株式会社オーディオテクニカ

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2024.03.07

Creator Community - michaeleok

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 アートを中心としたコンテンツや、参考になるチュートリアル動画でオンライン活動を始めたMichaelさん。しばらくして、彼の隠れた才能がコミュニティの注目を集めるようになります。それは、彼の話し声。

 <Michaelさんはボイスオーバーからアート、音楽まで多岐にわたるコンテンツを精力的に制作されていますが、さまざまなジャンルをカバーするようになった背景を教えてください。

言葉ではうまく説明できないんですが、アイデアが私の原動力になっています。何か思いついたり感動したりすると、そのアイデアがずっと頭の中をぐるぐる回って、それを何らかの形にするまで消えないんです。きっかけになったのは芸術で、よく音楽を聴いたり絵画を見たりしていて、急にイメージが湧くことがありました。ある人物からアイデアがひらめくこともあります。アートの制作を続ける中で、自分のアイデアを多くの人に知ってもらおうと努力してきました。そのうちに、ほかにも伝え方があるんじゃないかなと思っていろいろと試し始めて、今の形にどんどん発展していきました。最初はアート作品、それから写真や動画。そして声優としての活動ですね。

 <Michaelさんの声は、コミュニティのメンバーにとても人気ですね。フォロワーといつもコミュニケーションを取っていて、ファンが送ってきた文章や台詞をMichaelさんが読むというコンテンツがありますが、これまでのリクエストで一番良かったものは? 

 シェイクスピアの「ソネット第18番」ですね。画像はかなり抽象的ですが、作っていて楽しかったです。イギリスでは天気がころころ変わるので、それを活かした朗読動画にしようと、かなり工夫しました。撮影時や編集の時は、太陽の光をうまく捉えるのに苦労したんですが、なかなか素敵な動画になっていると思います。

 <コンテンツ作りのほかに、チュートリアルやアドバイス、裏技などの動画配信もしていますが、こうした情報はこの業界でデビューしたての人にとって重要だと思いますか。>

 とても重要だと思います。プラットフォームを通じて私がしたいことの一つに、みんなが自分に合った形でクリエイティブになれればいいな、ということがあります。そのためのツールやノウハウを提供できればと思っていますし、質問が来れば必ず答えるようにしています。人は、本当の意味でクリエイティブな自己表現を見い出せば、お金や名声につながらなくても、幸せや充足感を得られるというのが私の哲学です。だから、自分を表現するというこの世界で一歩を踏み出した人にとって、ツールやテクニックの不理解が足かせになるのは良くないと思うんです。

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AT2020

 <日々使っている機材の中でお気に入りのものはありますか。>

何といってもヘッドホンですね。動画撮影や音声の編集をしている時はもちろん、普段から音楽を聴くのにも使っています。いつも使っているのがATH-M20x』です。そのほかには、カメラの中ではSonyの『a6600』です。これが一番高価な機材というわけではありませんが、毎日これで何かしら撮影しています。それから、自分の声を録音する機材としては、『AT2020』のマイク欠かせません。あとは、いろんな機材をまとめるのにScarlet Solo Gen3』を使っています。

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ATH-M20x

 <オーディオテクニカ製品との出会いについて教えてください。 >

 初めて手にしたオーディオテクニカ製品は『AT2020』でしたね。当時『Scarlet Solo』にギターをつないで演奏していて、声の録音にはUSBマイクを使っていました。でも、友達と通話する場合、この接続だとギターを弾く時とマイクで話す時に、入力をいちいち切り替えないといけないんですね。その後、XLRケーブルの接続ができることに気づいて、何か良いマイクはないかな、と楽器店を覗きに行きました。そこで店員に勧められたのが『AT2020』マイクで、音質が良いという店員の言葉を信じて買うことに。今では買って本当によかったなと思います。

 <いくつかのプラットフォームで活躍されていますが、TikTokではフォロワー数4万人を超えています。コンテンツに対するフォロワーの反応もすごいですね。これからソーシャルメディアを始めようとしているアーティストに、アドバイスはありますか。どのような点に注意すればいいですか。>

 キャッチボールを大切にすることですね。フォロワーは、たとえ人数が少なくても、いろいろとコンテンツのアイデアをくれます。彼らの言うことは、何でもしなければならないというわけではありません。ただ、自分の目指すゴールに向かう、何かしらのインスピレーションをそこに見いだせるなら、チャレンジしてみることですね。私の場合、それが成長の大きな要素になっています。私の動画はほとんどが、視聴者のコメントに応える形で生まれていますよ。例えばドラマ「ブリジャートン家」の独り台詞 なんてやりたくないなと思ったとしても、そこで自分なりの表現を模索してみるんです。

 <創作活動以外の時間はどう過ごしていますか。特別な趣味などはありますか。

 嘘みたいな話ですが、今のところ創作活動が趣味ですね。日中は普通に仕事をしていますが、その後の時間はクリエイティブなプロジェクトを楽しんでいます。ウェブサイトの作り込みをしたり、動画撮影や編集、アート制作だったり。そのひとつひとつが何らかの形で注目を集めていることについては、とてもラッキーだと思っています。もしそうでなかったとしても、創作活動はやっているでしょうね。でも、睡眠時間は増えるかな。

 <今後の計画について教えてください。特に予定していることなどありますか。>

 実は、ジンクスに弱いんです。先に「何かをします」って宣言してしまうと、実現しないというジンクスがあって。だから、とりあえずこれからも頑張って、スキルアップをしながら、みんなのお手本になれるようなスペース作りと自信を与えるコンテンツ作りをしていこうと思います。

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