SUMMER SONIC 2009
出演アーティスト
2日目。前日夜の荒天の影響もなく、無事にオープンを迎えたBEACH STAGEでは、ORESKABANDのホーン・サウンドがファンファーレのように響き渡っている。昨年は日本人初の「WARPED TOUR」で全米46都市全公演制覇を成し遂げるなど、そのタフなキャッチーさによりいっそう磨きをかけていることが、そのアンサンブルから伝わってくる。

一方メッセでは、SONIC STAGEをドリーミンなポップ・ワールドに塗り替えたLITTLE BOOTSに続き、THE MAD CAPSULE MARKETS・TAKESHIのプロジェクト、AA=が登場。聴いているだけで身体がびりびりしびれてくるソリッドな重低音。BACK DROP BOMB・Shirakawaはじめとする強力バンド・メンバーも含め、まさしく日本代表級の破壊力に満ちたアクトを見せていた。

MARINE STAGEに戻ると、そこにはHOOBASTANKの姿が! サマソニ直前にリリースされたファン選曲によるベスト盤の曲目で構成された最強のセットリストで、彼らのポップ&ヘヴィの極みのようなサウンドと、ダグが歌い上げる高らかなメロディを、audio-technicaのマイクロホンが余すところなくキャッチし、スタジアムの巨大な空間へと放射していく。すべてが圧倒的なエネルギーに満ちたステージだった。

HOOBASTANKと前後して、SONIC STAGEは超満員の熱気! それもそのはず、昨年はたった2人で2日目のMOUNTAIN STAGEを酔わせてみせたTHE TING TINGSの時間だからだ。カラフルに歌いながら多彩な楽器を操り、しかもそれらをことごとくキュートで踊れるエレポップに仕立てていく楽曲のセンスの卓越ぶりは素晴らしい。2人だけでも、音楽はここまで自由になれる……それを体現するような、シンプルにしてラジカルなアクトだった。
直前のB'zの時からすでにアリーナ入場規制の大入りになっていたスタジアムは、ヘッドライナー=LINKIN PARKを待ち受けるオーディエンスによってさらに人が増え、3階席の通路や階段に至るまで超満員状態。世界の混沌を切り裂くような、黒光りするほどに磨き上げられたヘヴィでソリッドなロック・サウンド。そして、audio-technicaのマイクロホンを握りしめたチェスターが真夏の夜空へと放つ悲壮なメロディ。チェスターと一緒に全曲観客が歌い上げていく図はまさに圧巻で、今や世界最大のライヴ・バンドの1つとなった堂々たるスケール感をも見せつけるものだった。その後、Wアンコールの3曲が、2日目の成功の祝砲のように鳴り響いていた。

8.7 fri 8.9 sun

"SUMMER SONIC 09"オフィシャルウェブサイト
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