株式会社オーディオテクニカ

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2023.12.01

Creator of the Month - Alex

 

 Creator Month:Gemma Stack

 

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 音楽をこよなく愛し、中でもレコード盤に情熱を傾けるVinyl By MarsクリエーターのAlexさん。人気急上昇中のTikTokページでは、テイラー・スウィフトやザ・ウィークエンド、ビヨンセなどを中心に音楽とレコード収集の魅力を発信しています。自身のウェブサイトReviews By Marsでは、お気に入りミュージシャンの作品について、人気アルバムや楽曲を詳しく分析するなど、深みのある解説を展開しています。インタビューでは、Alexが音楽業界に入ったきっかけや、仕事で一番楽しいこと、そして今後どうやってファンを増やしたいかなどを語ってもらいました。

 

 <音楽業界での今までの経緯を教えてください。音楽についての執筆活動を始めたきっかけは?>

 音楽業界や業界の仕組みについては昔からものすごく興味がありました。10代のころは、iTuneやMediabaseで、自分の好きなポップアーティストのシングルがランキングでどう推移しているのかを分析したり、その曲を聴いている人数の規模や宣伝効果がどのくらいあるのかなどをずっと研究していました。音楽業界への関心は冷めることなく、2016年の夏には、ユニバーサルミュージックグループで、ライフスタイル&マーケティングの大学生代表として職場実習に参加したんです。

 その時の体験はとても良かったんですが、大学を卒業してからしばらくは、Eコマースの企業に就職しました。でも、働きながら、なにか物足りなさを感じていました。それは、音楽とのつながりが欠けていたということ。コロナ禍の間に、音楽アルバムのレビューを書き始めて、どんどんのめり込んでいきました。もともと、新しいアルバムがリリースされるたびに大手出版社のレビューをむさぼるように読んでいたんですが、そのうち「自分でも書いてみようかな」と思ったんです。自分のブログを立ち上げてレビューを書き始めると、家族や友人、ファンの人たち、それに仕事仲間からすごい反響があって、それが今では本業のひとつになったんですね。

 

 <自分のプラットフォームでコンテンツを提供するようになったのはいつ頃からですか。仕事でやりがいを一番感じるのはどういう時ですか。>

 高校時代にずっと、ツイッターでファンのアカウントを二つ運営していました。そのうちの一つは最盛期にフォロワー数1万人にせまる人気で、なんとブリトニー・スピアーズもフォロワーに入っていました。実際、ブリトニーが僕のツイートにコメントしたこともありましたよ。(彼女が法定成年後見人の管理下にあったので)本人によるコメントかどうかは定かでありませんが、うれしかったですよね。

 生まれて初めてのレコードプレーヤーを手にしたのが、2021年1月でした。オーディオテクニカのAT-LP120XBT-USBです。それから何週間も、僕のFor Youページがアナログレコードに関するTikTokビデオでいっぱいになって、レコード盤のコレクションを始めました。コンテンツ制作と音楽という二つの情熱がつながって、自分のレコードコレクションと音楽についての考えをシェアする媒体として@vinylbymarsが生まれました。今でほぼ3年ですが、フォロワー数がすでに5万人近くまで増えていて、信じられないくらいです。

 一番やりがいを感じるのは、いろんな人と常につながっていられるところですね。最近の音楽関連のマイブームからファンによるいろんな説、アルバムのレビューまで、何でもシェアしています。正直、本当に自分の仕事の中で最もやりがいを感じる部分です。そのうえ、すばらしい愛好家に出会う機会に恵まれると最高ですね。そこで、僕の影響を受けてレコード収集を始めたとか、レコードプレーヤーを初めて買ったとか言われると、ほんとうに心にグッときます。

 <フォロワー向けのコンテンツを数多く提供していますよね。TikTokではご自身の好みに沿ったビデオやハウツーもの、買ってきたレコードの封切の様子などがメインですが、音楽レビューのサイトではもっと突っ込んだ批評を行っています。コンテンツに幅をもたせるのが重要だと考える理由は?すべてのプラットフォームでファンになる層は同じですか、それともビデオを見るファンとレビューを読むファンは全く違う層の人たちですか。>

 オンラインの活動で目指しているのは、今の自分が音楽に対してどんな情熱をもっているのかをどんどん発信していくことです。レコード盤の収集だけでなく、プレイリストを色彩や気分、季節に合わせて作ったりもしています。楽曲を掘り下げたレビューでは、音楽に対する考えを通じて自分自身を表現しています。このレビューは、自分の好きな楽曲について表面的なことではなく、もっと深く知りたい、そんなファンのために、細かな点まで突き詰めた解説を提供しています。僕自身、楽曲やアルバムのリリースについて、権威のある大手出版社のレビューを読んで、プロの耳に自分の感覚がどのくらい近いのかを考える時は、ワクワクします。僕のブログを読む人やTikTokのアルバムレビューを見る人たちに、その同じワクワク感を感じてもらえるなら、音楽界のインフルエンサーとして最高にうれしいですね。

 AT-LP120xBT-USB

AT-LP120xBT-USB

<レコードを集めたり聴いたりする醍醐味とは何でしょうか。ストリーミングで音楽を聴くのと、何が違うのですか。>

 レコード収集にハマった理由は、3年経った今も変わることはありません。それは、自分のお気に入りアルバムが形のある姿で手元にある喜びと、大好きなアーティストへの愛情表現だと思っているからです。レコード盤そのものも、いわば一つの芸術作品だと思います。大きさや色、触ったときの感触や模様などもさまざまです。プラスチックがこれほど多様なバリエーションを生み出せること自体、感動的だと思います。あと、自分の好きなアルバムの大判サイズのアートが自分のものになることも嬉しいですよね。

 レコードで音楽を聴くことについては、もう全く別次元の体験ですよ。ストリーミングで同じ楽曲を聴くのと、音の豊かさや深みが違います。スピーカーやレコードプレーヤーにもよりますが、その曲のあるべき音質で楽しめます。ご存じの通り、ストリーミングのほとんどは圧縮オーディオファイルを使います。なので、レコードの音質はストリーミングよりはるかに高いんです。ストリーミング時代の今、アーティストたちは収益面で大きな打撃を受けています。だから、アーティストのウェブショップや、地元の個人経営レコード店でレコードを買うことは、お気に入りのミュージシャンに「ありがとう」を伝えるすばらしいジェスチャーでもあるんです。正直、ストリーミングだと、再生1回の収益は10円にも満たない微々たるものです。レコードを買えば、買う方はすばらしい音楽を手に入れ、アーティストにとっては本来なら当然あるべきサポートを得られる、ウィンウィンの状態ですよね。

 

<レコードプレーヤーはAT-LP120XBT-USBを使っていますが、このチョイスの理由を教えてください。>

 オーディオテクニカのLP120XBT-USBは僕にとって、生まれて初めての自分のレコードプレーヤーです。コロナのパンデミックの間、実家の自分の部屋に閉じこもってもって仕事をしていました。そこに父が、この『AT-LP120XBT-USB』を抱えて入ってきたんです。僕が何かクリエイティブなことに挑戦すると、父は必ず一番の強力なサポーターになってくれます。そのときも、僕がレコード収集に熱を入れ出したのを見て、このプレーヤーをサプライズのプレゼントとして僕にくれたんです。言葉では表せないぐらい感謝しています。

 この数年、レコードプレーヤーについていろいろ情報を得てきましたが、先進の機能性と高い操作性の点で、今もAT-LP120XBT-USBが一番のお気に入りです。自分でカウンターウェイトや再生速度、ピッチをコントロールできるところが最高ですね。もちろん、音質の高さは言うまでもありません。年月が経っても、音質が変わることなく素晴らしいんですよ。

 

<普段の音楽再生環境には、ほかにどんな特徴がありますか。>

 今住んでいるワンルームアパートメントが僕の音楽環境です。部屋中が音に包まれるようになっています。できるだけ居心地がよく、スタイリッシュな環境にしようと努めています。センターピースは曲がりくねった本棚で、高さもちょうど良くて、いろんな飾り付けができます。観葉植物やキャンドル、本のほかに、子供のころの写真も飾ったりして、一段高い棚にテイラー・スウィフトのサイン入りCDを並べ自分らしさを表現しています。この部屋に来れば、Vinyl By MarsとしてだけでなくAlexとしての僕の一面をバッチリ分かってもらえると思いますよ。

 

Vinyl By Marsの今後の予定を教えてください。フォロワーの皆さんがワクワクするような企画はありますか。>

 フィットネスとファッションにも関心があるので、その方面に展開していくのもいいかなと思いますが、それより音楽の世界にもっと深く踏み込んでいきたいです。レコードを中心にコンテンツを作るのも好きですが、音楽への情熱はレコードだけでなく、プレイリストの制作やアルバムのレビュー、新着情報の発信など多岐に渡ります。

 コンテンツのクリエーターとして目指すのは、自分の考えやコレクションの共有にとどまらず、いろんなきっかけを皆さんに届けることにあります。今まで知らなかったアーティストと出会ったり、おなじみのアルバムを新しい視点で捉えたり。そして、日常に音楽を取り入れてもらえたらなと思っています。ぶらっと散歩に出かけるときに、エクササイズ中に、あるいはリモートワーク中にも。今、自分は本当に恵まれた環境にあると思いますし、これからも、音楽に対する熱い思いを持ち続けて頑張ろうと思います。

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