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Springroove ヒップホップ、R&B、レゲエ……まさに世界グルーヴ博覧会!
KANYE WEST / Ms. Lawryn Hill
 3月31日、2度目のSpringroove開催! 少し肌寒いくらいの天気だが、11時の開場時間に集まった多くのファンは、クラブに来たかのように華やかにキメた人もTシャツ姿の人も、この1日を熱く踊り倒す準備はバッチリのようだ。
 メイン・ホール正面には2つのステージ=RED STAGE/BLUE STAGEが設けられている。さらに、フード・エリア&スポンサー・ブース・エリアのホールを隔てたところには、第3のステージ=GREEN STAGEが。GREEN STAGE脇にはスケートボード用のランページも用意され、スケーターたちが華麗なテクを競い合いつつ、フェスの高揚感をさらに盛り上げている。
 そして、吹き荒れるグルーヴの嵐! この日、Ms. Lauryn Hillの会場到着が遅れたため、急遽ヘッドライナー予定だったKANYE WESTの出番を繰り上げるというハプニングもあったが、結果的に大トリを飾ることになったMs. Lauryn Hillのアクトは神懸かり的な素晴らしさだった。総勢12名の大編成バンドを従えてステージに登場、“To Zion”“Doo Wop (That Thing)”などの代表曲を次々に歌い上げるだけでなく、フージーズ時代の曲まで惜しげもなく披露。予定をオーバーしてワンマン・ライヴ並みのヴォリュームで展開されたこの日のMs. Lauryn Hillのアクト。アンコールで見せた“Killing Me Softly”でのソウルフルな佇まいはまさにグルーヴの化身のようだった。
 そんな「出演時間前倒し」という緊急事態をものともせず、グラミー・アーティストの貫禄を見せつけたKANYE WESTも最高! 研ぎ澄まされたトラックと、6人のストリングスとハープまで擁した美麗アンサンブルが融合し、KANYEはアグレッシヴにステージいっぱいの観客を煽りまくる。“Through The Wire”“All Falls Down”などの超名曲を畳み掛けながら、荘厳さとゴージャスさが入り混じったような彼独特の世界を作り出す。“Touch The Sky”に沸き上がる割れんばかりの大歓声と渦巻く幸福感が、この日のピーク・ポイントを作り出していた。
 昨年のSpringrooveを盛り上げてくれたDAMIAN MARLEYだったが、今年は同じくBOB MARLEYの息子にしてMARLEY兄弟の長兄であるZIGGY MARLEYがステージに登場! ヒップホップとレゲエを融合させたDAMIANと違い、ZIGGYは王道レゲエ・スタイル。1曲目の“Shalom Salaam”から、極太の横ノリ・ビートがメッセを支配する。父BOBの曲“Get Up Stand Up”には会場から大きな拍手が起きる。闘争の音楽であると同時に平和の音楽でもあるレゲエ。その真骨頂のようなアクトだった。
 他にも、ストイックなビート&アゲアゲのラップでステージを揺らしてみせたシカゴ発MC=Lupe Fiascoや、DOUBLEとともにキュートな日米競艶ステージを果たしたAk'Sent、JAY-ZにサインさせたUK発の秘蔵っ子=Lady Sovereign、ジャーマン・ソウル・クイーン=Joy Denalane……など、各国の旬なアーティストが一堂に会し、極上のグルーヴを繰り広げていた。この日はDJアクトが中心だったGREEN STAGEにも、GREG NICE(NICE & SMOOTH)をはじめLORD FINESSE、GRAND PUBA、DJ BEATMINERZ+CRAIG Gといったラインナップが次々に登場し、フロアを揺らしていた。
 
AI AEW-T3300
 邦楽アーティストも大充実。TERIYAKI BOYZ(RIP SLYMEのRYO-Z&ILMARI、m-floのVERBAL、DJ SHADOWとのユニット)でもお馴染みのWISEがアッパーなフロウを炸裂させ、湘南乃風がゴリゴリのハード・ナンバーと“純恋歌”のギャップでフロアを魅了し、ZEEBRAがジャパニーズ・ヒップホップのパイオニアとしてのタフさを見せつける。
 そんな中、邦楽勢で最も多くのオーディエンスを集めていたのは、今やR&B女性シンガー日本代表的存在となったAI。“MUSIC”から最高潮のテンションで押しまくる! SUMMERSONIC 2005からワイヤレス・システムARTIST ELITE 5000シリーズのAEW-T3300を使っているAI。重厚なバンド編成と分厚いコーラスにもまるでひるむことない彼女のハスキーな歌声が、フロアを埋め尽くしたオーディエンスを揺さぶっていく。“BELIEVE”“MY FRIEND”“STORY”などの名曲でじっくり聴かせた後は、“We gonna”“I wanna know”でアゲまくる! 00年代をリードするアーティストとしての存在感を十二分にアピールしてみせた。

 こうして、1万人をホットに沸かせた2007年のSpringrooveは幕を閉じた。家路を急ぐお客さんの顔に浮かんでいたのは、踊り疲れた疲労感よりも、「まだまだ聴きたい! 踊りたい!」という貪欲な満足感だった。

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