audio-technica
HOME イベント・ニュース 業務用音響機器
Enent/News プレスリリース Back
Artist Profile
 

2008年2月24日の三重県文化会館からスタートしたAIの全国ツアー『 DON'T STOP A.I. Japan Tour 』。全国33公演のツアー・ファイナルが武道館で行なわれた。会場に集まったオーディエンスは圧倒的に女性が多く、彼女の歌が現代女性の心と共鳴していることがよく分かる。ステージは前回の『 What's Goin' On A.I. 』ツアー同様、3階建てのやぐらが組まれており、その2階にあたるフロアに3人のコーラス、ターンテーブルの DJ HIRAKATSU を含9人編成のバンドが。そして、国際的に相当なキャリアを持つ男女6人のダンサーを従えた AI が昇降機を使用して、ダンスを交えながら会場を縦横無尽に動くという、エンターテインメント性の高い舞台構成だ。しかし、それは同時に歌いにくかったり、演奏している音が聴き取りづらかったりすることをも意味しているので、果たして、どんなパフォーマンスが展開されるのか。開演時間に客電が落ち、スクリーンに摩天楼の映像が映し出されるなか、オーディエンスの歓声が一際大きく上がった 。

空から降りてきた歌の女神

歌の女神は昇降機に乗って、空から降りてきた。イントロに続いて、新作アルバム『DON'T STOP A.I.』の流れそのままにディープ・パープルの「Hush」を織り込んだアッパーな「DON'T STOP」から「IT'S SHOW TIME」へ。切れのい いダンスを踊りながら、特別にカスタマイズされたaudio-tehcnicaのヘッドセットマイク、ATW-M73aで歌う彼女のヴォーカル・パフォーマンスは全開で、そこには淀みが全く見当たらない。そして、ダンサーによるインタールードを挟んで、特製リボン・マイクが拾うサックス・ソロをフィーチャーした切なくも爽やかなファンク・チューン「MOVE」からミニスカートに衣装チェンジした彼女がこれまた特別にカスタマイズされたマイク AEW-T3300を手に歌う胸かきむしるようなバラード「MY SWEET HOME」へ。ヴォーカルの緩急を絶妙に使い分けるAI。コーラスマイク AE6100の前に立つ3人のコーラス隊との掛け合いを聴かせる「イマ」では切ない甘さを歌声ににじませる。そうかと思えば、「I'll Remember You」ではオーディエンスのハンドクラップと一体となって、R&Bのポジティヴな側面を謳歌してみせ、「大切なもの」ではスクリーンに瞬く星のもと美しく壮大なバラードをぎゅっと歌い込む。表情豊かな新作の楽曲とAIの表現豊かなヴォーカリゼーション、そして、オーディエンスを楽しませる最上級のパフォーマンス。前半、目と耳を惹きつけられたのは、そうした点だった 。

AI とバンド、ダンサーからなる黄金の布陣

そして、中盤は彼女のライヴで不動のDJを務めるDJ HIRAKATSUのターンテーブル・プレイ。DJヘッドフォン ATH-PRO700を装着した彼がトリッキーでシュアなスクラッチングを見せると、ブラックとレッドのパーカー&パンツ姿のAIが6人のダンサーを紹介し、ダンス・チューンを繋いだメドレーへ。先にも述べたように、今回はバンドが2階でプレイするセットだったため、音響的に演奏が難しかったはずだが、バンド・マスターにして、キーボーディストのケイリブ・ジェイムスと超絶的なドラミングで耳を惹きつけるドラマーのロレンゾ・ブレイスフルを中心とするバンドは、バンドの音を拾うAT4073a、 ATM23HE、ATM15a、AT804からなるマイクによって、サウンド的にも隙らしい隙は全くと言っていいほどなく、アップテンポなグルーヴでAIとダンサー、そして、オーディエンスを盛り上げていく。「GET UP」から「GET UP (REMIX)」、「BUTTERFLY」から「E.O.」、そして、「I Wanna Know (Long ver.)」から「Beautiful (REMIX)」へ、テンポを絶妙にアップダウンさせながら、気持ちよく歌声を泳がせていく彼女は一端ステージを後にすると、今度はステージに残されたバンドがメンバー紹介を兼ねてファンキーなインストゥルメンタルでオーディエンスを沸かせてゆく。最高の詞曲、最高のヴォーカル&ダンス、そして、最高の演奏。AIのステージは止まらずに続いてゆく。

ヴォーカルマイクAEW-T3300





 

止むことなく広がってゆく AI の歌声

そして、後半、満を持して歌われたのは名曲「Story」。歌声を一語一句聞き逃さないように会場が静まりかえるなか、その空間にあたたかいソウルを注入してゆくAI。この瞬間を一つの頂点に、ミラー・ボール瞬く「FEEL SO GOOD」、新作で宝石のように輝くバラード「ONE」、そして、ゴスペル・フィーリングが高揚感を生む「BRAND NEW DAY」という寄せては返す波のような流れと共に本編は幕を閉じたが、アンコールを求めてオーディエンスが歌う「My Firend」に導かれたアンコール1曲目では大波が。運ばれてきたのは AI、ZEEBRA、SPHERE of INFLUENCE のラッパー3人が揃い踏みした「GET UP (Remix)」。audio-technicaのハイエンドワイヤレスマイク AEW-T6100 を使用した3人の豪華なマイク・リレーで展開されると、続く「BUTTERFLY」では ANITY the 紅乃壱、ANNA TSUCHIYA、PUSHIMの3人がヒップホップ、レゲエ、ロックの要素を持ち寄って、こちらは女性らしく華やかなマイク・リレーを聴かせる。そして、いかにもファイナルらしい演出の後はファースト・アルバム『ORIGINAL A.I.』からアコースティック・ギターをフィーチャーした「LIFE」と「My Friend」。オーディエンスのコーラスと一体となることでAIは会場のエネルギーを集めると、ラスト・チューン「MUSIC」へ。彼女が歌い上げた音楽に対する感謝の念が会場を包み込むなか『DON'T STOP A.I. Japan Tour』は無事終了したが、アルバム/ツアー・タイトルにある通り、彼女の歩みはもちろん止まらない。ラッパーとしてフィーチャーされている ANNA TSUCHIYA のシングル「CRAZY WORLD」が早くもリリースされたばかりだが、彼女は、この先もさらなる驚きと感動を運んでくれることだろう。



 
 

PAGE TOPへ

HOME イベント・ニュース 業務用音響機器