お知らせ

2021.02.16

カラオケ用マイクロホンクリーナー『AT-MC7』、新型コロナウイルスの不活化効果を確認

株式会社オーディオテクニカは、公立大学法人奈良県立医科大学(微生物感染症学講座 矢野寿一教授、中野竜一准教授)及び一般社団法人MBTコンソーシアム(細井裕司理事長)協力のもと、当社のカラオケ用マイクロホンクリーナー『AT-MC7』(2020年12月14日発売)で生成された低濃度のオゾンにおいて、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)に対する不活化効果(ウイルスの感染性を失わせること)を確認いたしました。本研究における試験及び効果の確認は、バイオセーフティレベル3の実験施設内において適切な病原体封じ込め装置のもとに実施したものであり、本機器の実使用環境における効果を示すものではありません。


AT-MC7( 製品情報はこちら )

『AT-MC7』は村⽥製作所のオゾナイザ技術を採⽤しており、当社製マイクロホン充電器『BC700 /BC701』に取り付けることで、主にカラオケ店などで使⽤されているマイクロホンをクリーニングいたします。さらに、今回の研究結果により、本マイク頭部の表面についた新型コロナウイルスによる接触感染防止にも有効である可能性が示されました。
研究に関する奈良県立医科大学からの発表 →https://www.naramed-u.ac.jp/university/kenkyu-sangakukan/oshirase/mbtsars-cov-2.html#audio-technica



AT-MC7 使用イメージ



実際の試験の様子




 

オーディオテクニカ製マイクロホンは多くのカラオケ店で使用されております。新型コロナウイルス感染拡大によりカラオケ業界が影響を受ける中で、当社として少しでも業界の発展に寄与すべく、またお客様にカラオケを楽しんでいただきたいという想いで、本製品の開発に取り組みました。今後も社会情勢に即した製品開発を行い、”音を通して心豊かな人生を”多くのお客様にお送りいただけるよう努めて参ります。

■MBTコンソーシアムについて: http://mbt.or.jp