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— オーディオテクニカが、リンキン・パークのサポートを始めてからもう長くなりますが、あなたがたにとって特に気に入ったものはありますか?

P: ステージ上のマイクロホンは全部、オーディオテクニカです。当然のことですが、気に入っているので使っています。特にコレ、ということであれば昔ながらのAT4050になりますね。素晴らしい大口径マイクロホンです。気がついたら、何でもかんでも使いたいものに使っていますよ(笑)。その電気信号が、アコースティックのピックアップにぴったりの組み合わせです。

— AT4050は具体的に何に使っていますか?

P: ギターとオーバーヘッドで、ギターにはAT4047も一緒に使っています。

T: 私が気に入っているのは、ハイハットに使っているATM450です。最近のお気に入りの1つです。特にインイヤーモニターだと、時々高域がスパッと広がるので最適です。

P: あとは置きかたもサイドアドレス型なのでいい感じですね。

— それらの機材はツアーでちゃんと持ちこたえていますか?

P: 素晴らしいですよ。

T: これまでにあった唯一の問題は、オハイオ(訳注:オーディオテクニカUSはオハイオにある)の近くで、ATM350のケーブルを引きちぎってしまったことくらいです。しかもそのときは、近くにあったショップでオーディオテクニカがその日のうちに交換してくれたのです。

P: 他には特に思いつきません。

T: 言っておきますが、特に特別な扱いはしていませんよ(笑)。

P: いや、そうしようとは思っていますが(笑)。

T: できる限りね(笑)。こういったフェスティバルに参加していると、マイクロホンをもぎ取られたり盗まれたりすることもあります。ギターのマイクロホンをそのままにしておくと、蓋をそのままマイクロホンの上から閉められてしまったりとかね。

P: そう。そういうこともあって、私たちのAT4050とAT4047はギターのラックと一緒に搬送されています。

— ところで、あなたがこの仕事を始めようとしたときに、誰かがあなたに教えてくれれば良かったこと、あるいは知っておけば良かったことはありますか?

P: 一番大事なことは、何よりもこの仕事に対する情熱を持っていなければならないことだと思います。そうでないと、多くの人がこの業界で仕事を始めようとしたときに失敗してしまうからです。例えば、スタジオというアパートに住み、5年間カップ麺を食べ続ける覚悟がなければダメなのです。専門学校を卒業したばかりで、すぐにミキサーになれると思っている若者たちに会うと、おかしな気分になりますよ(笑)。とはいえ、情熱と欲望を持って目的を遂げるまでどんな遠い道のりをも行くという若者はいるでしょう。10人のうち1人でもそういった若者がいれば、私はその先20年間ずっと、その人と事あるごとに顔を合わせ続けることになるんだと思います。

— 分かってしまうのですね。

P: すぐに分かりますね。音響、舞台、照明、どんな職種でも。

— テイターさん、何かコメントはありますか?

T: 言っておくことはたくさんあるのですが・・・・・・。

P: マイクロホンをきれいにすること、マイクロホンを消毒すること。

T: そうですね。1日だいたい10回は消毒しています。そういえば、M3をバッキングに使いだした、ということを言っておかないと。

— M3、インイヤーモニターシステムですね。

T: バッキングは全てM3を使っています。

— それはあなたがコーディネートしている32チャンネルの中に含まれていますよね。

P: そのとおりです。

私たちは、インイヤーシステムを他のワイヤレスシステムから離れた帯域にしています。そのことが役に立っていればうれしい限りです。

T: 充分役に立っていますよ。おかげで大きな問題はありません。音質も優れていますし。

P: 1つの会社に対してこれ以上のことは何も頼めませんよ(笑)。何かコメントを言うと、それに対して積極的に動いてくれて、後継機種ではその問題が解決されている、というのが素敵だと思います。

T: 何も解決しないことほど最悪なことはありません。同じ問題をずっと見続けて、他の誰かも同じ問題を抱えている。別のモニター・エンジニアやハウス・エンジニアたちに話をしても、同じ問題が抱えていたりします。「このことは1年も前に言ったのに、まだ直ってないのかい?」「いいや」といったやりとりは最低ですね。

— 分かりました。ところで、あなたたちが自分の聴力を維持するために何かされていることはありますか?

T: 今はこれまで以上にしていますね。

P: 私も同じです。

T: バンドと一日中仕事をするときは、ずっと耳栓をしています。

— それはこの仕事を目指している若者たちに教えるべきヒントかもしれませんね。

T: そのとおりですね

P: 自分の耳を保護すること。
Kevin "Tater" McCarthy
Ken "Pooch" Van Druten

T: ただ音楽的なものからだけではなく、全てのものからです。飛行機の中でスピーカーが自分の真上にあって、スチュワーデスが思いっきり叫んでいるのがハウリングしたり、トラックで機材を出し入れするときに舞台用のトラス鉄骨を落としたり。そういったことまで全部関係しています。この前スタッフが、ライブの直後に私のすぐ横で会場内のトラス鉄骨をメタル・ハンマーで叩き出したのですが、あれは130dB以上ありました。今はスタッフみんなのことが心配ですね。

P: 私も同じです。ミックスをしていないときはいつでも耳栓をしています。耳栓をしていない音楽的な状況と言えば、自分のバンドをミックスしているときだけです。

T: これは若者たちにとっていいヒントになるでしょう。

P: そうです。確実に自分の耳を守ってくださいね。

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