「レコードを聴いてみたいけれど、機材がたくさんあって難しそう」。そんなイメージを持っていませんか?確かに、初めての方には聞き慣れない用語や機器が多く、少しハードルが高く感じられるかもしれません。

実は、レコード再生は思っているよりずっとシンプル。必要なものさえ揃えれば、すぐにレコードのある暮らしが始められます。この記事では、レコード初心者の方に向けて、再生に必要な機材と、もっと手軽に楽しめるおすすめの製品をご紹介します。

レコードを聴くために必要なもの

1. レコードプレーヤー

レコードに刻まれた音の情報(音溝)を読み取る装置です。「カートリッジ」と呼ばれる部分で針が音溝をトレースし、振動を電気信号に変換します。プレーヤーによっては、カートリッジを交換して音の違いを楽しむことも可能です。

レコードプレーヤー

2. フォノイコライザー

レコードに録音された音は、物理的な制約から低音を削り、高音を強調した状態で記録されています。その音を元のバランスに戻すのがフォノイコライザーの役割です。近年はプレーヤーやアンプに内蔵されているケースも多く、初心者でも扱いやすくなっています。

フォノイコライザー

3. アンプ

整えた音声信号をスピーカーやヘッドホンで鳴らせるよう、音量を増幅する装置です。こちらもスピーカー一体型や、フォノイコライザー内蔵タイプなどさまざまな形態があります。

アンプ

4. スピーカーやヘッドホン

最終的に音を出力する装置。音楽をどんな環境で楽しみたいかによって選び方が変わってきます。

スピーカーやヘッドホン

もっと簡単に聴きたい!一台で完結するBluetooth対応レコードプレーヤーという選択肢

こうして見ると、「結構いろいろ揃えなきゃいけないのかも」と感じるかもしれません。でも、そこまで身構えなくても大丈夫。いまでは、必要な機能をあらかじめ内蔵した便利なレコードプレーヤーも数多く登場しています。

ここでは、初心者でも迷わず扱える、最初の一歩におすすめのモデルをご紹介します。まずは一枚、お気に入りのレコードをかけてみるところから始めてみませんか。

これ一台あればOK!シンプル操作で、初めての一台にもぴったり。

『AT-LP60XBT』は、カートリッジ、フォノイコライザー、Bluetooth送信機能まで内蔵されたオールインワンタイプ。フルオート式だから、レコード盤をセットして再生ボタンを押すだけで、Bluetoothスピーカーやヘッドホンからレコードの音を楽しめます。

フルオートで簡単、でももっとこだわりたい人にはこちら。

『AT-LP3XBT』は、フォノイコライザー内蔵&フルオート再生対応ながら、カートリッジ交換も楽しめる本格派。針先を変えることで音の違いを手軽に味わえるので、レコードにもっとこだわりたくなったときにも応えてくれる一台です。

どこでも気軽にレコードを楽しめる、コンパクトなプレーヤー

据え置き型のレコードプレーヤーは場所を取るから…と迷っている方にぴったりなのが、通称「サウンドバーガー」と呼ばれるこのモデル。どこへでも気軽に持ち運べて、小さなボディながら再生品質は本格的。スペースを選ばず、手持ちのレコードをもっと自由に楽しめます。

レコードプレーヤーに最適な音質設計を施した、ワイヤレス接続対応のスピーカー

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Edit:Tom Tanaka

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