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日本最大・超重量級メタル/ハードコア・フェス、 2年目も大成功! 世界中の新鋭・古豪バンドが激突した 圧巻の2日間を、audio-technicaがサポート!

HEAVEN AND HELLの偉大なる様式美に心酔!

 快晴の空の下、朝10時の開場前から待ちきれない様子のロック・ファンたち。いわゆるビッグ・ネームのTシャツをここぞとばかりに着込んだオールド・ファンも、TRIVIUMシャツの若いリスナーも、爆音吹き荒れる歓喜の瞬間を心待ちにしながら、さいたまスーパーアリーナの入場ゲートに長い列を作っている。
 さっそく場内へ。前回の幕張メッセでの開催時は「メイン・ホールに2ステージ、別ホールにもう1ステージ」というレイアウトだったが、今回はメイン2つのステージのみ。オール・スタンディングのアリーナだけでなくスタンド席も開放しているため、柵前でヘッドバンギングしながら観たり、座席で休みながら観たり……と、オーディエンスはそれぞれのペースで1日11時間・12アクトの爆音のシャワーを満喫することができる。舞台は整った。熱気も十分だ。
 午前11時、いよいよ開演! ULTIMATE STAGEに現れたCELLADORの高速メロディック・パワー・メタルを皮切りに、2ステージ12バンドが転換時間5分(トリ2組のみ10分)で登場するという超重量級ロック・フェスが幕を開けた。この日唯一の日本のバンド=OUTRAGEは「期間限定のオリジナル4人編成」によるヘヴィでアグレッシヴなプレイを披露。スウェーデンのTHERIONは男女4人ヴォーカルを擁する8人編成でゴス・オペラとも言うべき妖艶な世界を描き出し、鍵盤をフィーチャーしたUSスクリーモ/メタル・コア6人組=STILL REMAINSがフロアを巧みに巻き込む。元MOTORHEADエディ・クラーク率いるFASTWAYが一転して場内の空気をブリティッシュ・ハード・ロックで塗り替えたかと思うと、超高速/超重量USデス・メタルの雄=NILEがオーディエンスの鼓膜のみならず身体ごと轟音で揺さぶってくる。昨年に引き続いての登場となるAS I LAY DYINGが悲愴な楽曲とスクリームでUSメタル・コアの底力を見せつけ、スウェーデンのNOCTURNAL RITESが泣きのツイン・ギターとハードなサウンドで開場を魅了する。
ATW-A85
ATW-F800(上)AEW-DA800J(下)
 17時を過ぎ、終盤に差し掛かった場内はすごい熱気! USへヴィ・ロックのタフネスと結成15周年の貫禄を見せたMACHINE HEADのロブ・フリンはあまりに熱いリアクションに気をよくして、MCで何度も「カンパーイ!」を連発。この日1・2を争うくらいの人気ぶりだったフロリダ発・次世代メタル・ヒーロー=TRIVIUMも、世界が認めるメロディックな楽曲とソリッドなアンサンブルを見せつける。ULTIMATE STAGEのトリを飾ったのは結成23年のジャーマン・メタルの古豪BLIND GUARDIAN。たちまちオーディエンスを大合唱に導く堂々のアクトを見せた。そして大トリ、大掛かりなセットが組まれたBIG ROCK STAGEに降臨したのはあのHEAVEN AND HELL! オジー・オズボーン脱退→DIO加入後のBLACK SABBATHのアルバム・タイトル『HEAVEN AND HELL』を看板に掲げ、21世紀をサヴァイヴしているDIO、トニー・アイオミらBLACK SABBATHの4人。DIOの妖術のような高らかなヴォーカリゼーション! トニーのパワー・コードの不穏な響き! メタル哲学の結晶のような彼らのステージは、オールド・ファンのみならず若いリスナーにとっても相当衝撃的だったのだろう。アンコールの“Neon Knights”が終わった時はとっくに22時を過ぎていたが、それでもスーパーアリーナはスタンドまで埋まったままで、心ゆくまでDIOの絶唱を堪能している。20世紀という時代に埋もれることなく生き続ける様式美、その強さと魅力が改めて浮き彫りになった。
 
ARCH ENEMY炸裂! MARILYN MANSON全開!

 2日目もメタル・サウンドの嵐は止まるところを知らない。この日はBIG ROCK STAGEからのスタート。午前中からオーディエンスで埋まったフロアに降り注ぐのは、US激メタル・コア・バンド=ALL THAT REMAINSのメロディとスクリーム! 続いてダーク&メロディアスなフィンランドの精鋭=AMORPHIS、「最高に気持ちいいぜー!」とのMCとともにジャパニーズ・メタルの熱い意地を見せつけたANTHEM、鍵盤を絡めた緩急自在の曲展開と「キョウノコトハ、イッショウワスレマセン」という日本語MCが印象的だったブラジル発スラッシュ・メタル=ANDRE MATOS…と息つく間もなくタイム・テーブルが進行していく。
 ド派手な羽飾りをまとったVo・グラム以下、ダイナミックなハード・ロックを聴かせたのはノルウェーの4人組=WIG WAM。イタリアから唯一参戦のLACUNA COILは男女ヴォーカル含む6人編成から繰り出すゴス&美麗メタルでオーディエンスをがっちり掴んでいる。USハード・ロックの隠れ英雄=TESLAのステージではジェフ特有の高音ハスキー・ヴォイスがスーパーアリーナにこだまし、ノルウェーのゴス/デス・メタル6人衆SATYRICONは重厚なサウンドと竜巻のような壮絶なヘッドバンギングでフロアを沸かせる。デビュー28年のUKメタルの豪傑=SAXONが圧巻のギター・サウンドで「サクソン!」コールを巻き起こしたかと思えば、フィンランドが生んだハード・ロックの麗しき徒花=HANOI ROCKSがあまりにグラマラスな熱気で会場を包んでいく。
ARCH ENEMY: ギターアンプ AT3035
クラッシュシンバル AT3035
オーバーヘッド AT4033a
 いよいよ残り2アクト。BIG ROCK STAGEの2日間のラストを飾ったのは、スウェーデン発メロディック・デス・メタルの北極星=ARCH ENEMY! 女性ヴォーカルとはとても思えない図太いスクリームとスラッシュ・メタルの疾走感、そしてゴシック感を濃厚に感じさせる重厚な構築美。若いリスナーを中心にフロアは異様な熱気をもってそのアンサンブルを受け止めていたし、ステージの5人も「来年また日本に来る」とのメッセージを力強く発していた。続いて……ファイナル・アクトはこの人、世界を呑み込むロックンロール・ヴァンパイア=MARILYN MANSON! 黒ゴス・スタイルに包丁型マイクで登場したマリマンは黒ハット&黒ジャケット→別の袖なしシャツ→ボクサー・スタイル→白ジャケット、と目まぐるしく早着替えを繰り返しながら、“Disponsable Teens”“Mobscene”など新旧の楽曲を織り交ぜて披露。メタル/ラウド系のフェスのラストにはやや異色なキャスティングながら、それを力ずくで「あり」にしてしまう渾身のアクトだ。アンコールではナチ服で“The Beautiful People”。どこまでも過剰で、皮肉で、サービス精神に溢れたマリマンの本領発揮のようなステージで、LOUD PARK 07は幕を閉じた。

 こうして、日本最大のメタル/ラウド・ロック・フェスは2回目も大成功。メタルとハードコアの融合、それに伴う古豪へのさらなるリスペクト……そうしたシーンの動きと密接にリンクしつつ、その魅力が日本のオーディエンスに余すところなく提示された、充実の2日間でした。audio-technicaは今後もスポンサードという形を通して、LOUD PARKのみならず日本のロック・カルチャーのさらなる発展をバックアップしていきたいと考えています。

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