audio-technica
HOME イベント・ニュース 業務用音響機器
Enent/News イベントレポート Back

—Zebrahead FOHエンジニア Brett Solomon氏インタビュー—

 





ブレット・ソロモン氏
(Brett Solomon)

“サウンドが実にクリアーで力があって、
 あまりEQをかけなくても
 すべての音がとてもフラットに
 くっきりと出てくれるんだ”

“It’s really clear and dynamic……
I don’t have to do lot of EQ-ing,
everything comes out really flat and really true”

 

☆お忙しいところ、どうもありがとうございます。
ゼブラヘッドは、もう何度も日本に来ているわけですが、そんな中で、よくオーディオテクニカのマイクをお使いいただいています。そこで、お忙しいことは承知で、ぜひお話をうかがいたいと思ったのです。どうぞよろしくお願いします。

ソロモン〔以下、S〕:構わないさ。ぼくはオーディオテクニカのマイクが好きで使っているんだから。オーディオテクニカのマイクはとてもよくできているし、すごくしっかりした音が出るので、仕事が楽しくできるしね。

☆今回お使いいただいているマイクについてお聞きする前に、まず、最初にオーディオテクニカのマイクをお使いになられたのはいつ頃のことだったかお聞きしたいのですが?
S:まず断わっておきたいのだけれど、以前には必ずしもオーディオテクニカのマイクを選んで使っていたわけじゃなかったんだね。こちらで使ってみていいと思っても、そのままアメリカの国内でも使えるとは限らないしね。とくによく憶えているのはあるワイヤレスのマイクのことで、そのサウンドをファンと一体になって楽しめたというか、モニタリングしていてもボーカルの声がすごくよく聴こえて、本当にいいマイクだなと思ったね。とてもパワフルで。

 


ATM23HE、AT4041


AE2500

   


AE4100


ATM25、AT4047/SV

   


ATM25

 
 

☆こちらでお使いいただいたワイヤレスというと、おそらく、今回もお使いいただいているATW-T98ではないかと思いますが——。
S:逆にこちらから聞きたいのだけれど、今回、キックドラムに使っているマイクは(カタログを見て)…これ(AE2500)かな?これにはコンデンサーとダイナミックの2つのユニットが使ってあるわけだけれど、まるで一つのマイクのように、一体になった本当にいい音がするので驚いてしまってね。というのも、これまで、コンデンサーとダイナミックを同時に使ってみても、ローエンドの反応が多少よくなるぐらいで、2つのマイクを同調させるのはとても難しいので、キックドラムにマイクを2本使うのは、もうやめておいた方がいいのかなと思っていたんだ。でも、昨日大阪でこのAE2500を使ってみたら、どちらのユニットの音もとてもナチュラルで(笑)、すごくいい音が出てくれたので驚いたね。サウンドチェックの時間も限られていたし、細かなところまでは調整しきれなかったのだけれども、それでも、あれだけいい音が出せたことはこれまでに数えるほどしかなかったかも知れないね。
それに、AE2500はいろいろな楽器に使えそうなので、これからもぜひ使ってみたいね。

☆実際に、AE2500をギターアンプやベースアンプにお使いになっているエンジニアが何人もいます。ご希望にも、ぜひ沿えるようにしたいと思います。
ところで、今回ギターアンプとオーバーヘッドにお使いいただいているAT4047/SVについてはいかがでしたでしょうか?

S:AT4047/SVだけに限らないと思うのだけれど、オーディオテクニカのマイクは音がすごくナチュラルだね。サウンドが実にクリアーで力があって、実際のステージで聴いてみると、あまりEQをかけなくてもすべての音がとてもフラットにくっきりと出てくれるんだ。これは、とてもいいことだね。というのも、エンジニアなら誰でも、どんな音にしたいかというイメージがあるはずなので、PAで増幅した後でも音があまり変わらないというのはとても大事なことだからね。
 それで、ぼくはギターアンプにはAT4047/SVとATM23HEを組み合せて使ってみたのだけれど、この2つのマイクのコンビネーションはとてもよくて、音のバランスも申し分なかったね。
 オーバーヘッドに使ったAT4047/SVについては、とくにハイパス(ローカット)フィルターをかけたりしなかったのに、シンバルの音がとてもクリアーにとれたので驚いたよ(笑)。

☆ありがとうございます。
 では、ボーカル用のマイクについてお聞かせいただけますか?

S:最初にも言ったように、あのワイヤレスのボーカルマイクはとてもいい音なので、ずっと日本にいられたらよかったのに、と思ったほどなんだ。というのも、ご承知のように、日本とアメリカではワイヤレスマイクが使っている電波の帯域が違うので、いくらこちらで使ってみていいと思っても、そのままアメリカで使うのは不安だからね。とにかく、あのワイヤレスの音はグレートで、困ったことは何もなくて、音がこもったりもしなければ、ハウリングも起きないし、要するにとてもクリアーな音で、使っていて実にいい気分だったね。

☆スネアやタムにお使いいただいたATM23HEについてはいかがでしょうか?
S:スネアに使ったマイクも、実にいい音を出してくれたね。試してみてすぐに、とてもナチュラルで適度な厚みがあることがわかったので、タムにも同じマイクを使ってみて、何の問題もなく気持よく使えたし……これもオーディオテクニカのマイクすべてについて言えることだと思うのだけれども、あらゆる音がしっかりとキャッチされていて、それぞれの楽器の音をしっかり聴き取ることができるし、エンジニアであるぼくに必要なレンジをしっかりカバーしてくれているんだ。あのマイクはスネアのトップとボトムの両方に使ってみたけれど、結果は最高だったね。

☆バンドのメンバーは、マイクについて何かおっしゃっていたでしょうか?
S:ボーカルの二人はオーディオテクニカのマイクがとても気に入ったようで、今回使っているワイヤレス(ATW-T98)をアメリカに持って帰りたいぐらいだと言っていたね。昨日の大阪でのショーでは、ボーカルの一人がジャンプしてマイクのヘッドがスピーカーのすぐ前にまで近づいてしまったのだけれど、ハウリングも起きなかったし、何の問題もなくそのまま歌い続けられたのは本当にスゴイことで、ぼくも驚いたし。あのマイクは音ヌケしたりしないし、突然電圧が下がったりもしないし、とても安定したしっかりした音を出してくれるので感心したよ。ボーカルの二人が、あのワイヤレスを気に入っているのは間違いないし、もちろんぼくも同じさ(笑)。アメリカでもあれが使えるといいのにと願うばかりだね。

☆どうもありがとうございました。


もどる

(C)SUMMER SONIC

HOME イベント・ニュース 業務用音響機器