用語集

ジャンル:

アームレスト

レコードを再生していないときにトーンアームを保持し、固定しておくパーツです。

アクティブスピーカー

音量調整ができるアンプ内蔵のスピーカー。

アンチスケーティング、インサイドフォースキャンセラー

レコードを再生する際、カートリッジが内側に引かれる力の発生を緩和するための機構。
関連用語 インサイドフォース

アンプ

CDやレコードプレーヤーなどから送られる音楽信号を増幅する装置です。

EP(Extended Play)レコード

7インチ(17cm)のレコード盤で、片面に1曲のみを収録しているものをシングル盤、複数の曲を収録しているものをEP盤と呼ぶことが多いようです。

EPアダプター(ドーナツ盤アダプター、45回転アダプター、シングルアダプター)

通称ドーナツ盤と呼ばれる、中心穴が大きいレコードを再生する際に使用します。

インサイドフォース

回転するレコード盤にカートリッジを落としたときに、より内側に向かって行こうとする力が発生します。これをインサイドフォースと呼びます。

インシュレーター

レコードプレーヤーの脚部。スピーカーから出された音波による振動などがレコードプレーヤーに戻らないように不要振動を抑制します。

インテグレーテッドトーンアーム

ヘッドシェルとトーンアームが一体になった、海外製のアームに多く見られるタイプ。電気接点が少ないため、接点不良の悩みも少なくなります。

S/N比

信号とノイズのレベルの差を表します。

SP(Standard Play)レコード

LP以前のレコードで78回転で再生します。材質はシェラック混合物でできており、音溝が太いためSP専用のカートリッジが必要です。

AUX端子

主にオーディオ機器に備えられている端子。外部機器を接続して音声信号を出力(AUX OUT)、または入力(AUX IN)します。

LP(Long Play) レコード

直径12インチ (30cm) で収録時間最大30分、33回転(33 1/3rpm)のレコード。長時間録音ができるためLP (Long Play) 盤と呼ばれています。

オーバーハング

ターンテーブルのスピンドルからカートリッジのスタイラスまでの距離。この距離を合わせることで、水平トラッキングエラーを抑制します。

オフセット角

水平トラッキングエラーを補正するための、トーンアーム先端におけるカートリッジの取り付け角度。

カートリッジ(レコード針)

レコードから音を拾う(取り出す)パーツ。カートリッジは単体製品のほかに、始めからレコードプレーヤーに付属している場合もあります。購入の際にご確認ください。
関連用語 MC(ムービングコイル)型 MM(ムービングマグネット)型 針圧(単位:g)

カートリッジボディ

MM、VMカートリッジにおいて交換針と対になるコイル部を含んだボディ部分。

回転速度

レコードによって回転数(33回転、45回転、78回転)が異なります。

型式

MM型、VM型、MC型、空芯、鉄芯などカートリッジのタイプを表します。

カッター針

レコードの製造工程において、ラッカー盤を彫る際に使われる鋭角な形状の針。

カンチレバー

スタイラスで拾ったレコードの音溝の動きを伝えるパーツ。MC型カートリッジではカンチレバーの根本側にコイルが、MM型カートリッジではマグネットがそれぞれ取り付けられています。

キャビネット

レコードプレーヤーの筐体の外殻部分。フォノモーターやプラッター以外の部分を指すことが多い。

空芯型MC

コイルのコアに非磁性体を用いたり、コイル自体がコアを持たず中空構造となっているMC型カートリッジ。鉄心型MCと比べて出力電圧が低くなる難点がありますが、透明感が高く豊かな空間表現能力を得意とします。

クオーツロック

ターンテーブルの回転数を正確に維持するために使われる発振回路。水晶に電気を流すことで、一定の周波数が発生します。それを利用してターンテーブルの回転数を維持することができます。

駆動方式

ターンテーブルのプラッターは、フォノモーターと呼ばれるモーターで回転させています。フォノモーターは駆動方式によって「ベルトドライブ方式」「ダイレクトドライブ方式」の2つに大別されます。

駆動モーター

ターンテーブルを回転させるためのモーター。DC(直流)サーボモーターとAC(交流)サーボモーターがあります。

グルーブガード

レコードの外輪に付けられたふくらみのこと。これにより、レコードの音溝が擦れて傷つくことを防止します。

コイルインダクタンス(単位:μH、mH、H)

コイルに交流電流を流す際に発生する抵抗、コイルのターン数の多いVM(MM)カートリッジは大きくなります。

コイルインピーダンス(単位:Ω)

カートリッジに使用するコイルの交流の抵抗値。

交換針

VM型またはMM型の交換用の針を交換針といいます。交換針を取り付ける場合は、そのカートリッジに対応している交換針を選ぶ必要があります。針の摩耗などメンテナンスの際に針を交換したり、オーディオテクニカのVM型カートリッジでは針を交換して音質の違いを楽しんだりすることができます。
関連用語 カートリッジ(レコード針)

サーフェイスノイズ

スタイラスがレコードの音溝に接触する際に生じる「サー」というノイズ。

再生針

レコードの製造工程で使用するスタイラスをカッター針という呼ぶことからスタイラスのことを再生針と呼ぶことがあります。

再生周波数範囲(単位:Hz)

カートリッジで再生できるレコードの周波数範囲。

シェラック

SPレコード盤にシェラック(カイガラムシの分泌する天然樹脂)が使われていることから、SP盤のことをシェラックと呼ぶことがあります。

12インチシングル

LPと同じ直径12インチ (30cm) サイズで、シングル盤同様に片面に1曲だけ収録されたレコード。外周部分にのみ音溝が刻まれているため、シングル盤より音質が優れています。

出力電圧(単位:mV)

カートリッジの出力電圧。通常1kHzで規定の速度で動く音溝で生じる出力電圧とします。

昇圧トランス

2対の巻き線コイルの巻き線数の違いを利用して、MCカートリッジの出力電圧を昇圧する装置です。一般的にMCカートリッジの出力レベルをMMカートリッジ並みに上げます。
関連用語 MC(ムービングコイル)型

針圧(単位:g)

レコードを再生する際にカートリッジに与える重さのこと。トーンアームのバランスウエイトなどにより調整することができます。カートリッジごとに適性針圧が定められているため、その範囲内に調整して使用します。

シングル・レコード

直径7インチ (17cm)サイズで収録時間5~8分、45回転のレコード。中央に大きく穴が開いた、ドーナツ盤と呼ばれるものもあります。

推奨負荷抵抗

カートリッジに接続する、フォノイコライザーなどの入力部の負荷抵抗の推奨値。

推奨負荷インピーダンス

カートリッジに接続するフォノイコライザーなどの入力部の負荷抵抗の推奨値。

垂直トラッキングエラー

レコードの溝に対しトーンアームは支持ポイントから円弧を描きながら移動するため、レコードの外側と内側で音溝と針先の角度にズレが生じることがあります。これを垂直トラッキングエラーと呼びます。

垂直トラッキング角

カンチレバーの盤面に対する角度。VTA(Vertical Tracking Angle)とも呼ばれます。

水平トラッキングエラー

スイング式のトーンアームでは、ピボットを中心にカートリッジが円弧を描きながら移動します。そのため、音溝に対して垂直方向に動くカッター針によって作られた音溝に対し、スタイラスが傾いてしまいます。これを水平トラッキングエラーと呼びます。

スクラッチプレイ

レコードを前後にこすり音を出す、DJテクニックのこと。

スタイラス、スタイラスチップ

カートリッジのレコードの音溝に直接触れる部分。通常はカンチレバーという部品の先端に取り付けられています。スタイラスの全体もしくは先端部はダイヤモンドを研磨して作られています。

スタティックコンプライアンス

カンチレバーを含むカートリッジの振動系の動きやすさを表す。スタティックコンプライアンスは、ダンパーに一定の荷重をかけて測定します。

スタティックバランス型トーンアーム

ウエイト(おもり)の位置を移動させることにより、針圧を印加するトーンアーム。

スタビライザー

レコードの再生時にスピンドルを中心としてレコード盤の上に置いて使用するアクセサリー。レコードやプラッターの不要な共振を抑制したり、レコード盤の反りを矯正する効果があります。

ステレオ盤

盤の音溝に左右独立した音声信号が収録されているレコード盤。

スピーカー

スピーカーユニットにより、アンプからの電気信号を空気振動に変換して、人間の耳に聴こえるようにする装置です。

スピンドル

ターンテーブルの回転の中心軸。レコード盤の中心の穴をスピンドルに入れてレコードを設置します。

セミオートターンテーブル

再生時にはトーンアーム の移動や昇降は手動で行います。レコードの片面の再生が終了したところで、自動的にトーンアーム が上昇し回転も停止します。

先端曲率半径

スタイラス先端の半円状の形状の大きさのこと。LP用とSP用では大きく異なります。

反り

反りがあるとノイズが生じたり、カートリッジが飛び跳ねてしまうこともあります。

ターンテーブルシート

プラッターの共振を押さえ、レコード盤とプラッターの吸着性を高めるためのパーツ。多くのレコードプレーヤーに純正品として付属しているラバーマットもその一つです。付属品以外のターンテーブルシートには、素材や厚み、形状などさまざまなバリエーションがあり、それぞれ違った特性があります。

ダイナミックコンプライアンス

カンチレバーを含むカートリッジの振動系の動きやすさを表す。ダイナミックンプライアンスは、所定のテストレコードの音溝を使用して測定します。

ダイナミックバランス型トーンアーム

バネの力を利用して針圧を印加するトーンアーム。

ダイレクトドライブ方式

プラッターの軸がフォノモーターの軸と同一になっている駆動方式。クオーツクロックによる高い回転精度を誇り、S/N比の高さやワウフラッター(回転の不安定さからくる音の揺れ)の少なさ、回転の安定度など高い性能を持っています。

ダストカバー

プレーヤーにホコリやゴミがつくことを防ぐカバー。レコード再生時は、振動の共振を防ぐために取り外しておく場合もあります。

チャンネルセパレーション(単位:dB)

ステレオカートリッジで左右のチャンネルの分離度を表す値。値が大きい方が、各チャンネルの分離が良いことを表します。

直流抵抗

カートリッジのコイルの直流抵抗値。

DVS / Digital Vinyl System

ターンテーブルでパソコン内のデジタル音源を操作できるシステム。専用のオーディオインターフェースを介して、ターンテーブルやPC、ミキサーをつなぎ、コントロールレコード(バイナル)を使ってDJプレイが可能です。

T4P

1980年代に策定されたカートリッジの規格で、リードワイヤー(リード線)なしに直接差し込むだけで使用できます。

DIN5ピンプラグ

直径13.2mmの丸い金属シールドの内側に5ピンの信号線を配置しているDINプラグのこと。一般にプラグの信号ピンはオス、レセプタクル(ジャック)はメスと呼びます。金属シールドの一部が凹んでいる形状になっており、その凹みにより信号ピンが別のジャックに入るのを防いでいます。

鉄芯型MC

コイルのコアに磁性体を用いたMCカートリッジ。空芯型MCと比べ高い出力電圧を持ち、磁気歪みを生じるという難点もありますが、音質傾向はエネルギッシュになります。MC型の90%以上はこのタイプになります。

トーンアーム

先端にカートリッジを取り付け、レコード盤の音溝に誘導されるカートリッジをサポートします。また、カートリッジに適性針圧をかける機能もあります。

トラッキングアビリティ

カートリッジの音溝への追随性能を表しています。

ハーフインチマウント

12.7mmの間隔で設けられた、2つのカートリッジ取り付け穴でカートリッジを固定する方式です。

ハイコンプライアンス

コンプライアンス(振動系の動きやすさ)が高いこと。比較的質量の軽いトーンアームと合わせるのが良いとされています。

ハウリング

スピーカーから出る音が振動としてレコードプレーヤーに伝わり、それをカートリッジが再度拾うという循環が原因で生じるノイズ。レコードプレーヤーの設置場所や方法などを調整して対処する必要があります。

ハウリングマージン

ハウリングが発生するまでの音量の幅のこと。

ハムノイズ

電源の周波数に起因する「ブーン」という単音のノイズのこと。

針飛び

レコード再生中に、レコード盤面の傷やホコリ、レコードプレイヤーに振動が伝わることなどによって針が跳ね、音が途切れること。

ピクチャー盤

盤面にアーティストの写真や画像などの印刷した紙を挟みこんだレコードで、プレミアム盤などに使用されます。

ピッチコントロール

レコードの再生速度を変えて曲のテンポやピッチを調整する機能です。

ビニール盤(ヴァイナル盤)

一般的に流通しているレコード。塩化ビニール素材を使用しています。

VM(デュアルマグネット)型

V字型にマグネットを2つ配置したオーディオテクニカ独自の方式でMM型カートリッジの派生型。取り扱いはMM型と同様で、フォノイコライザーのMM入力に接続して使用します。
関連用語 MM(ムービングマグネット)型

PHONOプリアンプゲイン

フォノイコライザーによる増幅値(dB)を表します。

フォノアンプ

基本的にはフォノイコライザーと同義ですが、フォノアンプと記載される場合、単体のコンポーネントとしてのフォノイコライザーを指す場合が多いようです。

フォノイコライザー

レコードに刻まれた音楽信号は、RIAAという規格に基づいたフィルターがかけられており、この信号を元のバランスに戻す装置です。レコードプレーヤーとアンプの間に接続します。

フォノケーブル

レコードプレーヤーの出力端子に接続する専用のケーブル。

フォノ入力端子

フォノイコライザーを搭載しているアンプのフォノ回路を通る入力端子。MM入力とMC入力があります。

プラグイン(カートリッジ)

T4P方式のカートリッジをプラグインカートリッジとも呼びます。

プラッター

ターンテーブルにおいて実際に回転する、円盤状のパーツ。プラッターにレコード盤を載せます。

フルオートターンテーブル

スタートボタンを押すだけでレコードの再生・停止を行なうことができるレコードプレーヤー(ターンテーブル)のこと。トーンアーム(針) の移動や昇降も必要ありません。レコードの再生が終わると自動的にトーンアーム が元に位置に戻り、回転が停止します。

プレスミス

レコードが製造される過程で不具合が起きてしまうこと。

ヘッドアンプ

トランジスタなどの増幅素子により、MCカートリッジの出力電圧を上げる装置ですが、単品の製品はあまり存在していません。一般的にMCカートリッジの出力レベルをMM型カートリッジ並みに上げることができます。

ヘッドシェル

カートリッジを固定し、ヘッドシェルはユニバーサルトーンアームに取り付けて使用することで、カートリッジの取り換えが容易になります。ユニバーサルトーンアーム以外には使用できません。

ベルトドライブ方式

プラッターとフォノモーターをベルトを介して駆動させるドライブ形式。モーター特有のコギングと呼ばれる回転ムラや振動をベルトで吸収させることで、安定した回転を実現します。

マニュアルターンテーブル

トーンアーム (針)の移動や昇降をすべて手動(マニュアル)で行います。片面の再生が終了した際も自動で止まらないため注意が必要です。オート機能がない分、構造がシンプルで丈夫です。

MC(ムービングコイル)型

レコードの音溝の動きによりコイルを変位させて出力電圧を得るタイプのカートリッジ。MM型に比べて出力電圧が低いため、フォノイコライザーのMC入力や昇圧トランスなどを通してフォノイコライザーに接続します。
関連用語 昇圧トランス

MC入力

アンプやフォノイコライザーアンプにおけるMCカートリッジの入力端子。

MM(ムービングマグネット)型

レコードの音溝の動きによりマグネットを変位させて出力電圧を得るタイプのカートリッジ。MC型に比べて出力電圧が高いため、フォノイコライザーのMM入力に接続します。
関連用語 MC(ムービングコイル)型

MM入力

アンプやフォノイコライザーアンプにおけるMMカートリッジの入力端子。

無音溝

レコードの最も外周に近い部分や中心部に近いところ、曲と曲の間に刻まれている無音の溝のことです。

モノラル盤

モノラル音声を収録したレコード盤。ステレオカートリッジでも再生可能ですが、左右のスピーカーからは同じ音が出ます。

焼け

レコードに直射日光を長時間当てることにより、レコード盤の表面が荒れてしまった場合。音溝も変形してしまいノイズが生じます。

有効長

トーンアームの支点と針の接点の距離のこと。

ユニバーサルトーンアーム

アーム先端のヘッドシェルが取り外し可能になっているタイプ。カートリッジの交換が簡単なため、カートリッジとヘッドシェルのセットを複数用意しておけば、さまざまな音を手軽に楽しむことができます。

4チャンネルステレオ盤

通常のステレオ2ch(L/R)にリアスピーカー2chを追加して4chを記録した方式で、ステレオレコードよりも高周波数帯を記録しています。ディスクリート方式とマトリックス方式と呼ばれる2つの方式がありますが、現在では市販されていません。

ラバーマット

プラッターからレコードに伝わる振動を抑止し、レコードとプラッターの密着性を高めるためのラバー製マット。

ランブルノイズ

レコードプレーヤーのモーターから発せられる低周波のノイズ。

リード線、リードワイヤー

カートリッジとヘッドシェルを接続する線。リード線はカートリッジからの微弱な信号を通すため、音質が変化しやすいパーツです。

リフター

レコード盤へのカートリッジの上げ下げを補助する機構です。

レコードプレーヤー(ターンテーブル)

レコードを定速で回転させる装置。多くのものはトーンアームが備え付けられており、カートリッジに適性針圧をかけてトレースすることでレコードを再生します。

ローコンプライアンス

コンプライアンス(振動系の動きやすさ)が低いこと。比較的質量の思いトーンアームと合わせるのが良いとされています。

ワウフラッター

ターンテーブルの回転ムラのこと。