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ストーンサワーFOHエンジニア デイヴ"ビッグ・シャツ"ニコルズ氏 インタビュー
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2006.8.12 SAT
 

— 教えていただけるマイキングのヒント、または裏技などは何かありますか?

N:  バンドによって異なるけど……ギターでアイソレーションキャビネットを使用しない場合、スピーカーコーンの中央に設置するね。
ボクは、どんなバンドであれ、会場がどこであれ、ギターのマイキングにはマイクをダブルで使用する。アメリカでは、アイソレーションキャビネットを使用して、AT4050を2本立てるよ。1本はコーンの中央、もう1本は中央から少し離れたところに。

— あなたは、耳(聴覚)の健康維持はどのようにされていますか?

N:  聴きたくない周波数を聴かないように心掛けているよ。過去5年間に2度テストを受けたが、ボクの年齢では正常だった。他の雑音環境下で仕事をしている人の平均よりもダメージが少ないようだ。ただし、私の妻と一緒にいる時は違うけどね。それはSelective Hearing(訳注:都合のいいところだけ聴こえること)だよ。

— あなたが特にすごいと思うエンジニアはいますか?

N:  間違いなくビッグ・ミック・ヒューズ。彼が言うには、ボクは彼よりも腕前が上とのことだが、それはボクが楽器を演奏できて、彼ができないからにすぎない。彼はピンが落ちる音でさえ聴き分けられる人物なんだから。
彼は音声に関する素晴らしい思考過程を持っている。マイクテクニックの考え方や使用するマイクに関して、見事なんだ。
ボクはビッグ・ミックのことをかれこれ25〜26年知っているが、彼の腕前の半分でもあれば本当に幸せだよ。

ドラムセット

ドラムセット

ドラムのマイキング/ATM-23HE

ドラムのマイキング/ATM-23HE

ドラムのマイキング/AE3000

ドラムのマイキング/AE3000

 

— ここ最近スリップノットとストーン・サワーでオーディオテクニカと仕事をされていますが、長年にわたる関係に対してどのようにお感じですか?

N:  初めてオーディオテクニカのマイクに出会ったのは1996年、コロージョン・オブ・コンフォーミティの仕事をしているときだった。このときはメタリカのオープニングアクトだったよ。メタリカのエンジニアであるビッグ・ミックはこのときAT4050を使っていて「君もこのマイクを試さないと」と薦めてくれた。早速試してみて、さっきも言ったようにとても気に入ったんだ。現在は、かかわっているすべてのツアーでオーディオテクニカのマイクを使っている。10 年以上にわたって使い続けているけど、メーカーの方からは常に素晴らしいサポートを受けてるよ。

【Artist Profile】

STONE SOUR(ストーン・サワー)

Corey Taylor/コリー・テイラー - vocals
James Root/ジェイムズ・ルート - guitar
Josh Rand/ジョシュ・ランド - guitar
Shawn Economaki/ショーン・エコノマキ - bass
Joel Ekman/ジョエル・エクマン - drums

 全米を沸かせた異端の9人組SLIPKNOTの熱い魂を持つフロントマン、コリィ・テイラー(Vo)が暖めつづけた自身のプロジェクト、ストーン・サワー。
コリィとドラマーのジョエル・エクマンを中心に1992年に結成されたストーン・サワーは10年に渡る創造的表現の賜物である。コリィの長年の友人であるベーシストのショーン・エコノマキは、バンド創設後すぐに加入した。彼らは多数の異なるギタリストとライヴを行ってきたが(時には一回だけのためのギタリストもいた)、1995年に後にコリィとともにスリップノットに参加するジェイムズの加入によって転機が訪れた。それはこのバンドの完成を示した瞬間だった。
 それから5年の間ストーン・サワーは特定のジャンルに縛られずに、良いハード・ロックをベースに無敵のメロディ、エモーションの抑揚を兼ね備えた音楽を作ることに情熱を注いだ。
 しかし1997年、魔法は解かれ焼失してしまった。コリィはスリップノットに参加するために脱退し、ジョエルは家庭を持ち、ジェイムズはコリィ加入の約1 年後にスリップノットに加入し、ショーンはスリップノットのステージ・マネージャーになった。ストーン・サワーの伝説はグラスに半分注がれたままだった。またはそう見えただけかもしれない。
 2000年になって、コリィの古い友人であり、元ストーン・サワーのメンバーでもあったギタリストのジョシュ・ランドが、彼が書いた何曲かをコリィに持っていった。そして彼らは最終的に“ストーン・サワー”となる楽曲を書くのに1年半を費やした。それらの出来上がった楽曲群はストーン・サワーのルーツに非常に忠実であり、クオリティも高かったことから、2人は、元のメンバーを再び集めることが自然だと考えた。そして結成から10年後、最後にライヴを行ってから6年の時を経て、オリジナル・メンバー全員がデモインに集まったのである。
ラインナップが固まり、バンド名を決定する際、Project X、Superego、Closureといった候補が挙げれらたが、最終的には速やかに決定された。数年間ともにプレイし既に互いにケミストリーを感じていたバンド、1つの候補が目立っていた—ストーン・サワーが戻って来た。

 

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