ビームフォーミングアレイマイクロホン

製品の特長

オーディオテクニカ独自開発のビームフォーミング技術(PAT)

話をしながら動く講師やプレゼンターの位置を正確に追従し、話者の切り替えもスムーズに行います。ビーム角度の調整ができるチルト機能を搭載しているので、キーボードのタイピング音やエアコン・空調のファン音など、会議中に気になるノイズを検知し、それらの方向にビームが向かないように自動で調整します。
ビームフォーミング技術

最大5つのプライオリティーゾーンの設定とモニタリングが可能

ビームフォーミングの設定にはカバレッジゾーンとプライオリティーゾーンの2種類があり、指定範囲を高速で音声検出・追従を行うカバレッジゾーンと、複数の指定範囲を区切って各エリアを追従する最大5つのプライオリティーゾーンを設定・モニタリングできます。プライオリティーゾーンは上役やプレゼンターなどの音声をゲイン調整することができ、別系統で抽出したり、録音したりする場合に大変便利です。また、会議によって変化するレイアウトや運用形態に合わせたプリセットの切り替えも可能です。
・16プリセットの登録と呼び出し、インポート、エクスポートができます。
カバレッジゾーンとプライオリティーゾーン

VAD技術によるサウンドフォーカスとビームセッティング

キーボードのタイピングや空調機器などの不要な音にはビームを向けないVAD技術の実装に加え、High/Mid/Lowの3段階でビーム感度の調整が可能。部屋の環境に合わせた設定を行うことができます。また、ビームの検出がされないとき(無音時)の不要な環境音を減少させる「Auto Attenuation機能」も搭載されています。
部屋の残響特性による発話位置のずれがある場合に 補正する「Room Type機能」が実装されています。  
サウンドフォーカスとビームセッティング

コンパクトサイズでさまざまな天井へ設置が可能

さまざまな施工方法で天井に設置できます。設置に必要なタイルブリッジや落下防止ワイヤー、取り付け金具などのアクセサリーは製品に付属しています。無線LANアクセスポイントと同等のコンパクトサイズと目立たないデザインで、スマートなオフィス環境を実現します。
設置バリエーション
※VESA金具は別途必要です

Dante対応とAudio-Technica LINK対応の2モデルを用意

付加機能

マイクが話者を検出してカメラが連動

独自のビームフォーミング技術(PAT)でマイクが話者を検出してカメラが連動。快適なオンライン会議や講義・授業の配信を可能にします。
動作確認済みカメラでマイクが話者を検出してカメラが連動

ボイスリフト機能搭載

広い会議室や教室において、自然なコミュニケーションを構築
一人の声を多数に届ける目的の一般的な拡声では、離れた聴衆者にも聴こえるよう、スピーカーから大きな音量を流す必要があります。ボイスリフト機能は、部屋の中の音量が均一になるため、同じ部屋の離れた人同士の会話でも、互いに近くで話しているような自然でクリアなコミュニケーションを可能にします。一般的な会議においては、話者から7m以上離れると肉声が届きにくくなると言われておりますが、ボイスリフト機能のソリューションでは、一辺が10m以上の広い部屋でその有効性を発揮します。
■ボイスリフトのゾーニングイメージ
話者から離れた位置にあるスピーカーから音を出すことで、部屋全体の明瞭度を高めます。空間を2つ以上のゾーンに分け、話者から遠い位置にあるスピーカーからのみ、話者の音声を出力します。
ボイスリフトのゾーニングイメージ
■フィードバックを抑制する独自のテクノロジー
マイクで収音した音を、同じ部屋にあるスピーカーからそのまま出力した場合、音声フィードバックによるハウリングが発生してしまいます。オーディオテクニカ独自のAFBC(Adaptive FeedBack Canceller)アルゴリズムを開発し、ハウリングにも強いボイスリフト機能のソリューションを実現しました。すでに導入されているお客様も、本体のファームウェアと専用ソフトウェアの『デジタルマイクロホンマネージャー』のアップデートを行うことで、ボイスリフト機能を有効にすることができます。

※ボイスリフト機能の詳細について >>
※ボイスリフト機能を使用する場合はDanteバージョンを最新にアップデートしてください。 >>


運用空間にて適したマイクプランニングとコマンドリンク

会議室や講義室、災害対策室などのさまざまな用途・空間サイズに合わせてマイクの必要数・配置・収音エリアをアプリケーション上にオフライン/オンラインで設計が可能です。マイクを最大20個までレイアウトでき、コマンドリンク設定によりIPコマンドを1台に送信するだけで複数のマイクを一斉ミュート、プリセットの呼び出し、パワーセーブモードへの移行が簡単に行えます。
マイクプランニングとコマンドリンク

リモコンとGPIポート

付属のリモコンでマイクロホンのミュート操作ができます。アプリケーションの設定により、操作が有効な機能を指定できるので誤操作もなく安心です。また、GPIポートを使って、外部制御機器からの接点制御も可能です。ポートが2つあるので、各ポート毎に与える機能を選択・設定できます。
リモコンとGPIポート

パートナーシップ

ATND1061DANを最大限ご活用いただき、会議室やセミナールーム、ハドルルームといった企業/公共スペースをはじめ、大学の講義室や実習室、講堂などにおいて、より円滑なコミュニケーションを行なっていただくためには、パートナー企業が提供するサービスとの連携が必要不可欠です。オーディオテクニカ製品と連携するパートナー企業をご紹介します。
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