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開会式の会場では、ブームマイク（会場のパフォーマンスや選手団の声を収音）とカメラに取り付けるダイナミックマイク、そしてスピーチ用のハンドヘルドマイク（有線）のバックアップとして"AEW-T3300"を準備。 会場が広いため、送信機を持ったウォークテストも入念に行ない、特にスピーチが行なわれる予定の演壇付近では、使用中に電波が落ちないことを最優先に設定しました。
スピーチはステージボックスよりも上（観客席側）となるため、Gバンドのアンテナを1ペア追加し、アンテナコンバイナーを使用してカバーエリアを広げて対応します。
また、サッカーの準決勝・決勝戦も同競技場で行なわれ、ワイヤレスシステムは開会式と一部同じ周波数を使って運用。 送信機は、4人のオペレーターがフィールドを動きながら、ショットガンマイクで収音する際に使われました。