強制アップデートについて

ファームウェアのアップデート中に電源切断などの障害が発生し、アップデートが正常に終了しなかった場合、電源を入れても、エラーが発生して、正常に起動しないことがあります。その場合、ファームウェアの強制アップデートを行うことで、マイクロホンを正常に復旧させることができます。

  1. 接続するコントロール機器のIPアドレスを固定します。

    • マイクロホンが、アップデート中の障害により、起動エラーを発生している場合、以下の設定になります。
      IP Config Mode:Static
      IP Address:192.168.33.102
      Subnet Mask:255.255.255.000
    • マイクロホンとネットワーク接続するためには、Windowsパソコン/MacのIP アドレスを「192.168.33.102」と通信できるアドレスに固定します。(例:192.168.33.100)
  2. コントロール機器がマイクロホンと同じネットワークになるように接続します。

  3. コントロール機器のウェブブラウザを起動します。

  4. ウェブブラウザの履歴・キャッシュを削除します。

    • 履歴・キャッシュをクリアしないと、ウェブリモートを起動した際に、表示や機能が正しく動作しないことがあります。
  5. マイクロホンのIPアドレス「192.168.33.102」を入力します。

    ウェブリモートが強制アップデートモードで起動します。

  6. バージョンアップファイルを選択して、開きます。

  7. 「Update」をクリックします。

    アップデートが開始されます。アップデートが完了すると、マイクロホンが自動的に再起動します。再起動したあと、IP Config Modeが「Auto」に切り替わります。

  8. ウェブリモートまたはDigital Microphone ManagerのFirmware Update画面からバージョンを確認します。

    • 「Firmware Version」で、マイクロホンが正しくアップデートされていることを確認してください。
  • ファームウェアの追加機能や改善項目の内容により、アップデート後、ウェブリモートを起動した際に、表示や機能が正しく動作しないことがあります。その場合は、ご使用のウェブブラウザの履歴・キャッシュを削除してください。