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Live Report | Top | 8.11 sat | 8.12 sun |
Live Report top 2007.8.11 sat 2007.8.12 sun
1日目にも増して強烈な日光の下、SUMMER SONICの2日目はスタート。11時の開演からゴリッと手応えあるギター・サウンドでMARINE STAGEを痺れさせたのはUK発の若き3人組、THE ENEMY。同時にスタートしたDANCE STAGEでは、沖縄の双子テクノ・ユニットRYUKYUDISKOがいきなり入場規制の盛り上がりを見せている。

FALL OUT BOYに続くか?と目されているMADINA LAKEはMOUNTAIN STAGEに現れた。ヘヴィ・メタリックなギターと切迫した歌で悲壮感越しの希望を歌う4人組。ヴォーカルとベースの双子・レオン兄弟を中心に、ソリッドなサウンドでオーディエンスがたくさんの拳を突き上げている。「タノシンデル?」。早くも余裕すら感じさせるステージだ。
痛いほどの陽射しの中、ステージ規模は小さいものの独自の涼やかな空間を作り出していたのは、スタジアム近くにある芝生のステージ=RIVERSIDE GARDEN。2日目の昼間には日本の精鋭=APOGEEが登場。幻想的なシンセの音とまろやかな歌声が芝生の上に広がり、抜けるような青空に溶けていった。
HINDER
THE OFFSPRING
メッセに戻ると、SONIC STAGEはシンフォニック・ロック集団=THE POLYPHONIC SPREEの出演時間を迎えていた。コーラスに弦、ブラス、ハープまでフィーチャーした黒軍服の20人以上のメンバーが奏でる、愛と祈りの交響曲が、SUMMER SONICを異次元の高揚へと誘っていた。
続いてSONIC STAGEに登場したのはBRETT ANDERSON。一昨年にはSUEDE復活か?という含みを持たせつつTHE TEARSとして来日したブレット、今年はソロでのサマソニ参戦だ。青のジャケットでキメた彼は、悩ましい踊りを交えながら“TRASH”などSUEDE時代の曲を連発、集まったオーディエンスを歓喜で包んでいた。

ENTER SHIKARIがデジタルでダークでハード・エッジなロックを聴かせて異様な熱気を生んだ後、MOUNTAIN STAGEに現れたのはアメリカン・ハード・ロックの雄=HINDER。見た目はAEROSMITHかMOTLEY CRUEか?といういかつさ、でも楽曲はキャッチーで王道というギャップが新鮮なHINDERだが、そのサウンドをヴィヴィッド&ラウドに伝える上でオーディオテクニカのマイクが一役買っている。 FOHエンジニア=ファブリツィオ・デル・モンテ氏はこんなコメントを寄せている。

私はずっと筋金入りのaudio-technicaユーザーです。
ファブリツィオ・デル・モンテ氏インタビューへ >
pr_jp57_iv_0101.html

ギミックやフックに頼ることなく、Vo・オースティンのハスキー・ヴォイスとタフなサウンド真っ向勝負で骨太なロックを生んでいこうとする意志が伝わってきて、オーディエンスからも大きな歓声が沸き起こっていた。
「今」を体現するバンドたちがしのぎを削る中、CYNDI LAUPER登場!

MARINE STAGEではTHE FRATELLISの3人がどこか牧歌的なロックを奏でている。ざっくり配置された音の隙間をエモーションで埋めるようにヒート・アップする3人の姿が、スタジアムを軽やかに盛り上げる。
次にMARINEに現れたのはBLOC PARTY! ソリッドなポスト・パンク・サウンドとヴォーカル=ケリーの肉感的な声がぐいぐいと観客を引っ張っていく。ロンドンのアート・ロック・シーンからUKロックを代表するバンドの1つにまで成長した彼ら。3年前のサマソニで初来日を果たした彼らにとって、いわば凱旋公演とも言えるこの日の巨大ステージでのアクトに、惜しみない拍手と歓声が送られていた。

同じ頃、DANCE STAGEではニュー・レイヴの旗手THE SUNSHINE UNDERGROUNDが若くひたむきなモードをそのままビートに置き換えたような音楽で歌う踊るの大熱狂を描き出している。

そして、同じくメッセ内のSONIC STAGEにはあのCYNDI LAUPERが登場! 50歳を超えているとはとても思えないスタイルを黒のコスチュームに包んで、ステージを走り回ってフロアを煽りまくる。のっけから入場規制の盛り上がりを見せた彼女のバックを支えるドラム・サウンド、特にコシの強いバス・ドラムの音をピックアップしているのは、オーディオテクニカのマイクだ。ドラマーを務めているサミー・メレンディーノは、自身のサウンドについて次のように話してくれた。

audio-technicaは大好きですね。ライブではアーティスト・シリーズとアーティスト・エリートのマイクロホンが気に入っています。
サミー・メレンディーノ氏インタビューへ >
pr_jp57_iv_0101.html

“Good Enough”“She Bop”“Money Changes Everything”に加え“Time After Time”まで披露する無敵のセットリスト。参加ミュージシャンたちの間でも彼女のアクトを楽しみにしていた人も多かったようだが、彼女はこちらの期待以上の大満足の内容でSONIC STAGEを完全に魅了していった。
MARINE STAGEにMANIC STREET PREACHERSの3人が現れると、スタジアムからは怒号のような歓声が沸き起こる。ジェームスの圧巻のヴォーカルにも、ベース=ニッキーのお馴染みの女装にも、オールキャリア・ベスト的な選曲にも、長いキャリアを経たからこその「貫禄」とそれでも抱える「蒼さ」が共存していた。
続いてMARINEに登場したのはKASABIAN。ポスト・オアシス最右翼?と思わせるスケールの大きなグルーヴで、むせ返るようなロックの匂いを醸し出していた。初期ナンバー“CLUB FOOT”には割れんばかりの歓声が!

その後、MOUNTAIN STAGEではMOTORHEADがステージ左右6段積みのマーシャルの山から爆音を放射し、AVENGED SEVENFOLDの屈強な5人がハード・エッジなサウンドとドラマチックなコーラスで「タトゥー越しのロマンチシズム」を見せつけていた。また、SONIC STAGEではTHE CORNELIUS GROUPが、映像と完全リンクした冷徹なビートでアヴァンギャルドな音空間を生み出していた。

この日のISLAND STAGEで邦楽最前線の勢いと風格を見せつけたのは、爆裂ハードコア・バンド=マキシマム ザ ホルモン。「かかってこいや、サマーソニック!」というナヲ(Dr)のかけ声に、1万人規模のホールいっぱいに集まったオーディエンスからも大歓声が沸き起こった。
AVENGED SEVENFOLD
 

新鋭とベテランが揃い踏み。さあ、2日間のグランド・フィナーレ!

いよいよ今年のSUMMER SONICも終わりが近づいてきた。SONIC STAGEのラストを飾ったのはPET SHOP BOYS! キーボード以外何もないステージに映し出される映像、ロボットのような2人のパフォーマンス、現れては消えるダンサー……すべてが白昼夢のように幻想的で、80年代にタイムスリップしたような背徳感と甘美さに満ちていた。が、最後の“Go West”には誰もが夢から覚めたように大合唱。過ぎ行く宴の終わりを盛り上げていた。
MOUNTAIN STAGEのトリはパンクの巨星=THE OFFSPRING! 当然ながら超満員のステージを、20年のキャリアを総動員したような選曲で迎え撃つオフスプ。もちろんあの「アハーン、アハーン」でお馴染みの“Pretty Fly”も惜しげもなく披露。アメリカを席巻したネオ・パンクの原型をすべて体現するような、まさに圧巻としか言いようのない堂々たるアクトだった。

そして、MARINE STAGEにはSUMMER SONIC史上最若手のヘッドライナー=ARCTIC MONKEYSが登場。バンド自体はこのシチュエーションに臆することも舞い上がることもなく、クールと言っていいくらいのモードで曲を畳み掛けているのだが、“This House Is A Circus”“Brianstorm”と1曲ごとに悲鳴のような歓声が起こる。まだアルバム2枚しか出していないUKの新鋭がロックを大きく動かしている……その現実がスリリングなくらいにスタジアムを戦慄させていた。“I Bet You Look Good On A Dancefloor”の速射砲のようなギターとリズムに、オーディエンスも残る力を振り絞って最高の歓声で応えていた。

時代をジャストに捉えたフェスだからこその大盛況、大成功

こうして、8年目のSUMMER SONICも大成功のうちに終了。METALLICA/LINKIN PARKという2大ヘッドライナーを擁して18万人を集めた06年のSUMMER SONICも十二分に充実した内容ではあったが、今や全米を代表するエンターテイナー・グループであるBLACK EYED PEAS、そしてサマソニ史上最も若いARCTIC MONKEYSをメインに迎え、SUM41/THE OFFSPRINGなどUSパンク勢、KASABIAN/BLOC PARTYなどUKロック系、ELLEGARDENやマキシマム ザ ホルモンなど日本のシーンを切り開くバンドたち……という時代をジャストに捉えたブッキングが、過去最大の動員と熱気を呼んだことは間違いない。
オーディオテクニカは今後も、こうした日本のフェス文化と音楽のさらなる発展をバックアップするため、よりよい製品と場を提供していきたいと考えています。

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