」というぐらいになってしまうこともあったんです。それで、オ ーディオテクニカさんのマイクについては、うちの会社にも同じタイプのものが ありましたので、それを試しに使ってみた中で、そのへんの高域の特性と、中低 域の粘り強さというか腰の太さというのがよさそうだなと思ったわけですが、実 際に使ってみても、ATW-T98はりみさんの声によく合っているようで気に入って います。りみさんも、歌っていてマイクを離したり近づけたりしますし、音場によって マイクとの距離がリハーサルと本番では違ったりもするんですが、そんな場合に も安定していて、すごく扱いやすくていいですね。

☆今、リハで実際にお聴きして、りみさんの声は本当にすごい声ですので、マイクのポテンシャルが試されるなと思いましたが、とてもしっかりと音が出ているようで、大変うれしく思っています。それでは、吉川忠英さんのギターにお使いいただいているAT4051aについてはいかがでしょうか?


H: 実は、AT4051aは以前から使ってみたいと思っていたマイクなんです。 ただ、残念ながらうちの会社にはなくて、なかなか使う機会がなかったんです が、今回は吉川忠英さんがオーディオテクニカのみなさんとも親しくされている ということで、ぜひ使わせていただこうということになったわけです。実際に使 ってみた印象ですが、エアー感が素晴らしくて、忠英さんが弾くアコギの音をそ のままスピーカーから出してくれるという感じで、すごく気持がいいなあと感じ ています。それに、アルペジオの時でもストロークになっても、フェーダーを全然動かさなくてもいい感じなんですね。いままで使っていたマイクですと、スト ロークになると下げなきゃいけなかったりしてたんですが、その必要がないとい うことは、すごくバランスがいいということだと思いますね。

☆ピアノにはAT4040をお使いいただいていますが、AT4040はいかがですか?


H: ピアノのAT4040は、ずっと他社のマイクを使っていろいろやってみたんですが、アレンジを変えないと均一にならないということが常にありまして、その点 4040は、 同じようなねらい方をすると、ピアノの音はたしかに違うんですが、その違う音をそのまま拾ってくれるという感じで、すごく特性が素直なマイクだなと思います。
 それから、ATM35をりみさんの三線に使っているんですが、予想以上にしっかりした音が出ていますし、NHKの番組で、登川誠仁さん、知名定男さんといった沖縄三線の師 匠クラスの方が収録に使っていましたので、このチョイスも正解だったかなと思っています。

☆うれしいお話ですね。今日は、どうもありがとうございました。

 
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