ここ2年くらいで、クラブやライブハウスでの活動が減ったDJやミュージシャンも少なくないはず。
ちょっとした遊びの肩慣らし、DJに興味がある人、初めてのパフォーマンス、なにもない夜の一人遊びに「Drop Beats: Music DJ」はどうでしょう。

DJナイトをバーチャルで、気軽に陽気に

「Drop Beats: Music DJ」は、DJナイトのバーチャルショーをひらける無料のアプリだ。開発はバンクーバー発。ソーシャルメディアで配信したり、友人とクローズドに共有したりしてDJナイトを楽しめる。
昨年の2021年10月に更新されたバージョン3.5.0では、SoundCloudアカウントをリンクして、自作の楽曲やお気に入りのプレイリストも再生可能になったことで、楽しみ方が広がったとの声があがっている。特にiPadミュージシャンからのフィードバックに好評なものが多い。

App Store プレビュー画面
(出典:App Store Preview

アプリ内にストリーミングされた数千の曲も引き続き利用できるため、楽曲を自分で用意しなくてもDJを楽しめる当初の気軽さも現存しつつ、Macのオーディオポートに接続されたDJコントローラー、ミキサー、楽器の使用にも対応している。(アプリはMac、iPhone、iPadに対応)。特にiPadミュージシャンからのフィードバックは好評なものが多い。

ライブ配信でのバーチャルショーは、地球を舞台にオーディエンスキャラクターがそれぞれ踊りだすのがもう一つの面白さ。動作も好きにカスタマイズできる。このキャラクターたちがだいぶ多種多様で、肌や髪色などの人種観点はもちろん、ホットドッグの着ぐるみを被った人やファストフードの店員、パンクロッカー、おばあちゃんなどなど。ちなみに、キャラクターにお酒をあたえると盛りあがりはヒートアップするらしい。気になる。

ちょっと物足りない夜に、友だちと配信を共有してこの不思議なバーチャルクラバーたちと盛り上がるのもありかもしれない。

Drop Beats: Music DJ

HP

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Eyecatch Image by Yu Takamichi(HEAPS)
Words:Hiroko Aoyama