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KORN完全復活! メタル・ゴッド=HALFORD降臨!

昨年の会場=幕張メッセから、一昨年「LOUD PARK 08」と同じくさいたまスーパーアリーナへと会場を移して開催された「LOUD PARK 10」。季節外れの陽気に包まれた上に、朝早くから会場に集った観客の熱気によって、開演前から会場は汗をかくほどの暑さ。例年であればベテラン・メタル・ファンたちが革ジャンで気合いを入れているはずの会場も、今年はTシャツ姿がほとんどだ。巨大な会場内に2つの大きなステージ……客席から向かって左側に「ULTIMATE STAGE」、右側に「BIG ROCK STAGE」が並んで設置され、バンドが各ステージに1組ずつ交互に登場する……というシステムによって、アクトごとの転換時間:5分というスムーズな運営が可能になっている。その結果、朝11時の開演から夜の10時頃まで、オーディエンスはほぼ途切れることなく世界最高峰の轟音を浴び続けることができるのである。
また、会場のヴィジョンでは、これまで「LOUD PARK」で名演を披露しつつ、残念ながらこの世を去った数々のミュージシャン……DIOことロニー・ジェイムス・ディオ、SLIPKNOTのポール・グレイ、AVENGED SEVENFOLDのザ・レヴ、そしてGOTTHARDのスティーヴ・リーの映像が、転換のたびに映し出されていた。ロックの狂騒と、フェスの祝祭感と、亡き先人へのリスペクトが混じり合い、独特の空気感を生み出していたのが、実に印象的だった。
1日目のハイライトは、何と言ってもヘッドライナー=KORNだった。白塗りメイクで「ULTIMATE STAGE」に登場したジョナサン、マンキー、フィールディ、そして新ドラマー=レイ。マンキー7弦ギター&フィールディ5弦ベースの重低音がスーパーアリーナの空気をびりびりと震わせ、ジョナサンの咆哮が空を裂くように響き渡る!新作『KORN III:リメンバー・フー・ユー・アー』の楽曲は数曲のみだったものの、それまでのバンドの迷走に自ら終止符を打ってヘヴィ・ロック原点回帰を実現した『KORN III』のアグレッシヴなモードに満ちた、まさに完全復活と呼ぶに相応しい圧巻のアクト。そのタフなサウンドは、ヘヴィ・ロック/ミクスチャーのファンのみならず、コアなメタル・ファンのハートもがっちり掴む破壊力を持っていた。


そして、去年はJUDAS PRIESTとして1日目のトリを飾ったロブ・ハルフォードが、今年は自らのバンド=HALFORDとして「BIG ROCK STAGE」に降臨!『メイド・オブ・メタル』という新作のタイトルそのままに、海賊の頭領のようなロブの佇まいはいよいよ邪悪なメタル・ゴッドたる貫禄を帯びているし、来年還暦を迎えようとする彼の歌声は、長年鍛え上げられた迫力と凄みに満ちている。壁のように積み上げられたアンプのスピーカーからあふれ出す怒濤のギター・サウンドが、その神々しいまでの存在感をいやが上にも盛り上げていた。SCORPIONSと並ぶジャーマン・メタルのオリジネイター・ACCEPT、堂々の「ラットンロール」を鳴らしたRATTといった古豪も、そのパワフルなアンサンブルでフロアを圧倒していた。
一昨年にSLIPKNOTとしてこのさいたまスーパーアリーナを沸かせたコリィ(Vo)&ジェイムズ(G)は、今回はSTONE SOURとして登場。会場全体から巻き起こる歓声に、前述のポールと最後にこのステージに立った日のことを思い出したのか、「LOUD PARK、サイコー!」とコリィは何度も叫び、顔を真っ赤にして感極まった表情を見せている。それでも、自らのセンチメンタリズムをも振り切るように、図太い絶唱を響かせていく彼の姿が今、新たな感動を生み、「LOUD PARK」のさらなる1ページとなっていく。
LA発の新星・HOLY GRAIL/PANTERA&DAMAGE PLANの遺伝子を継承するHELLYEAHといったアメリカ勢のみならず、スウェーデンのENGEL/AMON AMARTH、ドイツのメロディック・スピード・メタルの雄=EDGUY、台湾から飛び出した異形の鋭角暗黒メタル=CHTHONIC……と世界中から精鋭が集った1日目。日本からはDIR EN GREYが参戦、ヴィジュアル系の妖気とハードコアの重量感、そして京(Vo)の衝撃的なヴォーカリゼーションで、DIR EN GREYファンのみならず会場全体から熱い歓声を集めていた。

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