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PUNKSPRING 世界の貫禄、日本の底力……パンク強豪の大競宴!
 前日とは打って変わって夏のような陽気のエイプリルフール。PUNKSPRING東京会場は開演前から異様な熱気に包まれている。それもそのはず、この日の動員は昨年を大きく上回る2万人。同じ会場で3万5千人のツアー・ファイナル公演を成功させたばかりのELLEGARDENをはじめ、NOFX、NEW FOUND GLORY、JIMMY EAT WORLDといった世界の強豪たちが勢揃いする。自ずとテンションも上がろうというものだ。集まったオーディエンスはほとんどがバンドTシャツ姿で、来たるべき開演時間を待ち構えている
 
KANYE WEST / Ms. Lawryn Hill
 オープニング・アクトの邦楽2バンド=START FROM SCRATCHとLINKの熱いアクトを受けて、13:00いよいよ開幕! BLUE STAGEでは日本の猛者=マキシマム ザ ホルモンはのっけから超満員のオーティエンスに向けて“恋のスウィート糞メリケン”“恋のメガラバ”と必殺ナンバーを叩きつけ、GREEN STAGEでは関西発のGOOD 4 NOTHINGが爽快なビートで突っ走る。続いて「オッス!」の声でフロアを沸かせたカリフォルニアの激情パンク=DEAD TO ME、日本が誇るめちゃくちゃ語変化球パンク=B-DASH、メンバー脱退をものともせず3人で極上のメロディック・パンクを聴かせたTHE SUMMER OBSESSION、フロリダ発5人組ポップ・スクリーモ=THE RED JUMPSUIT APPARATUS、デビュー間もないLA疾走パンク5人衆=BETTER LUCK NEXT TIME……と、開演からここまで2時間半の間に、3ステージをめまぐるしくアーティストが入れ替わっていく。このスピード感もパンク・フェスならではのものだ。
 出演キャンセルとなったParamoreに代わって登場したのは、日本の精鋭=9mm Parabellum Bullet。デビュー前の新人であり、チケットがソールドアウトしてからの出演決定にもかかわらず、メタル〜ハードコア色の強い独特の楽曲で多くの観客を魅了していた。続いては、赤/白/黒ツンツン頭の能天気パンク3ピース=THE TOY DOLLSがベテランならではの余裕のアクトを見せ、中国代表ストリート・パンク・バンドBRAIN FAILUREがパワフルなステージを展開する。
 そして、90年代以降の日本パンク・シーンの第一人者、KEN YOKOYAMAの登場! なぜか外人チックなカタコトMCでおどけてみせながら、“BELIEVER”など代表曲でフロアいっぱいのオーディエンスを熱狂の渦に叩き込んでいた。Hi-STANDARDからソロまでパンク街道ど真ん中を驀進してきたKEN YOKOYAMAだからこその余裕と貫禄を感じさせるアクトだった。さらにGREEN STAGEでカオティック・ハードコアの新鋭=PROTEST THE HEROが健闘する中、RED STAGEに現われたのはアイリッシュ・パンクの雄=DROPKICK MURPHYS! アコーディオンやバグパイプの軽快な響きと、左右ギターのマーシャル4段積みのぶっといサウンドが融け合って生まれる、攻撃的で懐の深いパンク・ロックがメッセを満たした。
 そして、ステージ前の熱気がさらに高まる……そう、ELLEGARDENの登場! インディーながら、今や日本のシーンをリードする存在にまで成長した彼ら。“Space Sonic”“Missing”“Red Hot”といった代表曲を息もつかせず畳み掛け、最後に定番の“Make A Wish”で締め括る頃には、場内は確実にヒート・アップしていた。その後、GREEN STAGEはニュージーランド発の爆裂ミクスチャー・ロック5人組=STERIOGRAM、そしてELLEGARDEN/B-DASHとのスプリット・ツアーでも有名なシカゴ出身ポップ・パンク・バンド=ALLiSTERによるスピッツ“チェリー”のカバーなどで大盛況のうちに終了。そして、RED STAGEにはエモの巨星=JIMMY EAT WORLDが登場。“Futures”など、清冽なギター・サウンドとエモーショナルなヴォーカル/メロディ、アグレッシヴな演奏で大きな拍手を浴びていた。
 いよいよ残り2バンド。BLUE STAGEのトリは、フロリダ発のパンク・ハリケーン=NEW FOUND GLORY! ひりひりするような熱い反抗のパンクを鳴らしながら、2万人のオーディエンスをどんどん巻き込んでいく。MCで時折見せるフレンドリーな表情もいい。そして大トリのRED STAGEには、83年から今までパンクの最前線を走り続けている原石にして巨石=NOFXが降臨! 触れるものすべてをパンクにしていくような4人の迫力のサウンドが、名残りを惜しむ幕張メッセの空気をびりびりと震わせる。「Best place in the world!」というMCが、その場のすべてを物語っていたと言えるだろう。

 こうして、2年目のSpringroove/PUNKSPRINGも大成功に終わりました。このようなジャンル別の音楽フェスがひとつの文化として「始まる」だけでなく、音楽シーンに「定着」していく——そんな充実感を与えてくれる2日間でした。そして、audio-technicaは今後もスポンサードという形を通して、日本のフェス文化と音楽のさらなる発展をバックアップしていきたいと考えています。

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