audio-technica
HOME イベント・ニュース 業務用音響機器
Enent/News プレスリリース Back

コンセプト・ライブ・シリーズ「BoA THE LIVE」と日本デビュー10周年記念ライブがコラボレート

ヴォーカルマイク:AEW-T3300


「10年目をこうしてみなさんと過ごせたことを、すごく嬉しく思います!」というBoAのMCに、会場を埋め尽くした5000人のオーディエンスから一斉に拍手喝采が湧き起こる———12月11日、東京国際フォーラム ホールA。同会場にて2日間にわたって開催された『BoA THE LIVE 2011"X'mas"〜The 10th Anniversary Edition〜』の2日目。そのタイトルの通り、「通常の新作リリース・ツアーとは一線を画したコンセプチュアルなライブを展開する『BoA THE LIVE』の2011年クリスマス・バージョン」であると同時に「日本デビュー10周年を迎えたBoAがライブで綴る自らのオールタイム・ベスト」でもあるこの日のライブは、ステージと客席が10年間の歩みを万感の想いとともに分かち合う、実にハートフルな一夜だった。

自由で伸びやかな歌声が伝える「音楽の楽しさ」

ドラム/ベース/ギター/キーボード/女性コーラスにブラス・セクションまで擁した総勢8名のバンド編成、男女計8人のダンサー・チーム……というゴージャスなステージングのステージに、真紅のドレス姿で登場したBoAへ、広大な客席から割れんばかりの拍手が送られる。クリスマス・ソングのカバー「Let It Snow」のみならず、大ヒット曲「VALENTI」のようなダンサブルなポップ・ナンバーも、ビッグバンド・ジャズや70sソウルといった新鮮なアレンジで披露していくBoA。ついにはアメリカ進出も果たした「ハード・エッジでダンサブルなBoA」のイメージ越しにではなく、自分の楽曲にまったく新しいジャジーなアレンジの加わったサウンドを通して、「音楽の楽しさ」を5000人の観客とともに共有していこうとする、音楽的な冒険心に満ちた試みだった。

コンサート写真
ヴォーカルマイク:AEW-T3300

そして何より、どこまでも鮮やかにしなやかに、そして1曲1曲エネルギーの限りを振り絞るかのようにパワフルに熱唱するBoAの圧倒的なヴォーカリゼーション! この場に集まったすべての人に歌と想いを届けようという彼女の真摯なアティテュードを、長年彼女のステージをサポートしてきたaudio-technicaのワイヤレス・マイクが余すところなくキャッチし、ダイレクトに会場の隅々にまで解き放っていく。パワフルさよりもたおやかな表現力を追求したこの日のアクトの目映いほどの魅力を、「AEW-T3300」のクリアでリアルな響きが最大限に伝えていた。

「『純粋な音楽を、純粋な歌とともに届ける』というコンセプトのライブ・シリーズ『BoA THE LIVE』も、そのスタートから早5年。「10周年記念ライブと『BoA THE LIVE』をコラボレーションさせることはできないかな?と思いました!」とBoA。そんな彼女の言葉通り、「気持ちは伝わる」「LISTEN TO MY HEART」「Shine We Are!」など代表曲を惜しげもなく連射しながら、時にジャクソン5よろしくダンサーとともに極彩色のコーラスを決めてみせたり、ミュージカル風の華麗なダンスを披露したり、次々にコスチュームをチェンジしたり……と息もつかせぬスリリングで多幸感に満ちたステージングが、それこそ最高の祝福のセレモニーのような存在感をもって、聴く者の心を熱く震わせていく。

ディスコ・ソウル風アレンジで国際フォーラム丸ごと揺らすほどの大きな歓喜を生み出してみせた「QUINCY」。ピアノの静謐な響きとともに、その伸びやかな声で5000人の心を瞬時に支配したバラード「JEWEL SONG」……と次々にハイ・クオリティな歌を聴かせながら、その直後に「バラードは緊張するねー!」とフレンドリーな表情を見せ、広い客席との距離を一気に近づけてしまうあたりも、実にBoAらしい。「昔の曲をこうやってたくさん歌うのって久しぶりだなって。歌い方の変化とかに、自分で気づくんですよね。10年の歴史を、歌ってて感じちゃいますね」と語った後、「歴代マネージャー紹介」MCでオーディエンスを笑いで包み、ただでさえ熱気あふれる会場の温度をさらに上げていた。

コンサート写真

「BoA10年史」を祝福する5000人の高揚感

ADELEの「someone like you」をピアノ伴奏でしっとりと歌い上げた後、「DO THE MOTION」からライブ本編もいよいよ終盤へ。ゴージャスな「奇蹟」のアンサンブルの遥か頭上を飛翔するように響く、BoAの流麗なトップノート! バンドと彼女が一体となって生み出すでっかいビート感が、客席の大合唱を生んだ「Rock With You」! と1曲1曲クライマックスへ昇り詰めていく展開は、「LOSE YOUR MIND」「BUMP BUMP!」で頂点へ!……しかし。この日の真の聴かせどころは、この後のバラード曲にあった。抑えた歌の中に濃密なヴァイブを滲ませた「永遠」。思わず身体が震えるほどの美しさに満ちたファルセットを響かせた「I SEE ME」。そして……「この10年間、短かったようで、長かったようで……短かったようで(笑)。いろんな想いがあるんですけど。2〜3年で韓国に帰るんじゃないかと思ってたんですけど、こうして10周年を迎えて、日本のステージに立っていられるのは、すごく嬉しいです。この先10年もよろしくお願いします!」という感謝の言葉とともに彼女が歌った本編最後の曲は、デビュー10周年イヤー第1弾としてリリースされたDVDシングルの楽曲「Milestone」。《季節が移ろう度に 世界が感覚を追い越したとしても 揺るぎのない 胸のMilestone その度 わたしが刻むから…》……シーン最前線で闘い続けた自らの日々を噛み締めるようにエモーショナルに歌うBoA。ステージを去っていく彼女に、熱い拍手と歓声がいつまでも降り注いだ。

コンサート写真

鳴り止まないアンコールの声に応えて、再びステージに登場したBoA。やがて、この日の正真正銘ラスト・ナンバーである「メリクリ」を歌い始める……が、10年間の足跡を讃えるように響き渡る客席全体の大合唱を前にして感極まった彼女、あふれる涙でついには途中で歌えなくなってしまう。「BoA!」「がんばれー!」という観客の掛け声が、やがてさらに大きな「メリクリ」一大シンガロングへと姿を変えていく。「……人生で初めて『メリクリ』歌えなくなったと思います。『Milestone』の時からもうやばくて……頑張ってきたなあと思って」と、涙を拭いながら照れくさそうに語るBoA。「本当にありがとうございます! メリー・クリスマス!」という挨拶を残して終演——のはずが、再びバンド・メンバーとともにステージに戻ってきたBoA。「今日DVD収録ってことすっかり忘れてた……(笑)」と、まさかの「メリクリ」再演を歌い上げてみせた。「また泣いちゃった……」とホッとしたように客席に微笑みかけるBoA。割れんばかりに沸き上がる大歓声が、彼女の「これから」へ向けたファンファーレのように、力強く響き渡っていた。

PAGE TOPへ

HOME イベント・ニュース 業務用音響機器