現在レコード材料の主流は塩化ビニールだが、スチレン盤は発泡スチロールの元にもなる「ポリスチレン」を原材料として作られたレコード。塩化ビニールと比べて硬く、柔軟性はないが、材料費が安価でレコードをプレスするスタンパーの摩耗も少ないので低予算、高品質での製造が容易だったが、塩化ビニールのレコードよりダメージに弱いという欠点がある。