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SS05会場 8/13 sat 8/14 sun
Live report 2005.8.13 sat

ソウルフルなURBAN STAGE、
ロックなISLAND STAGEなど新たな会場の盛り上がり

  朝方こそ雨がぱらついていたものの、スタート時にはすっかり止んでいたこの日の会場。1日目MARINE STAGEのROOSTERは最初のハイライトでした。すでに多くのアーティストが一番気になるバンドとして名前を挙げている彼ら。ワイルドで70年代ロックの土臭さと、80年代ロックスター的ギラギラとした魅力。まだ午前中ながら、デビューシングルにして彼らの存在を強烈に印象づけた“Come Get Some”を挟み、ボトムのしっかりとした音と、徐々に盛り上げていくステージングには、若さと同時に確かな技術に裏付けされた輝きを感じることができました。

  URBAN STAGEでは、現在の日本のヒップホップ⁄R&B⁄シーンにおける最重要アーティストが目白押しだった。RHYMESTERは、ダンサーTOKYOBBOYSを従え、そのマイク裁きとオールドスクールな演出はさすが。もうベテランと言ってもさしつかえないキャリアを誇りながら、常にアグレッシヴな姿勢を忘れない彼らにリスペクト。

  続いてフィメール・R&Bシンガーの頂点を極めたと言っても過言ではないAI。
本物のブラックミュージックの匂いを醸し出せる数少ないシンガーです。ゴスペルタッチのコーラス隊を加えたバンドはめちゃめちゃソウルフル。時にキュートに、時に母性を感じさせる包容力で、パーフェクトなソウルレヴューとなりました。新製品ワイヤレスマイクの性能もいかんなく発揮され、彼女の魅力をさらに伝えきったと感じ取れます。

  そして日本のレゲエシーンの立役者FIRE BALL with JUNGLE ROOTS BAND。数多くの野外レゲエフェスでならしてきただけあり、この大きなステージでも自在にオーディエンスとのコミュニケーションを築いていく。CHOZEN LEE、JUN 4 SHOT、CRISS、TRUTHFULそれぞれの個性の強いマイク裁きから目が離せません。

AI

BEAT CRUSADERS

INTERPOL

  一方、今年新設されたISLAND STAGE supported by audio-technica。
このステージは、昼のステージに加え、深夜のDJイベントが開催され、オーディオテクニカが冠協賛のステージとなりました。ちょうどSONIC STAGEとMOUNTAIN STAGEの間に位置し、ステージ間の移動の合間でも、気軽にその先鋭的な音を楽しんでもらおうというコンセプト。途中、入場規制などのトラブルで一時中断もあったものの、ZAZEN BOYS、BEAT CRUSADERS、DOPING PANDAといったこれからの日本のロックシーンを牽引していくであろうイキの良いバンドを多数取りそろえたこのステージは今後のSUMMER SONICの台風の目となるに違いありません。
特に2日目に登場したGREAT ADVENTUREなどサンプラーと生ブレイクビーツを駆使したイノベイティヴなサウンドで、最もサマソニらしいバンドと形容できるのではないでしょうか?

ベテランからニューカマーまで、
見逃せないアクトが続出

  MOUNTAIN STAGEはその名のとおり屋内とは思えない広大なキャパシティを誇っています。そこにミステリアスな赤い照明に彩られINTERPOLのメンバーがゆらりと登場。幻想的なサウンドとデカダンな声、硬質なサウンドが予想外に夏の空気に映える。バンドのサウンドの構築の具合から、彼らのポテンシャルをCDよりさらにダイレクトに感じることのできるアクトでした。

  電気グルーヴとスチャダラパー。90年代より活動を続けて日本のポップカルチャーを牽引していた2組のメモリアルなジョイントは今年のサマソニの目玉のひとつでした。リスナーの期待をよそにフロント3人のダラダラしたコンビネーションがたまりません。オヤジ臭さがテーマということで、ANIと瀧のかけあい(果たし合い)、サウンドのネクストレベルの具合とこの肩の力の抜け具合が新しい。この共演はぜひとも継続していただきたいものです。

  そして、昨年よりスタートし、既にサマソニの裏メインとも言えつつある、BEACH STAGE。隣にはスケートランプ、海岸を目の前にしたロケーションの素晴らしさと、ゆるめのサウンドを基本にしたラインナップは、リラックスにもってこい。くしくも今年は空前のサーフ・ミュージックブーム。ファッションのトレンドも含めサーファーたちのスローなライフスタイルが注目されているだけあり、昨年以上の盛り上がりを見せました。このBEACH STAGEで最も動員を記録したであろうアーティストが、飛ぶ鳥を落とす勢いのDef Tech。

  夕暮れが迫る千葉マリンが次第にダークな色合いを帯びていきます。2004年のSONICMANIAでの公演が惜しくもキャンセルとなったSLIPKNOTが遂に姿を現しました。SLIPKNOTは、オーディオテクニカのエンドース契約アーティストであり、サマーソニックに限らず、本国におけるステージ、レコーディングすべてにおいて、オーディオテクニカのマイク製品を使用しています。
  ブルータルで重く激しいサウンドと、時折入り込んでくるメロディアスな旋律。地面が割れるほどの轟音のなか、悪夢のようなイメージが連続する。ステージとアリーナが一体となったヘッドバンギングがわたしたちの脳裏に刻み込まれました。

  ラストを飾ったのは、NINE INCH NAILS。最新アルバム『ウィズ・ティース』リリース直後ということで、ファンの期待も尋常ではない。精悍な顔つきに変貌を遂げたトレント・レズナーがそこにいるだけで、なにか様々な思いがこみ上げてきます。静寂と轟音の対比、打ち込みとロックサウンドのバランスなど、活動を続けるごとに変化を続ける彼らのインダストリアルなサウンドは、90年代以降の時代の空気を象徴するものでした。トレント・レズナーのパワフルでカリスマティックな存在感に終始圧倒され、完璧なパフォーマンスを披露しました。

SLIPKNOT

NINE INCH NAILS

夜も眠れない!朝まで生ソニ

  今年も1日目と2日目をぶっ続けで楽しむファンのために、オールナイトプログラム朝まで生ソニ!が行われ、深夜もプログラムが多数開催。映画上映やDJイベントなどが目白押しでした。深夜のDJイベントでは、出演DJ全員がオーディオテクニカのヘッドフォンATH-PRO700を使用し、早朝の4:00まで盛大な盛り上がりをみせました。

  また、注目すべきは、こちらもオーディオテクニカのエンドース契約アーティストである、メタリカのドキュメンタリー映画『メタリカ:真実の瞬間-SUMMER SONIC 05 SPECIAL EDITION-』上映です。
  すでに劇場公開中のこの映画がSUMMER SONICのためだけに特別編集されたバージョンで上映されました。解散説まで流れたバンドの生々しい内部事情が赤裸々に綴られた、衝撃的な映像。えっこんなところまで?といえるほどプライベートなショットや、レコーディング風景など、オーディオテクニカのエンドースアーティストであるメタリカの生身の姿が感動的に綴られています。この夜も、スクリーンの前に観客が多数集まり、レア映像を食い入るように観ていました。
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