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—HOPE OF THE STATES FOHエンジニア Lee Pasfield氏インタビュー—

 





リー・パスフィールド
(Lee Pasfield)

“どれも実にしっかりしたマイクで、タムとスネアに使った
 AE3000はとても素晴らしかったね”

“I think everything work fine,
 toms and snare are fantastic.”

 

■今回“SUMMER SONIC”初登場のHOPE OF THE STATES。ギター、ベース、ドラムにピアノとヴァイオリンも加わった5ピースバンドで、UKのバンドではあるのですが、ミクスチャー系の重層的で広がりのあるサウンドには無国籍風の魅力があって、2000年に結成された若いバンドとは思えないスケールの大きさを感じさせてくれました。楽曲は抒情性豊かでオリジナリティにあふれており、とりわけ日本では、彼らに似たバンドを見つけるのは、まず不可能でしょう。そんな彼らのステージでも、大半のマイクはオーディオテクニカのものでしたので、FOHエンジニアのリー・パスフィールドLee Pasfield氏にお話をうかがいました。

☆お忙しいところ、ありがとうございます。
 今日初めてホープ・オブ・ザ・ステイツの演奏を聴かせていただいたのですが、サウンド自体にとても個性があって、その分、エンジニアへの要求も多いのではないかと思いました。まず、パスフィールドさんはバンドの個性をどのようにとらえていらっしゃるのかということからお聞かせいただけるでしょうか?

パスフィールド〔以下、P〕:まず、彼らが生みだすサウンドはとてもパワフルだということだね。ある時はとても静かだったかと思うと、ある時にはとてもラウドなサウンドになったりで、つまり、とてもダイナミックな(=強弱の幅が広い)サウンドなんだ。もちろん、曲によっても違うことだけれど、静かなパートとラウドなパートを対比させて、2つのパートの違いを際立たせるのがホープ・オブ・ザ・ステイツのサウンドの一番の特徴じゃないかな。

 


AE3000


AE5100

   

AT4050/CM5


AT3035

 

☆そうなのでしょうね。そこで、マイクについてお聞きしたいのですが、あれだけ強弱の幅があるサウンドですと、単に感度がよければいいというのではなくて、音の追従性というのか、ダイナミックレンジが広くて、タフでもなければならないだろうと感じましたが——。
P:そうだね。今回、ボーカルとキックドラムには他社のマイクを使ったけれど、それ以外は全部オーディオテクニカのマイクで、どれも実にしっかりしたマイクだと思ったね。ドラム回りでいえば、タムとスネアに使わせてもらったAE3000はとても素晴らしかったし、ハイハットとオーバーヘッドに使ったAE5100もいいマイクだね。それに、ギターにセットしてもらったAT4050も、使うのは今回が初めてで、十分に聴き込むだけの時間もなくてそれほど細かに調整もしていないのだけれど、困るようなことは何もなくて、とてもいいマイクだと思ったね。サウンドにとても透明感があるというのが、どのマイクにも共通する特徴かな。

☆ほかに何かお気付きになったことはあるでしょうか?
P:ギターでノイズのような音を出したりするのもホープ・オブ・ザ・ステイツのサウンドの大事な特徴なので、その味をもっと出せればいいのに、とは思ったね。ただ、それはマイクだけの問題でもないし、もう少し使い込んでみないと何ともいえないところだね。もっと時間があれば、ボーカルやキックドラム用のマイクも使ってみてもよかったかも知れないし。

☆フロアでお聴きしていたかぎりでは、とてもいい感じで音が出ていたと思いましたが。

P:実際に、AE3000はスネアに使ってもタムに使っても素晴らしかったし、今後もぜひ使いたいね。AE5100もシンバルの音を実によく出してくれたし、全体としては、今日のショーはとてもうまくいったんじゃないかな。オーディオテクニカのサポートは本当によかったと思うし、大いに感謝したいね。

☆お忙しいところ、どうもありがとうございました。

[2004年8月7日 幕張メッセにて]

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(C)SUMMER SONIC

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