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Live Report | Top | 8.7 fri | 8.8 sat | 8.9 sun |
Live Report top 2009.8.7 fri 2009.8.8 sat 2009.8.9 sun
9:30に開場を迎えた2日目のメッセには、まだ前日の熱気が濃厚に漂っている。それもそのはず、今年は「3日間開催」に加えての新たな試みとして、1日目と2日目のSONIC STAGE&DANCE STAGEでは明け方までステージが展開されていたからだ。特にSONIC STAGEの1日目深夜はゆらゆら帝国/TRICKY/THA BLUE HARB/Y.SUNAHARAといった強力なラインナップが勢揃い。まだまだロックを聴きたい!踊り足りない!というオーディエンスの情熱に十二分に応えていた。

そんな2日目の一番手としてMARINE STAGEに登場したのは、文字通りハリウッドから訪れた正体不明の6人組覆面ミクスチャー・バンド=HOLLYWOOD UNDEAD。LIMP BIZKITばりのヘヴィ・ロックからアゲアゲのヒップホップまで自在に繰り出しながら、朝イチのスタジアムを面白いくらいに熱く盛り上げていくのはさすがだ。

前日夜の荒天の影響もなく、無事にオープンを迎えたBEACH STAGEでは、ORESKABANDのホーン・サウンドがファンファーレのように響き渡っている。デビュー当時は「大阪から飛び出した高校生スカ女子6人衆」として話題になった彼女たちだが、昨年はなんと日本人初となる「WARPED TOUR」全米46都市全公演制覇を成し遂げるなど、そのタフなキャッチーさによりいっそう磨きをかけていることが、そのアンサンブルから伝わってくる。

一方メッセでは、SONIC STAGEをドリーミンなポップ・ワールドに塗り替えたLITTLE BOOTSに続き、THE MAD CAPSULE MARKETS・TAKESHIのプロジェクト、AA=が登場。聴いているだけで身体がびりびりしびれてくるソリッドな重低音。“I HATE HUMAN”“PEOPLE KILL PEOPLE”といったネガティヴの極致のようなテーマすら、世界のカオスを突破するヘヴィ・ロックのエネルギーにしてしまうタイトな意志の力。BACK DROP BOMB・Shirakawaはじめとする強力バンド・メンバーも含め、まさしく日本代表級の破壊力に満ちたアクトを見せていた。

LITTLE BOOTS:AEW-T4100
AA=:AEW-T6100
HOOBASTANK:AEW-T6100
THE TING TINGS:AEW-T4100
MATISYAHU:AEW-T6100

HOOBASTANK! THE TING TINGS! 歓喜乱れ咲きの2日目午後

MARINE STAGEに戻ると、そこにはHOOBASTANKの姿が! 「イチ、ニー、サン、シー」のダグのコールからいきなり必殺曲“Just One”へ雪崩れ込み、さらに「トキオ、カモン!」と“Born To Lead”へつなげてみせる。サマソニ直前にリリースされたファン選曲のベスト盤の曲目で構成された最強のセットリスト! 彼らのポップ&ヘヴィの極みのようなサウンドと、ダグが歌い上げる高らかなメロディを、audio-technicaのマイクロホンが余すところなくキャッチし、スタジアムの巨大な空間へと放射していく。「また音楽やりに戻ってくるよ。日本は特別な場所だから」と披露した最後の“Crawling In The Dark”まで、すべてが圧倒的なエネルギーに満ちたステージだった。

AE2500が気に入っていますね。今では、それがないとライブ・ショーはできないほどになっていて、まさに「これ!」という感じです。
フーバスタンクのハウス・エンジニア、ブレンドン・ブラウン氏インタビュー >

HOOBASTANKと相前後して、SONIC STAGEは超満員の熱気! それもそのはず、昨年はたった2人で2日目のMOUNTAIN STAGEを酔わせてみせたTHE TING TINGSの時間だからだ。カラフルに歌いながら多彩な楽器を操り、しかもそれらをことごとくキュートで踊れるエレポップに仕立てていく楽曲のセンスの卓越ぶりは素晴らしい。2人だけでも、音楽はここまで自由になれる……それを体現するような、シンプルにしてラジカルなアクトだった。この後SONIC STAGEはCSS、KLAXONS、そしてMIDNIGHT枠のLADY GAGA(!)へと続いていくことになる。

再びMARINE STAGEエリアに移動すると、ちょうどISLAND STAGEではACIDMANが熱演を繰り広げている。3ピースというバンド・フォーマットで、宇宙のスケール感から素粒子の蠢きまで1枚のアルバムに閉じ込めてみせた傑作『A beautiful greed』を完成させた彼ら。その勢いと充実感のままに、“CARVE WITH THE SENSE”“ファンタジア”といった新作の楽曲から“アイソトープ”“FREE STAR”など聴く者の脳裏を漂白するようなクリアなサウンドまで幅広く連射していく。最後は疾走ライヴ・アンセム“Your Song”で完全燃焼!

すぐ近くのBEACH STAGEでは、トリを務めるMATISYAHUがまさに演奏を始めるところだ。レゲエを基調にはしているものの、その実態はハイブリッド・サイケデリック・レゲエとでも言うべき、自由で攻撃的でしなやかでダイナミックなものだ。さらに、そのサウンドを自ら体現するかのように、マティスヤフことマシュー・ポール・ミラーは長身に羽織ったジャケットと長い髭をひらひらとはためかせ、ステージ狭しとくるくる回り踊りまくる! その姿が、夜の海辺の風景と未知の化学変化を起こしていた。


超満員の観客も大合唱! LINKIN PARK圧巻のステージ

直前のB'zの時からすでにアリーナ入場規制の大入りになっていたスタジアムは、ヘッドライナー=LINKIN PARKを待ち受けるオーディエンスによってさらに人が増え、3階席の通路や階段に至るまで超満員!の状態だ。世界の混沌を切り裂くような、黒光りするほどに磨き上げられたヘヴィでソリッドなロック・サウンド。そして、audio-technicaのマイクロホンを握りしめたチェスターが真夏の夜空へと放つ悲壮なメロディ。“Somewhere I Belong”も“Leave Out All The Rest”も“Breaking The Habit”も、チェスターと一緒に全曲観客が歌い上げていく図はまさに圧巻だ。METALLICAとともにヘッドライナーを務めた3年前のシリアスなステージは、「都市型フェス」としてのサマソニのキャラクターを決定づけるのに十分な衝撃力を持っていたが、この日の彼らのアクトはそうしたインパクトに加え、今や世界最大のライヴ・バンドの1つとなったLINKIN PARKの堂々たるスケール感をも見せつけるものだった。アンコールではマイク・シノダが「キョウハ、トッテオキノ、サプライズガ、アリマス」と日本語のメモを棒読みしてみせる。「チェスターノ、ソロ・プロジェクト、DEAD BY SUNRISE!」。その言葉に導かれて、一転してポジティヴに挑みかかるようなメロディを響かせていたチェスターの姿が印象的だった。その後、なんとWアンコールまで! 最新曲“New Divide”から“Faint”“One Step Closer”までの3曲が、2日目の成功の祝砲のように鳴り響いた。

8.7 fri | 8.9 sun
LINKIN PARK:AEW-T6100
 
ステージ上のマイクロホンは全部、オーディオテクニカです。当然のことですが、気に入っているので使っています。
リンキン・パーク
モニター・エンジニア、ケヴィン“テイター”マッカーシー氏
ハウス・エンジニア、ケン“プーチ”ヴァン・ドゥルーテン氏インタビュー >
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