ローズウッドの筐体にシルバーのアクセントが際立つオーディオテクニカオンラインショップ限定モデルのAT-LPW50BT RW。 無骨なデザインやブラックカラーが多いオーディオ機器ですが、こちらは温かみがありインテリアにも馴染みやすいのが特徴です。

レコードプレーヤーを買おうとしたことのある人や、すでに持っている人はご存知かも知れませんが、レコードプレーヤー以外にも必要なものや、よりレコードを楽しむためのアイテムがたくさんあります。 その周辺機器もデザインに合わせたものを揃えることで、レコードを楽しみつつ、洗練されたインテリアに仕上げていくことができるのではないでしょうか。

今回は、AT-LPW50BT RWの差し色であるシルバーに合わせた、レコードの周辺機器を紹介します。

基本の基、水準器

AT615aはアルミニウム削り出しの精巧な水準器で、機能はさることながらレコードプレーヤーの脇に置いてあっても違和感のない、高級感のあるデザインです。

レコードプレーヤーの設置は水平が命です。 水平でない場所に設置してしまうと、左右の音のバランスが変わってしまったり、針飛びがしやすくなってしまう可能性があります。

こういった水準器があれば、レコードプレーヤーが置いてある「場所」に問題があるのか、レコードプレーヤー「そのもの」が傾いているのか、など問題を切り分けながら水平を確認することができます。

できれば理想的な「水平」で、レコードを楽しんでみることをおすすめします。

ヘッドホン派にはヘッドホンアンプ

次は、アルミニウムのボディでAT-LPW50BT RWとの相性もばっちりなヘッドホンアンプAT-HA2の紹介です。

「賃貸なので、スピーカーで気兼ねなく音楽を聴くのはちょっと抵抗が、、」
という周囲に配慮したいヘッドホン派の方に推したい製品です。

お手持ちのアクティブスピーカーやアンプにヘッドホン端子が搭載されていれば、とりあえずヘッドホンを接続することはできると思います。 が、あまり音が良くなかったり、そもそもヘッドホン端子が存在しない場合は接続すらできません。

AT-HA2はヘッドホン専用設計のアンプなので、備え付けの端子と比べると音質の違いに驚くでしょう。 スルー出力端子があるためフォノイコライザーとアンプの間に接続でき、大体の環境に簡単に導入できるのも魅力です。

インシュレーターでスピーカーを強化

ステンレス製のスパイクインシュレーターAT6901ST(スパイクベースAT6902ST)もおすすめです。 インシュレーターはスピーカーの下に設置する防振グッズです。

スピーカーをシェルフなどに直置きすると、振動がシェルフにも伝わって鳴ってしまうことがあります。 インシュレーターはそれを防ぎ、スピーカーの鳴りを最大化してくれます。

今回紹介するステンレスモデルは、芯のある中音域〜低音域になり「迫力のある音」が特徴です。 デザインも洗練されており、ドレスアップと音質向上を図れる点が特におすすめのアイテムです。

フォノイコライザーで音質アップ

最後に紹介するのはフォノイコライザーAT-PEQ3。

AT-LPW50BT RWには内蔵フォノイコライザーが搭載されていますが、より音質にこだわりたくなったら外部フォノイコライザーの出番です。

レコード盤の溝に記録されている音をそのまま再生すると、本来の音量より低音は小さく、高音は大きく再生されてしまいます。フォノイコライザーはそれを本来の音量に戻す役割をしています。

フォノイコライザーの解説(見出し:あえて外部の個性をもらう。外付けフォノイコライザー。)

外付け型になると、スペースの制約から開放される分、振動と放熱への対策がしやすく音質が安定する傾向にあり、アルミ製のボディがその安定性に貢献しています。
より音にこだわりたい方はぜひ、検討してみてください。

まとめ

今回紹介したアイテムは、「音が良くなり」かつ「ドレスアップ効果」も狙えるものに特に焦点を当ててピックアップしてみました。

AT-LPW50BT RWの筐体とインテリアの「木目」、AT-LPW50BT RWの差し色と周辺機器の「シルバー」。 この組み合わせは温かみがありつつ高級感を演出できる組み合わせです。

必要な機能で選ぶことの多いオーディオ機器ですが、こういった統一感で選ぶのも楽しみ方の一つといえます。
おしゃれに、いい音で、レコードを楽しんでみてはいかがでしょうか。

Words:K.3U