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Artist Profile
インタビュー
 

「期待の新人」レベルを軽く凌駕する、
 レゲエ・シーンの大物アーティスト、Metis。
 新レーベル「playlist Zero」発足イベントのアクトに、
 そのシンガーとしての真価を観た!


日本でも今やムーヴメントの域を超えてシーンに定着しつつあるレゲエ/ヒップホップ系クラブ・ミュージック。今年2月にクラウンレコードが新たに設立した新レーベル「playlist Zero」は、まさにそんな時代の潮流を捉えたものだといえる。そのplaylist Zeroの中核的な役割を果たすアーティストの1人が、女性レゲエ・シンガー=「Metis」。今年24歳になったばかりとは思えないほどのタフでスケールの大きなヴォーカリゼーションと、24歳ならではのヴィヴィッドな感性を併せ持ったその歌は、今後シーンを引っ張っていくに違いないと確信させるだけの強さに満ちている。audio-technicaのワイヤレスマイク AEW-T6100 を駆使して、クラブもライヴハウスも歌声一発で瞬間沸騰させる彼女。そのシンガー/パフォーマーとしての実力を、3月31日にリキッドルーム恵比寿で行なわれたplaylist Zeroレーベル発足スペシャル・イベント『Strange Vibration with playlist Zero ~to wear some flowers in your hair~』の模様を通してレポートしてみることにする。

オープニングから早くもアゲアゲ


この日のイベントには、Metisのほか、同じくplaylist Zero所属のレゲエ・シンガーソングライター「九州男」、そして九州男の音源に参加しているユニット「C&K」、沖縄出身のヒップホップ・グループ「PENGIN」、女性レゲトン・ユニット「NUDYLINE」が出演。途中、ストリート系ファッション・ブランドの協力によるファッション・ショーの予定も盛り込まれたバラエティ豊かなパーティーだ。
18時30分、いよいよ開演。オープニング・アクトの1組目は「レゲリーマン」。某一流企業の広報部所属という49歳メタボ系サラリーマン・レゲエ・シンガー=レゲリーマンと、その友人の主婦=レゲリーナによるユニット。“カメレオンバーの夜はふけて”“両国・どすこい・金星の星”など3曲を披露、そのコミカルでアグレッシヴなステージで、勢いよくイベントの幕を開けてみせた。続いてオープニング・アクト2組目、playlist Zero×MySpace Auditionでこのイベントへの出演枠を勝ち取った、「DJ TAMAやら韻牙ランド」。Crystal KayやPE'Zなど幅広くリミックス/プロデュースを手掛けるDJ TAMA、そして札幌在住ヒップホップ・ユニット=韻牙ランドのコラボ・ステージ。アゲ系ナンバーからビートを利かせた歌モノまで、10分ほどの持ち時間の中で存分にアピールした。



ヴォーカルマイクAEW-T6100

 

C&K+九州男のステージにフロア熱狂


いよいよ本編開幕! 昨年発売された“SEXUAL CARNIVAL”がiTunes StoreのR&B/ソウル・チャートでいきなり5位を獲得した2人組女性レゲトン・ユニット=NUDYLINEの登場だ。真夏のようなホット・パンツ姿で現れたI-RING&NANAの2人は、時折ダンサー2人を加えてオーディエンスを煽り、クラブ仕込みのエロティック&ゴージャスなヴォーカルを聴かせながら、ハード&ドープなレゲエ・トラックを自在に乗りこなしていく。次のアクトは沖縄発、2MC(XICO、サンシロウ)+1DJ(DJカットー)スタイルのヒップホップ・ユニット、PENGIN。レゲエ・ベースのトラックで至上の歌モノ・ヒップホップを聴かせる“世界に一人のシンデレラ”など3曲だけの演奏だったが、いずれもその音楽的な幅の広さと懐の深さを強く印象づけるものだった。最後の“トベナイトリ”ではヘヴィなビートとアッパーな歌でリキッドルームのフロアをジャンプ! ジャンプ!のハッピーな空間へと染め上げてみせる。20分ほどのファッション・ショーのコーナーを挟んで、続いての登場は湘南・横浜で活躍するCLIEVYとKEENのヴォーカル・ユニット=C&K。「骨までとけるような恋をしよう」と歌い上げるハイトーンのツイン・ヴォーカルとヘヴィなレゲエ・トラックがいきなりダンス空間を作り出し、その後も重厚なダンスホール・ナンバー“Every Body Dance”、KEENの美麗アカペラからレゲエ・バラード“交差点”へ、とぐいぐいフロアを引っ張っていく。ここで、フィーチャリング・ゲストの形で九州男が登場すると会場はさらにヒートアップ!のっけから “KEEP MY WAY feat.C&K”をハードにかますと、もう熱気は止まらない。さらにはC&Kのアゲ系アップ・ビート・ナンバー“sun son sound feat.九州男”を畳み掛けると、オーディエンスはみんな笑顔でタオルをぶん回してそれに応える。九州男のメジャー・デビュー・シングル曲である“1/6000000000 feat.C&K”をしっとりと聴かせた後、「もう1曲やってもいいですか!」と、予定になかった九州男のハード・パーティー・ナンバー“少年⇔未来”へ!フロアに歓喜が渦を巻いた。

Metis登場! 誰もがその歌に圧倒された


そして、いよいよヘッドライナーのMetisの出番だ。ドラム、ベース、ギター、キーボード、女性コーラス×2という編成のバンドを伴って登場したMetis。1曲目“Answer”の第一声からリキッドルームを支配する、圧倒的な声量! audio-technicaのワイヤレスマイク AEW-T6100 が、ややハスキーでヴィブラートの利いた彼女の声を、張りつめた高音から心地好い低音の揺らぎに至るまで逃さずキャッチし、オーディエンスをあったかく包み込んでいく。しかし、そんなバキバキにハイ・クオリティなシンガーとしての佇まいとは裏腹に、ひとたびMCになると「Metisっていいます。メティって呼んでや!」と気さくで姉御肌なモードに一変。フロアからも、ここぞとばかりに「メティー!」と声援が飛ぶ。「今日楽しみにしとったっていう人、どれぐらいいますか!」のMetisの声に、一斉に手が挙がる。オーディエンスとのコミュニケーションもバッチリだ。続いては“Brand New Day”。重いメッセージを含んだ歌と、バンドの強烈なキメの1つ1つが炸裂!ここがキャパ1000人程度のライヴハウスであることを忘れさせるような、スケールの大きな歌とビート。そして「まだまだいくぞ!みなさん、Brand New Tuneは聴きたいですか! みんなのストレスをここで発散させて帰って!」というMetisの煽りに導かれて、6月18日発売予定のミニアルバム『BLESS』から“Over the Rainbow”を披露。アップテンポでトロピカルなテイストをハードなビートが面白いようにドライヴさせていく。腰をくねらせながら歌うMetisのヴォーカルは、曲が進むごとにますます艶を増していく。ゲスト・ヴァイオリンを招いての春待ちの歌“梅は咲いたか 桜はまだかいな”のイントロで聴かせた、Metisのアカペラの壮絶さ!「みんな、お母ちゃん好き? あたしがこうしてステージで歌ってるのも、お母ちゃんがいたからやけども……今日はうちのお婆ちゃんとお母ちゃんも広島から来てます!」と、彼女が16歳の時に母親がガンになった時に心から感じたという「母親の大切さ」をストレートに歌ってオーディエンスの心を震わせた“母賛歌”。4つ打ちパーティー・レゲエ・ディスコで再びリキッドルームを揺らしてみせた“皆SUMMER”……ライヴ運びの巧みさも「超新人級」だ。『BLESS』からもう1曲“Road to the top”で怒濤のコーラスを聴かせ、“One by One”の「愛はすべての扉をひらく!」というメッセージを残して、Metisはステージを去って……再びステージが明るくなり、Metisが登場!「今日はメティ、最高の日です! 私たちは音楽の力で明日も生きれる!」という力強い宣誓のようなMCとともに、ラストのレゲエ・バラード“MUSIC”へ。日本のレゲエ/クラブ・ミュージックを1歩も2歩も前進させてくれそうな圧倒的な才能、Metis。終演後のリキッドルームに満ちていたプレシャスな空気が、そのパフォーマーとしての力を証明していた。



 
 

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