audio-technica
HOME イベント・ニュース 業務用音響機器
Enent/News イベントレポート Back
SLIPKNOTエンジニア David Nicholls氏 / Bruce Danz氏インタビュー

— ギターやベース用のボックスというのは、とても効果が大きいのですね。

D: 彼らがライブではとてもラウドなのは事実だし、ステージの上の限られたスペースでみんなが一斉に音を出すと、そのままではかなり大変な状態になってしまうよね。
それで、モニターではドラムの音を全体のベースにしていて、ドラムの音を軸に、ほかの楽器もきちんと聴こえるようにというやり方で調整してるわけさ。

N: ボーカルマイクだけは、ほかのマイクとは調整の仕方が違うけれどね。
ボーカルマイクは固定されていないし、手に持っているだけで雑音の原因になったりすることもあるからね。

D: そのへんは、ぼくがステージの上で動いてみて、彼がヘッドフォンでチェックしてくれるわけさ。
でも、AEW-T6100がハウリングに強いのは驚くほどだね。

N: ぼくも、最初に使ってみたときのことをよく憶えてるよ!
……たしか2004年の3月だったと思うけれど、あるライブの準備をしていて、ステージの上にいたブルースが、いつものようにマイクに向かって発声してみた後でマイクをキャビネットのホーンの中に差し入れてみたところ、それでもまったくハウらずに、ビクともしなかったんだ。
それで、ブルースも「このマイク、オンになってるかい?」と聞いてきたぐらいでね。

D: 以前は随分ハウリングに悩まされたからね。ハウリングが起きにくいというのは本当に助かるよ。

AEW-T6100

AEW-T6100

AE6100

AE6100

ドラム全景

ドラム全景

— AEW5000シリーズには、T6100だけじゃなくて合わせて4種類のマイクがありまして、ハウリングにはほかのマイクも同じように強いかと思います。

D: それに、T6100はとても丈夫にできているようだね。
バンドの連中は、どうしてもマイクをあちこちにぶつけたりしてしまうので、ぼくも同じようなことをやってテストしてみたけれど、ユニットがダメになったりすることもなくてありがたいね。

N: とにかく、今はボーカルマイクで困るようなことは何もないし、それはAT4050やAE2500についても同じだね。

D: そういうことだね。たとえば、今回、ATM23HEをスネアやタムに使っていて、かなりスティックで叩かれたりもしているけれど、あれは本当にタフなマイクで、ほとんど気にしなくてもいいぐらいだからね(笑)。ちょっと凹みができたりしても、何の問題もなく音を出してくれるし。

N: 実は、ボーカルマイクを床に落としてしまうこともしょっちゅうあるのだけれど、T6100はちっとも壊れたりしないね。

D: 以前に他社のワイヤレスを使っていたときには、ちょっと落としただけでユニットがオシャカになってしまうことがよくあったので、予備のユニットをいくつも用意しておいたり、かなり気を使わされていたんだ。

— アイソレートしたギター用のボックスのことですが、これに他社のマイクをお使いになることもあるのですか?

N: 正直にいうけれど、一度もないね。ボックスにはオーディオテクニカのマイクしか使ってないよ。
ぼくはソースになる音を大事にしたいし、ギターの音に関してはAT4050のようにしっかりした太い音が出るマイクはほとんどないからね。
それに、AT4050は周波数特性もほぼフラットだから、EQをかける必要もほとんどなくてミックスもとても楽なんだ。
ほかのエンジニアはEQをたっぷりかけて定番になっている他社のダイナミックマイクを使ったりしているけれど、あれでは出てくる音が貧弱になってしまうしね。

D: ドラム回りのマイクについても同じようなことが言えるね。たくさんのマイクを使っていても、オーディオテクニカのマイクなら、何かが何かに埋もれてしまってということがなくて、ギターもボーカルもしっかり聴こえるしね。

N: とくに、ボーカルに使っているワイヤレスの5000シリーズのマイクは、音の出方がとてもスムーズで特性もかなりフラットだし、本当にいいマイクだね。一度これを使ったら、もう他のワイヤレスを使う気はしなくなるんじゃないかな。

— 本日は、お忙しい中にもかかわらず、ありがとうございました。

[2005年8月13日千葉マリンスタジアム控室にて]

ATM23HE

ATM23HE

Summer Sonic´05 全体TOP « Previous 1 2
HOME イベント・ニュース 業務用音響機器