世界中のプロから愛されるロングセラーマイクと日本伝統職人技のコラボレーション。

塗り

フレーム正面に描かれた日本の四季を象徴する秋のもみじと春の桜の画は、こちらも日本を代表する伝統技工の「蒔絵」で描かれる。漆で描き、そこに金粉、銀粉などを振りかけて(蒔きつけて)模様を作る蒔絵。このAT4050URUSHIの蒔絵は、「金沢漆器」を彩る装飾として発展し、今もなお抜きん出た高い技術力を擁する「加賀蒔絵」の伝統工芸士(通商産業大臣が認定する)高田光彦氏に依頼。限定400本すべてを愛弟子と2人で、ひとつひとつ丁寧に作りあげている。

もみじ、桜それぞれには、蒔絵の代表的な技法が用いられている。もみじの葉は、まず全面に金の蒔絵を施した下地を作り、その上にやや黒っぽい朱色と鮮やかな朱色と2色の色漆を塗り葉色のグラデーションを作る。乾燥後に、色漆を木炭でごく薄く磨き取ることで下地の金の輝きを出す「平蒔絵」という技法が用いられている。桜の花弁は、厚めに漆を塗ることで立体感を出した「高蒔絵」技法、そして、花びらの中心には貝殻を使った「螺鈿(らでん)」が施されている。

紅葉部分の工程。金粉(純金)を接着する漆を模様に合わせて塗る。

漆を塗った上に、真綿にまぶした金粉を蒔きつけると模様に金粉が付着する。


紅葉の部分は、一度金を蒔いた後、再度赤漆を塗って乾燥。その後、金地が出てくるように磨く。

桜の中心には、光沢を持つ貝殻を使った螺鈿を施す。細部まで手を抜かない一流の職人魂だ。


川の流れを表す2本の線も、金粉による蒔絵だ。粘り気のある漆を用いて、この繊細な線を描くためには、技術もさることながら筆の善し悪しもあるという。高田氏は、最良とされる鼠毛を使った線描き筆を使っているが、品質の高い鼠毛は入手困難。代えの効かない貴重な道具なのである。

蒔絵師が繊細かつ多彩な表現を行なうために欠かせない「蒔絵筆」。最高級の鼠毛のほか、猫やウサギなどの獣毛や化学繊維の筆もある。

粒の大きさなどによって小分けにされた金粉。



英単語の「JAPAN」には「漆器」という意味があるほど、古くから日本の特産物として知られる漆。使い込むほどに深みが増す漆塗りと華麗な蒔絵という伝統技術、そして、日本生まれのサウンドで世界的な評価を得た現代技術マイクロホンとのコラボレーション。まさに日本でしか作れないワールドオンリーワンモデルである。

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