SUMMER SONIC 2010
出演アーティスト
2010年、集大成の11年目
今年で11年目を迎えたSUMMER SONIC。2002年からマイクロホン提供をはじめ、さまざまな形でサポートを行なってきたaudio-technicaも9年目の参加となった。ヴォーカル用、楽器用など合わせて各ステージに提供したマイクロホンの総数は約1,200本。2010年も数々の熱気あふれるパフォーマンスをバックアップしている。8月7日(土)、8日(日)の2日間に渡って行なわれた東京会場の模様を、実際に使用された機器とともにリポートする。

朝から快晴となった1日目。メインステージの千葉マリンスタジアム「MARINE STAGE」にトップバッターとして登場したのは、昨年同様オープニングアクトを務めたFACT。まるで号砲のような重低音がスタジアムに響き渡る。ボーカルマイクには“AE6100”が使用され、怒濤のサウンドを展開。日本のバンドでありながら、すでに海外デビューやフェス出演も果たし、アメリカやヨーロッパのシーンにも衝撃を与えてきた彼らだけあって、朝一からかなりの盛り上がりを見せていた。
一方、「ISLAND STAGE」では同時刻、東京会場のみの出演となった土屋アンナが早々に登場。“AEW-T6100”を使い、彼女らしいセンセーショナルかつパワフルなステージングで観客を魅了していた。

ステージ以外でも、さまざまな展示やアトラクションが用意されていた幕張メッセ。その中でもaudio-technicaのブースは特に人気を集めていた。新製品ヘッドホンの試聴コーナーでは、備え付けのiPodで出演するアーティストの楽曲を聴けるだけでなく、アーティストに提供されたものと同じモデルのマイクロホンも展示。ブース内の特設ステージでの写真撮影や抽選会、さらにツイッターのフォロワー限定プレゼントキャンペーンもあり、多数のオーディエンスで賑わっていた。

再び「MARINE STAGE」へ。19:40にはヘッドライナーとしてJay-Zが登場。Jay-Zと言えば、ロック・シーンにも多大な影響を与えているだけでなく、海外でもグラストンベリーなどの巨大ロック・フェスにヘッドライナーとして出演を果たすなど、まさに“ヒップホップ界のカリスマ”と呼べる存在だ。黒のハーフパンツにaudio-technicaのロゴが入ったSUMMER SONIC Tシャツを着用した出で立ちは威風堂々。まさに完璧なヒップホップ・ショウを見せつけたJay-Zが、初日を見事に締めくくった。

青空の広がる2日目。爽やかな風も吹いた昼下がりのMARINE STAGE。そんなムードを熱くしてくれたのがSUM 41だ。すでに何度も来日を果たし、本フェスにも常連の彼らだけあって、お客さんとのコール&レスポンスもバッチリ。『What's up!?  SUMMER SONIC!!』とシャウトするデリックに、パンクキッズ達が拳を突き上げて応える。ロックバンドとしての堂々たる佇まいには、ストレートな格好良さが宿っている。”Hell Song”や”Motivation”といった代表曲だけでなく、メタリカのカバー“Master Of Puppets”も披露するサービス満点のセット。“AEW-T6100”を使っての『全員、跳べ!』のMCに、アリーナ中がジャンプするという白熱のライヴだった。

17:00、同じMARINE STAGEに登場したのは、復活したヒップホップレジェンド、A TRIBE CALLED QUESTだ。2006年の再結成以降グループとしては初の来日となる。Q-Tip、ファイフ、アリの3人による2MC+1DJのシンプルな構成だが、そのオールドスクールなスタイルは切れ味抜群。“AEW-T4100”を使用し、圧倒的なステージングを見せてくれた。

すっかり日の暮れたスタジアムに登場したのは、弱冠20歳でグラミー4冠を獲得した新時代の歌姫、テイラー・スウィフト。7人編成のバンドを従え、紫色のラメのワンピースに黒いブーツというスタイルでステージに現れた彼女。時にアコースティックギターをかき鳴らし、時に髪を振り乱して歌うパフォーマンスは、カントリーという枠には決して収まらないエネルギッシュなもの。真っ白なストレートのマイクスタンドを振り回したりもしつつ、ワイヤレスの“5000シリーズ”や“AEW-T4100”を通して、彼女の艶やかで透明感ある歌声が会場を包む。ラストの“Picture to Burn”まで飽きさせない、ポップスターの勢いを感じさせるステージであった。

BEACH STAGEのトリを務めたのは、移り変わりの激しいJ-POP界の中で加速し続けるFUNKY MONKY BABYS。お客さんと一体になって盛り上げるステージングは、まさに彼らならではのスタイルだ。“AEW-T6100”を通した歌声とメロディは、オーディエンスの記憶にしっかりと刻まれる印象的なものだった。 MOUNTAIN STAGEの締めは、アメリカメタルバンドの草分け的な存在であるDREAM THEATER。超絶技巧のプレイとドラマティックな楽曲で魅せてくれた。マイク・ポートノイのドラムキットで使われた、小型のタムとティンバレス用“ATM350”、大型のタム用やウィンドチャイム用には“AE3000”、ドラムオーバーヘッド用に“AT4060”、スネアのボトム用に“ATM450”など、セッティングも充実していた。

そして、いよいよヘッドライナーのSTEVIE WONDER登場。60歳を迎えてなお、衰え知らずの彼の歌声は、大所帯バンドが生み出すパワフルなグルーヴと相まって、躍動感を持って響く。圧倒的な高揚感を持ってスタジアムがクライマックスの熱気に包まれる中、パーカッション・ソロの余韻を残しつつ花火が打ち上がり終了。まさに大団円というべき幕切れだった。

こうして、11年目を迎えたSUMMER SONICは大成功のうちに閉幕しました。ジャンルの垣根などを感じさせない出演陣のバラエティさが顕著となった2010年は、都市型ロック・フェスティバルとして裾野を広げ、全方位の音楽シーンとリンクしていく――そんなSUMMER SONICの新たな可能性が見えた2日間でした。audio-technicaは、今後も日本のフェス文化と音楽のさらなる発展をバックアップするため、よりよい製品と、音楽を通じてのコミュニケーションの場を提供していきたいと考えています。

"SUMMER SONIC 2010"オフィシャルウェブサイト
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