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Artist Profile
 

2006年11月に発表したシングル「奇跡を望むなら...」が異例のロング・セールスを記録。その後、順調に作品リリースを重ねてきたニューヨーク在住の女性シンガー・ソング・ライター、JUJU。渡米から13年、日本でのデビューから3年目の2007年10月に満を持して世に送り出したファースト・アルバム『Wondeful Life』のツアー初日が東京国際フォーラム・ホールCで行なわれた。今回のホール・ワンマンは彼女にとって初めての試みであったが、集まったオーディエンスの年齢層は実に幅広く、開演前にして、彼女の歌が雨のように等しく東京の街に降り注ぎ、人々の心を潤していることが手に取るように伝わってきた。

プラチナム・ヴォイスが誘う極上のライヴ

19時をわずかに回り、客電が落ちると、さあ、ライヴの始まりだ。男女2人のコーラス隊を含む7人のサポート・メンバーは配置につくと、ベーシストとドラマーのコンビネーションから生み出されるファンク・ビートにギタリストがカッティングを刻み、2台のキーボードに指を滑らせ、場をあたためてゆく。そこにハットを目深に被ったJUJUが登場。彼女がステージ中央に立つと、バンドは抑制したラテン・リズムに滑らかなベース・ラインを走らせてゆく。

1曲目はデビュー・シングル「光の中へ」だ。シルキーな耳触りの歌声で会場を満たしてゆく彼女の手にはオーディオテクニカ社製のコンデンサー型マイク、AE3300が握られている。スワロフスキー・ラインストーンでデコレートされ、黒を基調にゴールドのシグネチャーが入ったJUJUカスタム仕様のそれは、彼女が放つヴォーカル成分の高域を繊細に、中低域を豊かに伝えてくれる。

続くセカンド・シングルの「CRAVIN'」からアルバム2曲目の「rush hour」へと広がるメロウなサウンドテクスチャーにあって、一言一言を噛みしめるように歌い、会場をソウル・フィールで満たしてゆくJUJU。最初のMCで「ようやくホールでコンサートができるようになりました。みんな、ありがとう」と感謝の念を述べると、「MIS」ではループするリズム上で気持ちよく歌声を泳がせ、「私自身、歌っていて勇気づけられる曲です」とコメントした「Open

Your Heart 〜素顔のままで〜」ではドラマティックなバラードを情感豊かに歌い込んでみせる。ここで早くも最初のピークが訪れ、目くるめくJUJUのライヴは中盤へ。



ヴォーカルマイクAE3300

 

表情豊かな歌声とスウィート・ハーモニー

クールに抑制されたバッキングとクリアな高域を使ったヴォーカルの組み合わせが絶妙な「キミに会いに行こう」を歌った後、「恋愛にちなんだ曲を歌っていきたいと思います」というMCに続いて披露されたのは、「あこがれてた関

係」と「笑顔の残像」。前者はJUJUと同じコンデンサー型マイクを使っている男女のコーラス隊がその歌世界にふくよかで柔らかなハーモニーを添え、後者はアンプにうなりや音色をも鮮明に描写するコンデンサー型マイク、AE3000を立てたサポート・ギタリストがエモーショナルなソロで盛り立てる。そして、続くのは「me against the material world」と「LOST & FOUND」だ。2曲共にUJUが作曲を手掛けており、ジャズ・ファンク調の前者ではラップ的なヴォーカルを、幻想的な後者では歌声の艶やかな側面を披露した後、彼女は舞台袖に消えた。

衣装チェンジを済ませたJUJUはライヴ終盤を「sayonara」で幕開けた。リズム&ブルーズに寄ったヴォーカルが実にソウルフル。そうかと思えば、続くシングル曲「ナツノハナ」では琴線を鷲掴む高いキーを織り込んだバラードを歌ってみせる。曲によって表情をがらりと変えてみせる、その豊かな表現力こそがやはり彼女の魅力だ。そして、メンバー紹介を兼ねて、パートごとに音を回していく「Song For You」ではステージと客席がハンド・クラップで一体になると、「私には悲しい歌が多いけど、悲しいことがあるから、楽しいことがあるんじゃないかな」というMCに続き、アルバム/ツアー・タイトルでもあるゆったりしたテンポの「Wonderful Life」で本編は締めくくられた。

あたたかさと輝きと……

アンコールは、JUJUが黒いドレスに身を包み、ライヴ定番曲にして、未CD化曲である「ありがとう」でその口火を切った。この曲は、作者であるシンガー・ソング・ライター川口大輔の結婚を祝って、彼女から捧げられた歌のプレゼントだ。そして、4月13日にニュー・シングル「どんなに遠くても...」のリリースが決定したことをオーディエンスに報告すると、「愛はどんどん繋がっていくんです」という印象的なMCの後、滴るように瑞々しいエレクトリック・ピアノをフィーチャーしたその名バラードをいち早く披露。さらには前曲のスモーキーな雰囲気をステージに残したまま、彼女の名を世に知らしめた名曲「奇跡を望むなら...」が歌われる。JUJUというアーティストから沸き上が

る極上の音楽、その全てをあたたかみのある歌声と磨きに磨かれたメロディに凝縮し、2時間半に渡るライヴは大団円を迎えた。



 
 

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