映画史に残る名曲の数々が大スクリーンで蘇る。『ハンス・ジマー＆フレンズ：ダイアモンド・イン・ザ・デザート』7月11日より公開

映画音楽の巨匠、ハンス・ジマー（Hans Zimmer）。その音楽とともに映画を記憶している人も多いだろう。そんな彼の世界ツアーを記録したコンサート映画『ハンス・ジマー＆フレンズ：ダイアモンド・イン・ザ・デザート』が、7月11日（金）よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国で劇場公開される。

『グラディエーター』『ライオン・キング』ほか数々の名作音楽を、トップパフォーマーの演奏で

舞台はドバイ。コカ・コーラ・アリーナや万博会場アル・ワスル・プラザ・ドーム、さらにはアラビア砂漠やブルジュ・アル・アラブなど、多彩なロケーションで撮影されたライブ映像とドキュメンタリーが融合し、まるで映画そのもののようなスケールでジマーの音楽を映し出す。監督は、アデル（Adele）、コールドプレイ（Coldplay）、ローリング・ストーンズ（The Rolling Stones）などのライブ映像を手がけてきたポール・ダグデール（Paul Dugdale）。

本作では、『DUNE／デューン 砂の惑星』『グラディエーター』『ライオン・キング』『インターステラー』『パイレーツ・オブ・カリビアン』『ダークナイト』など、誰もが一度は耳にしたことのある名曲の数々を演奏。ガスリー・ゴーヴァン（Guthrie Govan／Gt）、リサ・ジェラルド（Lisa Gerrard／Vo）、レボ・モラケ（Lebo M／Vo）らトップアーティストたちによるパフォーマンスが、臨場感あふれる音響とともにスクリーンに展開される。

さらに、クリストファー・ノーラン（Christopher Nolan）、ドゥニ・ヴィルヌーヴ（Denis Villeneuve）、ビリー・アイリッシュ（Billie Eilish）、ティモシー・シャラメ（Timothée Chalamet）、ゼンデイヤ（Zendaya）、ファレル・ウィリアムス（Pharrell Williams）らによる特別対談も収録。各楽曲の創作秘話やジマーとの交流を語る姿から、彼の音楽に込められた情熱と哲学が浮かび上がってくる。

「映画のために作曲した音楽が、ライブパフォーマンスになり、またスクリーンに戻ってくる。それは “完全な円環” のようだ」（ハンス・ジマー）

上映劇場の中にはDolby Atmosに対応した会場もあり、コンサートさながらの没入感が体験できる。公開劇場の詳細や最新情報は公式サイトをチェック。

Edit：Tom Tanaka