SUMMER SONIC 2009
出演アーティスト
夏の風物詩となった野外フェス、サマーソニック(以下、サマソニ)のサポート8回目を数える2009年も、audio-technicaは約1,100本のマイクロホンを提供するなど、ステージを強力にバックアップしている。記念すべきサマソニ開催10周年となる今年は、史上初と同時に日本の夏フェス史上初となる、“2会場×3日間”の開催を実現した。
波乱含みの天候で迎えた初日。参加者はそんな環境もフェスの一部とばかりに、実にアグレッシヴに各ステージを巡りながら、1つ1つのアクトを堪能していた。

千葉マリンスタジアムに東京会場メイン・ステージ=MARINE STAGEを、轟音とスクリームで塗り替えてみせたのが、今やオレンジ・カウンティのみならず全米のキッズを虜にするポスト・ハードコア・ヒーロー、SAOSIN。1曲1曲ドラマチックな音の風景を描き出していき、ヘヴィなサウンドと止めどない意欲をもってスタジアムのオーディエンスに挑みかかっていた。

14:00を過ぎ、さらに暑さを増すMARINE STAGEにラテン&ミクスチャーの旋風を吹かせてみせたのはDragon Ash。日本ロック最前線をリードし続けるバンドならではの不屈の闘志を見せつけるステージングだった。

続いて日本発、世界基準のエレクトロニック・ダンス・ロックユニット、BOOM BOOM SATELLITESが早くも登場。97年にヨーロッパでブレイクして以降、一貫して最先端をひた走ってきた彼ら。そのハード・エッジでハイブリッドなサウンドの威力でオーディエンスを圧倒し、タイトなビートはスタジアムを揺さぶる勢いで暴れ回っていた。

17:25。一方、トリをつとめるKASABIANをはじめ、THE ENEMY、PHOENIXなど多彩なアーティストが顔を揃えたMOUNTAIN STAGEに、ELLEGARDEN・細美武士を中心としたthe HIATUSが登場。今年春にはまだバンド名すらなかった彼らだが、ツアーや数々のフェス出演を経て、たった4ヵ月の間に格段に鍛え上がったバンド・アンサンブルを存分にアピールしていた。あらゆるジャンルのロックを超越しようとするかのように、そのサウンドはタフに、凛として響いていた。

かたや、APHEX TWINを筆頭に、MEW、MERCURY REV、65DAYSOFSTATICなど幻想的な空間が展開されていたSONIC STAGE。夕方になって幕張を襲ったゲリラ豪雨と雷も、今年中での活動休止を発表したNINE INCH NAILSのステージを一目見ようとスタジアムに集ったずぶ濡れのオーディエンスにとっては、壮絶な舞台装置の1つとなった。

雨も降り止まない不穏な空気の中、この日のヘッドライナー=MY CHEMICAL ROMANCEがMARINE STAGEに登場!“今”のマイケミの強度を見せつける充実のアクトで、サマーソニック初日を堂々と締め括っていた。

8.8 sat

"SUMMER SONIC 09"オフィシャルウェブサイト
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