ヘッドセットと聞くと、ゲームプレイやWeb会議といったオンライン通話に使うもの、というイメージを持つかたが多いかもしれません。ですが、実はゲーム配信やコンテンツ制作といったクリエイティブ活動でも、ヘッドセットは欠かせないアイテムとなっています。そんな、クリエイティブなシーンでの利用を重視したヘッドセットが、オーディオテクニカの「ATH-M50xSTS-USB」。世界中のスタジオで採用されているモニターヘッドホン「ATH-M50x」と、クリエイターに定評のあるコンデンサーマイク「AT20シリーズ」のDNAを融合し、配信や制作の現場で求められるクオリティを追求しています。

会議も配信もリスニングもシームレスに行き来できる

ヘッドホン部分のベースとなっている「ATH-M50x」は、情報量が多く解像度の高いサウンドが特徴です。FPSゲームで敵の足音の方向を正確に聞き取る際でも、仕事の合間に動画や音楽を楽しむリフレッシュタイムでも、あらゆるコンテンツを心地よく楽しませてくれます。

もう一つの主役がマイクロホン部分です。多くのクリエイターに愛用されているコンデンサーマイク「AT20シリーズ」のノウハウが活かされ、声にぴったりと焦点を合わせて収音します。口元に伸びるアームは、顔の向きや動きに左右されることなくマイクとの距離をいつでも最適に保ち、相手にはまるで隣で話しているかのようなクリアな音声を安定して届けます。

マイクを通した自分の声が自然に耳に返ってくる「サイドトーン機能」も搭載。長時間の配信やオンライン会議でも、自分の声を確認しながら自然に話せます。ブームアームを軽く上げるだけでマイクがミュートになる手軽さは、「ちょっと席を外しますね」というときや、配信中に家族に話しかけられたときなどでもさっと対応できて便利です。

朝はクリアな音声でWeb会議をこなし、日中は少しだけ良い音で好きな音楽を聴いて気分転換。夜になったら、そのまま本格的な配信をスタート。そんな風に、仕事とプライベート、そしてクリエイティブな活動の境界線をシームレスに行き来できるのが、このモデルの面白いところ。一台で何役もこなすスマートさが、現代のライフスタイルに心地よくフィットします。

多機能なので「設定が大変そう」と感じるかもしれませんが、心配ご無用。USBケーブルでPCにつなぐだけで準備が完了します。用途や気分に合わせてイヤパッドを交換できるのも、うれしい工夫の一つです。集中して動画編集をするときや夜中の配信には遮音性の高いレザータイプを、日中の長時間作業や夏場の配信には通気性のよいメッシュタイプを使い分けられます。配信者をはじめとするクリエイターの皆さんにとって、頼れる一台になるでしょう。

ATH-M50xSTS-USBの詳細を見る

Words: Kosuke Kusano
Photos:Soichi Ishida

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