ヘッドホン・イヤホンを識る

ハウジング

ハウジングはヘッドホンの外観を決める重要なポイントです。音質的にも重要な役割を持っており、構造や素材によって音が変化します。

ハウジングの構造


開放型(オープンエアー型)

ハウジングが密閉されておらず、ハウジング内の空気が自由に出入りするタイプ。振動板(ダイアフラム)にストレスがかからず、広い音場を実現。長時間の試聴でも聴き疲れしにくい傾向にあります。また、比較的スピーカーに近い音質になるとも言われています。ハウジング外側からの微小な音が出るため、基本的には室内向けです。

密閉型(クローズド型)

ハウジングが密閉されているタイプ。内部の音を外に漏らさず、外部の音を遮断しやすいため、遮音性が高く屋外での使用ができます。モニターヘッドホンとしても使われるケースも多いです。ハウジング内からの音漏れを防ぎ、迫力のある音質を実現したり、微細な音まで聴き取りたい時に使えます。

ハウジングの素材


ヘッドホンのハウジングには一般的なプラスチック以外にもさまざまな素材が使われています。

木(ウッドハウジング)の特長

木の持つ振動吸収性により、クリアな音質と自然な残響効果を生み出します。木材の種類によって振動吸収性は異なり、音質にも変化があります。 音質だけでなく、一台一台異なる杢目に感銘受ける人が多いことから愛好家も存在します。
杢目の違いや木材の種類、外観の仕上げかたなどが多岐にわたり、同じヘッドホンでも一台一台異なる外観を持つことがあります。
木材の種類:アサダ桜、黒檀、アフリカンパドック、チーク、シカモア、メイプルなど。
ATH-AWKT
<黒檀>
ATH-AWAS
<アサダ桜>
ATH-EW9
<アサダ桜>

メタルハウジングの特長

高い振動吸収性と剛性を併せ持つ素材で、ヘッドホンやイヤホンで幅広く使われています。 プラスチックより音がシャープになるアルミニウムや、自然な音場感を生み出すステンレス、優れた音響特性で音の再現性を高めるチタニウムなどがあります。
金属の種類:チタニウム、アルミニウム、ステンレスなど。
ATH-A1000Z
<アルミニウム>
ATH-AP2000Ti
<チタニウム>
ATH-CK2000Ti
<チタニウム>
Next
3
ワイヤレス