SPORTS FIELD + audio-technica
閉会式
これはもう説明の必要はありませんね。いきなり5000シリーズハンドヘルドタイプのワイヤレスマイクがたくさん登場しました。
私は例によって会場には入れませんので宿舎のテレビ(14インチの!)で観ていました。開会式以上に何が行なわれるのか情報をもらえませんでしたので、正直言って驚きながら観ていました。現場にいた当社スタッフ程ではないと思いますが、緊張して知らぬ間に体中に力が入っていました…。漸く落ち着いてみられるようになった頃、開会式では花火が上がったことを思い出し、きっと閉会式でも上がるだろうと、カメラを持ってベランダに出てみました。宿舎には各国のメディア、放送関係者がたくさん泊まっていましたが、最終日とあって担当の仕事が終わった人が多かったのでしょう、皆さんテレビで閉会式を観ながらベランダに出て大騒ぎをしていました。
この日は男子マラソン以外の競技はなかったので、私のパスで入れる時間にスタジアムに行ってみました。前日まで見えていた芝生はすっかり覆われて…。閉会式で使われたあのステージ状の台が既に設置されていました。
閉会式もクライマックス。聖火台が前に傾き…聖火はだんだん小さくなって…ついに消えてしまいました。
その後上がった盛大な花火
そして撤収:行事が終わっても我がサポートチームの仕事は終わりではありません。
提供した機材が各会場から戻ってくると、それを元の状態に戻して日本に送り返さなければなりません。送り出すときは整然としていた機材も、帰ってくると…。提供した時のリストとの照合や破損したもののチェック、付属品の確認など、予想以上に時間がかかる作業でした。「次の」イベントに向けて、既にこの時から準備が始まっているわけです。
マイクロホンを回収に行く GTF 鞠谷
国際営業部 小林
帰ってきた機材の様子、この後の仕分けが大変です。
式で使用したレシーバーとデバイダー
全ての行事が終わって:閉会式の終了と共に全ての公式行事が終了となり、我々の提供したワイヤードマイク、ワイヤレスマイクも世界中が注目した大イベントでその大役を果たすことができました。思えば開会の一年以上前の2003年5月に始めた調査から実に16カ月にわたるアテネ大会との関わり、長いようであっという間に過ぎたような気がします。今回の大会では、会場施設その他の工事が遅れていた関係もあり、直前まではっきりとした情報が得られない状態が続きました。そんな先行き不透明な状況の中でも最大限の努力を惜しまず、関係組織との調整や実際の製品準備、調整や輸送などに協力していただいた全ての皆さんに感謝します。
技術の立場として初めて世界的なスポーツイベントの現場に立ち会わせていただき、たくさんの情報を得ることができました。特にスポーツイベントにおけるワイヤレスマイクの扱われかたに関しては、今までほとんど情報がなかったため、大きな収穫でした。今後訪れるであろう同様の機会のためにも、今回得た情報を生かしていきたいと思います。
[report/photo:技術一課 上村文雄]
閉会式で登場した「月」のなれの果て…
上村