設定・調整項目
機器リスト
機器リストの作成や機器設定を行います。オンライン接続時は、機器との同期操作により設定値を同期できます。同期状態やIPアドレスの確認が行えるほか、機器ID、機器名の設定、チャンネル名も自在に記入・レシーバーへの反映が可能です。レシーバーと充電器のカテゴライズも自動的に分けて表示されるため、判別が容易です。
リンク設定
システムごとに機器のリンク設定を行います。レシーバーの各チャンネルには、マルチトランスミッター機能により最大6台のトランスミッターを登録することができます。登録後、使用するトランスミッターの電源をいれるだけで自動的にリンクされ、使用することができます。
モニター
チャンネルの名称、受信レベルやオーディオ出力レベルがモニタリングできます。リンクしているトランスミッターの電池残量や使用可能時間も表示されるため、運用管理も安心です。また、充電器に差し込んでいるトランスミッターの充電状況が表示され、満充電までの充電時間を確認できます。
各種機能
MIX OUT設定
チャンネル8については、個別かミックスアウトの選択ができるため、指定のチャンネルをミックスして出力可能です。
DECT SCAN
運用環境下をスキャンすることで、使用可能なチャンネル数をリアルタイムに測定します。もし、PHSやほかの1.9GHz帯を使用している機器があれば検出し、最低限使用可能なチャンネル数を記録します。記録データは、スキャンレポートとしても出力ができます。
ローミングモード
最大5台までのレシーバーを1つのローミンググループとして登録できます。登録されたトランスミッターを交換することなく、それぞれのエリアで使用できます。トランスミッターを持って移動した場合に、レシーバーとの距離が離れてリンクが切断されると、ローミンググループの中から最も通信状態が良いレシーバーを自動的に探してリンクします。ローミングスレッショルドを設定することで、レシーバーが切り替わるタイミングを調整できます。なお、運用できるチャンネルは最大8チャンネルとなります。