Audio(System Settings)

Beam Settings

項目名 説明
Beam Sensitivity

ビーム感度を設定します。

Low:ビームの方向検出精度を優先します。声以外の物音に反応することが少なくなります。ビームの追尾反応速度は遅くなります。

Mid:もっともバランスが良い設定です。

High:ビームの追尾反応速度を優先します。声以外の物音に反応することが多くなります。

Auto Attenuation 一定時間、話者が検出されなかったビームゾーンのレベルをアッテネート(減衰)する機能です。不要な音のレベルを下げることで、ノイズフロアが上がるのを防ぎ、回り込みによる明瞭度の低下を防ぎます。「ON」(青色)に設定すると、オートアッテネート機能を有効にします。
Attenuation Level[1] Auto Attenuationのアッテネート(減衰)させるレベルを調整します。
Hold Time[1] Auto Attenuationの話者が検出されないと判断するまでの時間を調整します。
Room Type 部屋の残響特性による発話位置のずれがある場合に 補正するパラメーターです。
Dry:発話位置を補正しません。残響が少ない部屋で使用している場合に設定してください。RT60の目安は300msec以下です。
Live:残響による発話位置のずれを弱めに補正します。一般的な会議室で使用している場合に設定してください。RT60の目安は300msec~800msecです。
Reverberant:残響が大きい部屋で発話位置のずれを強めに補正したい場合に設定してください。RT60の目安は800msec以上です。

[1] 「Auto Attenuation」を「ON」(青色)に設定した場合に設定できます。

DSP Mode

項目名 説明
DSP Mode オーディオ設定のDSPモードを設定します。
Voice Lift Output Select ボイスリフト機能で収音する範囲を設定します。

Dante Tx#6 Signal

項目名 説明
Dante Tx#6 Signal デジタルアウトプットの6番目のアサインを変更できます。「Priority 5」に設定すると、後段の機器でミックスします。「Auto Mix」に設定すると、本マイクロホンのミックス機能を使用します。