公益財団法人オーディオテクニカ奨学会
設立趣意
 設立者の松下秀雄は、少年時代、手巻き蓄音機から流れる西洋音楽との出会いに深く感動し、この感動を一人でも多くの人々の心に伝えたいとの想いから、昭和37年に株式会社オーディオテクニカを創設しました。創業以来一貫して東京都に基盤を築いてまいりましたが、社業だけではなく、優秀な人材の育成に寄与することで広く社会に貢献する事が一都民としての責務と考え、平成20年に育英奨学事業を行なう財団を設立しました。

 わが国は、不運にも家庭環境に恵まれない人々や、経済的理由で修学が困難な人々が大勢いるのが現状です。こういった環境に置かれた人々の中で、向学心が旺盛で優秀な資質を持った人たちが、将来の日本を支える人材にもかかわらず、修学の道を閉ざされることはわが国にとって大きな損失になります。

 本会は、未来の夢と感動を与えてくれるような技術者の成長を願いつつ、東京都に在住していて、広く理工学を目指す人たちの中より、優秀な資質と確固たる向上心を持ちながら経済的に修学が困難な人たちを対象に、公益の増進に寄与する目的で奨学金の給与を行なってまいります。
公益財団法人オーディオテクニカ奨学会