ヘッドホンのハウジングが密閉されているタイプを「密閉型」、密閉されていないものを「開放型」といいます。空気が自由に行き来できる開放型のヘッドホンは、伸びやかで広がりのあるサウンドを楽しめますが、外部に音が漏れるデメリットがあります。そのため、室内でじっくり楽しめるよう有線接続のモデルが多い傾向にあります。オーディオテクニカの「ATH-HL7BT」は、開放型でありながら、Bluetoothによる無線接続に対応した希有なヘッドホンです。
開放的で臨場感のあるサウンドをおうちで長時間楽しめる
Bluetooth接続をサポートしているATH-HL7BTなら、ケーブルに縛られる必要はありません。寝室で動画を観た後にリビングに移動して音楽をじっくり聴いたり、家事をしながらBGM的にリスニングを楽しんだりと、おうちでの楽しみ方が拡がります。しかも、大柄で柔らかいイヤパッドを採用し、約220gと軽量だから、長時間のリスニングも苦になりません。
音質面でも妥協はありません。直径53mmという大型のドライバーを搭載し、再生周波数帯域は、5~40,000Hzといわゆる“ハイレゾ”品質。Bluetoothコーデックも、最大96kHz / 24bitのハイレゾ相当で伝送できる「LDAC」をサポートしており、無線でありながら細部まで見通しのよい、情報量の多いサウンドを楽しめます。
もちろん、ATH-HL7BTは有線接続にも対応します。付属の2mのコードでDAPやオーディオシステムと接続し、高解像度なハイレゾ音源の魅力を存分に味わうことも可能です。
【製品スペック】
製品名:ATH-HL7BT
●ヘッドホン部
型式:オープンエアーダイナミック型
ドライバー:φ53mm
出力音圧レベル:100dB/mW
再生周波数帯域:5~40,000Hz
インピーダンス:48Ω
●マイクロホン部
型式:MEMS型
指向特性:全指向性
●通信仕様
通信方式:Bluetooth標準規格Ver.5.0準拠
対応コーデック:LDAC、AAC、SBC
●その他
充電時間*:約1.5時間
使用可能時間*:連続通信(音楽再生時):最大約20時間*
質量:約220g
*使用条件により異なります。
Words: Kosuke Kusano
Photo: Hinano Kimoto