audio-technica
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2015
出演アーティスト
メッセ内のフードコートに設置されたaudio-technicaのブースは朝から大盛況。もはやサマソニ風物詩となった、巨大マイクとともに記念撮影ができるコーナー(撮影した写真をSNSに投稿すると、audio-technicaヘッドホンが当たる抽選会に参加可能)のほか、今年ひときわ人気を集めていたのは、話題のレコードをaudio-technicaのターンテーブル&ヘッドホンで試聴できる:Listening Lounge。近年盛り上がりを見せるアナログレコードのリスニング環境をサポートするアイテムに、サマソニ参加者が熱い視線を注いでいたのが印象的。
MARINE STAGE を圧巻のダンス天国に導いたのはCALVIN HARRIS。世界的にも高評価を獲得した最新アルバムのリリース直後だけに、新作モード全開でこの日のステージに臨むのでは?という大方の予想を覆し、キラーナンバーを次々に披露するばかりでなく、後半は次々に楽曲をスイッチするノンストップミックス状態へ。ハウスもテクノもブレイクビーツもEDMも壮大なファンクのグルーヴに取り込みながら、スタジアム丸ごと歓喜の頂へと誘ってみせた。10年前にヘッドライナーを務めたBLACK EYED PEASは、ファーギー不在ながらパワフルなライブでステージを圧倒。 さらに、5 SECONDS OF SUMMER/JOSE JAMES/CL/HEY VIOLETといった海外アクトに加え、この日邦楽ロック勢を代表する形でUVERworldの熱演も光っていた。オープニングを飾ったPIKOTARO(ピコ太郎)からCALVIN HARRISまで多彩なラインナップが、スタジアムを痛快なまでの高揚感で包んでいた。MOUNTAIN STAGE は、KASABIANを筆頭に欧州各国の精鋭アクトと、Suchmos/エレファントカシマシといった邦楽アーティストが入り乱れる展開となった。中でもSuchmosは、後方まで埋まったステージをヒットナンバーで爽快なダンスの輪に巻き込んでいった。
MOUNTAIN STAGE トリを務めたMARILYN MANSONは、前日の SONICMANIA からの疲れは微塵も見せることなく、異形のロック・アーティストとしての存在感を見せつけていた。この日は邦楽シーンの「今」を写し取ったようなラインナップが実現。MONOEYESは、1stアルバムで打ち出したダイレクトなロック・サウンドでキッズの心を揺さぶり、RADWIMPSはこの時代への確かなメッセージを発信してみせた。サマソニ4年連続出演のBABYMETALは、海外フェス歴戦を通して獲得した世界的な人気を裏付けるアグレッシブな熱演を見せていたし、andropは鋭利なアンサンブルと至上のメロディをダンサブルな高揚感へと編み上げて、広大な空間を無上の多幸感で満たしてみせた。
SONIC STAGE には洋楽の幅広いラインナップが集結。紅一点エリー・ロウゼルの歌が光るオルタナ新星WOLF ALICE、フロアを笑いと感激で包んだ爆裂2人パンクSLAVES、リヴァプール発の蒼きガレージ・ロックCIRCA WAVES、ラフ&タフなロックンロールを聴かせたPALMA VIOLETS……といったUK勢と、ステージに西海岸サイケ・ポップの風を吹かせたカリフォルニアのデュオBEST COAST、アイルランドからメロディアスなロックを響かせたKODALINEの競演が、メッセの空間を熱く沸かせた。
一夜明けても厚い雲が立ち込める天候となった幕張を、怒濤のロック理想郷に変えてみせたのが、この日のヘッドライナーとして舞台に立ったFOO FIGHTERS。高々と空を指差しロックを突き上げるデイヴ・グロールの佇まいは、USロックの今を支えるタフネスに貫かれたものだった。ライブ後半には同日出演のRICK ASTLEYが登場、リックの楽曲をNIRVANA風のアレンジで演奏するというサプライズまで披露。まさに死角なしのロックアクトを見せてくれた。MOUNTAIN STAGE は、YouTube発16歳歌姫=JASMINE THOMPSONから80年代からポップ史を彩ってきたRICK ASTLEYへ世代を越えてUKシンガーソングライター同士がバトンをつなぐ形になったり、KESHA・G-EASY・DAYAといったUSシンガー/ラッパーの競演が立て続けに実現したり……といった極彩色のラインナップ。邦楽中心の RAINBOW STAGE は2日目も充実のアクト百花繚乱状態。トリを飾ったVAMPSのハード&ミステリアスなステージをはじめ、冒頭から歓喜のレッドゾーンに叩き込んだクリープハイプ、名曲群であふれるロック愛を掲げてみせたGLIM SPANKYとダイナミックな躍動感を与えていた。オランダのEDMプロデューサー=R3HABが夜の砂浜を熱く揺らしていった BEACH STAGE は、BIG GIGANTIC/BREATHE CALIFORNIA/パスピエ/Creepy Nutsといった強者揃いのラインナップの中で、ダンスアクト=FAKY、ラッパー=ちゃんみなといった新たなガールズパワーが光っていた。
今年で18回目の開催を数える、真夏の巨大音楽フェス SUMMER SONIC。UNDERWORLDとRADIOHEADがトリを飾った昨年・2016年に続き、今年はCALVIN HARRISとFOO FIGHTERSの2大ヘッドライナーが実現! 片や「世界No.1 DJ」にしてEDMムーブメントの立役者=CALVIN HARRIS。そして、スタジアムクラスのロックバンドとしてシーンを牽引するFOO FIGHTERS。ともに今回が初出演ながら、SUMMER SONIC の歴史に新たな熱狂の瞬間を刻む最高のアクトを展開した。

"SUMMER SONIC 2017"オフィシャルウェブサイト >